7ヘルパーズ(7人の助け手)
以前、38種類ある
バッチフラワーエッセンスの
12種類のタイプレメディについて書きました。
他にも、38種類の中には、
7ヘルパーズ(7人の助け手)と呼ばれる
フラワーエッセンスがあります。
バッチ博士は研究をしていくうちに
12種類のタイプレメディだけでは
患者の状況が改善しないことに気づきます。
それは慢性的な病気や
バランスの悪い生活によって、
基本の性格に染み付いてしまっている、
自分でさえ性格の一部のように
感じてしまっている状態がある
という発見でした。
その症状に対応してくれる
7種類のエッセンスが
7ヘルパーズ(7人の助け手)です。
今日はその中のひとつ、
「ヘザー」のエッセンスについて
お話ししたいと思います。
「ヘザー」はヒースとも呼ばれ、
イギリス全土のやせた土地に生育する
常緑低木です。
真夏の最盛期には、荒地を覆いつくすように
ピンクがかった紫色の小さな花を咲かせます。
「ヘザー」のネガティブな状態は
ひとりでいることに耐えられない
寂しがり屋です。
自分のことばかり話し
他人の話には耳を貸しません。
「私は・・・私が・・・私の・・・」
と、話し始めると止まらない。
それは自分を掘り下げることを脇において、
自分の問題について騒ぎ立てている状態です。
2010年、今から14年前の晩夏に
私はイギリスを旅しました。
その時目にしたのが「ヘザー」の丘でした。
実際、目の前にすると
周囲を自分色に染め尽くしてしまう状態の人が
イメージできました。
花は近くで見るととても可憐で
柔らかでした。
「ヘザー」のポジティブな状態は
自分に向けられた関心が
他人に向けられた時に現れる
と言われています。
話し上手は聞き上手にもなるのです。
全ての植物を圧倒する一方で
孤独に生き抜くことができる強さがある。
ネガティブな面が
ポジティブな面とも言える、
これは「統合」をもたらすもの
と、書物には書かれています。
後にも先にも
私が実際目にしたバッチフラワーエッセンス
の花はこの「ヘザー」だけです。
たとえ印象だけであっても
イギリスの地で
バッチ博士と同じ視点に立ち、
感じることができた…
私にとって「ヘザー」は
直接対話したかのような
特別なエッセンスとなりました。
表題写真
©️Flower Essence Society
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