「これもまた過ぎ去るだろう」
この言葉は、
愛読書である
エックハルト・トールの
『ニュー・アース』
の中の一節にあります。
一国の王様が
悟りを開いた賢者に
智恵をもたらすものはないか?
と尋ねます。
賢者は王様に
金の指輪を贈ります。
その指輪に彫り込まれていたのが、
「これもまた過ぎ去るだろう」
という言葉でした。
どういうことか?
と尋ねた王様に
賢者は、
「いつもこの指輪をはめておられることです。
そして何かが起こったら、
それが良いことか悪いことかを決める前に、
指輪に触れてこの言葉をお読みになるのです。
そうすれば、いつも平和な気持ちで
いることができます」
と、答えます。
私はこの話が好きで、
時々思い出しては
読み返します。
私達の日々は
本当に色々なことが起きます。
スルーできる出来事もあれば、
感情が動いて
統合ワークを行うような
出来事もあります。
いずれにしても、
「これもまた過ぎ去る」
のです。
そのことを思うと、
いつも自由を感じます。
どんなことも、
抵抗せず
判断せず
執着しない
と決めて、
「これもまた過ぎ去る」
と、呟くと
軽やかな気持ちに
切り替わります。
もし、良かったら、試してみてください。