線香花火 -よさこいチームちるらむ発足前夜譚- ④たかぎ編
◆なんでちるらむ入ったんだっけ
正確な日付でいつちるらむに入会したのか、よく分かりません。
誕生日にLINEをくれた佐内から、ついでで「チーム立ち上げるから良かったら話聞いて」と言われたのが2022年の11月。転勤先の仙台で、ちょうど転職と引っ越しが決まった矢先でした。
当時仙台で所属していたかざねの活動休止が目前に迫っており、それまでは転勤前に所属していたなるたかに戻る気満々でした。ユートピアの発表動画繰り返し見てた。
じゃあ何が決め手だったかといえば、どう考えてもメンバー。佐内はまあ分かるけど桃李ちえみのだめ?制作は壁いとし??絶対おもろいじゃん。
背景でめりご(佐内の同居人)が通り過ぎるzoomで佐内と2時間ほど話し込み、気づけば上記メンバーとの会議に参加するようになっていました。
振り返れば0から1を作る繰り返しで、長いようであっという間だったし、新鮮なようで懐かしい感覚でした。
GW明けの初回練で皆そわそわしてたのとか、顔を合わせるうちにだんだん打ち解けていってたのとか、久々の夏の練習がキツかったのとか、全部よく覚えてる。
お披露目の原宿スーパーよさこい1日目。表参道枠5チームのうち、最後に呼ばれた時の血が逆流するような嬉しさとか今後ずっと忘れないと思う。
◆なんで五役になったんだっけ
正確な日付でいつ五役になったのか、ますますよく分かりません。
全部署のDiscordに招待され、世界の全てを知った朝。社会人チームとしては珍しく、たくさんの人があくせく動いて運営を支えてくれていることを再確認しました。
今思い返すと、ゆるふわな半端ポジションにけじめをつけたかったのが大きい。
よくよく考えてみると、組織の中心とかそういう系は、中学の生徒会長やった時以来。右も左もわからず(今も暗中模索)ひたすらチームのことを考える日々です。
正直に吐露すると、自分は運営とか向いてないと感じます。すぐ楽な判断したがるし、状況を俯瞰できているようで見方が偏っている。
それでも1年目に参画してくれたメンツや2年目も一緒に歩んでくれるメンツ、未だ得体の知れない部分が多い2年目チームに飛び込んできてくれたメンツのことを考えたら何とかやれている、というのが実態ですね。
◆ちるらむって自分にとって何なんだっけ
世界を広げてくれる場所、ですね(ここが私の、、)。
新しいことやるにあたってのハードル低すぎだし、日々発見が多い。こんなチーム他にないでしょって思う。
社会人チーム運営の皆さんや各チームで踊ってる先輩後輩たちと交流する中で、よさこいの世界もまだまだ広いことを知れた。
自分なりに仕事も全速力でやっていますが、プライベート側でこんだけエネルギー使ってるのもそれぞれに相乗効果がありそう。
またコミュニティの観点では、これまでの友達が再結集してくれた(死ぬほど主観)と初めましてのおもろメンツが飛び込んできてくれた、普通に僕得のチームなんですよな。贅沢すぎ。
このチームでの再会を機に仲を深めたメンバーもいれば、このチームで知り合えて本当に良かったと思えるメンバーもたくさん。仕事とよさこいの両輪で体力も精神も死にかけの瞬間が多々ありますが、皆のためなら頑張れる。こんな綺麗事も大声で口にできる、気がする。
昨年のスパよさ、僕は表参道の直前円陣にて「このメンツだったらもっと先へ行ける」と言いました。今年のメンツとも、まだ見ぬ来年以降のメンツとも、もっともっと先へ行ける、気がする。
結びになりますが、ちるらむを支えてくれているメンバーや日々ちるらむを応援して下さる皆さんに感謝を。もっとたくさんありがとうが飛び交うチームにしたいと、個人的に思ってます。
体硬いし頑固で不器用なたまごかけごはんですが、皆様温かく見守っていただけたら嬉しいです。
今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願いいたしますね。
(この前結婚式の司会したから挨拶ぽくなった)
文・たかぎ