梅雨時入りはしてませんが、長雨ですから頭痛などの不調が出てる人もいると思います。

頭痛になる原因も色々ありますが、
全てに共通してるいえることは、頭痛は酸素と血液を送ってこいという指令であり警報です

偏頭痛、緊張型頭痛、後頭部の痛み、こめかみの痛み、目の奥が痛い、耳の詰まった感じなど、色々あると思います。

例えば、雨や曇りの前になると頭痛になる人は結構いると思います

雨が降る前は低気圧がやってくるので、気圧が下がります



気圧が下がると、頭の内圧が上がるので、頭が膨れます。
膨れることで血管が収縮して血流が悪くなります。

山の上など気圧が低い場所へ行ったとき、ペットボトルやお菓子の袋が膨れ上がる現象です

もっと詳しくいうと、気圧が下がると耳の奥にある内耳の圧力センサーが作動して、交感神経を刺激します。
そうすると体内の防御反応が働いて、ノルアドレナリンなどの神経伝達物質が分泌され、血管が収縮して痛覚受容器の働きが活発になります。



つまり気圧が下がると痛覚が敏感になり、体感する痛みが強まる傾向があります。

天気の悪い日は頭痛だけじゃなく、腰痛や肩こりや関節痛などが、酷くなりやすいです。




姿勢的には、こういう顎が突き出る姿勢でデスクワークしてたりすると慢性的な頭痛になる可能性があります。

座り姿勢

普段の生活やデスクワークなどで、
猫背になると背中が丸くなって顎が突き出る姿勢となります。


この姿勢が慢性化すると、頸椎1番の上で後頭骨が前方にすべっていきます!

そうすると脊柱管が狭くなってしまいます。
赤の横線が頚椎1番です。

画像2


脊柱管の中には脊髄が入っているので、脊柱管の隙間というのはほとんどなく、
僅かなズレでもすぐに脳脊髄液の流れが阻害されてしまいます
すると頭蓋内圧は即座に上昇します。
さらに天気が悪いと低気圧によって頭蓋内圧が上昇します。

慢性的な頭痛の人は、このコンビネーションだけじゃなく、
ずっと首が硬いと思います。

頭がすっと動いて脊柱管が揃えばすぐ改善しますが、それが固くて動かない場合は、治療に時間がかかります

栄養状態が悪い人は、錆びたネジみたいなものなんで全然動かないです。
錆び止めのためにも栄養状態は非常に大事です。

また、頭蓋内には3重の脳膜があります。

画像3

この脳膜は神経が過密にめぐらされているので、脳圧の上昇によって脳膜も膨れて頭がモワモワとすると訴えます。
脳膜が少し膨れたくらいではMRIでは何も写らないので異常なしと診断されます。

頭の前方すべりによる脳圧の上昇という概念は西洋医学にはないです!

ですから医師も知らないです。

首を後ろから触ってみると、盆の窪あたり「環椎(頚椎1番)と後頭骨の間」が狭くなっていて、奥の方(前方に)凹んでいる感じがします。
その部分を引き出して行けば頭はスカッとして首の動きも軽くなります。

眼の奥の痛みも同様です。

視神経は胎生時に脳から神経が伸びてきて、水晶体を包むようにして形成されます。

ですから、視神経には脳と同じ脳膜がつながっていて、当然脳脊髄液がそこに満たされています。

つまり眼圧とは脳圧なのです。


脳圧が上昇すると眼圧も上昇しますので、頭の前方すべりによって目の奥が痛みます。


★ずっと前傾姿勢、背中が丸い、頭が下がっている感じ、

脳幹に脳がはまり込んでるような感じ。


頭を上げてあげると改善していきます



★精神的なものと言われる頭痛

ストレスから胃が痛くなるより、胃が痛いからストレスになる場合が多い
頭痛が取れないからストレスになっている



★夕方になると頭 コメカミ 目に痛み

デスクワークでパソコンを見て夕方眼精疲労が溜まってくる
など
↓

目がギュッと絞りたくなる



頭の周りの筋肉も硬くなり、奥にある動脈を圧迫する

↓

側頭部の筋肉を優しい力で指腹でマッサージして緩めるといいです


★頭が突然ガーンと痛くなる 口の周りの痺れ うまく喋れない

中で血管が切れている、脳幹の神経核に腫瘍や出血、腫れが原因
など


病院に行ってもらう

 

★脊柱管狭窄症

関節炎によって摩擦が増すので靭帯が炎症し靭帯が太くなります(脊髄を圧迫する)

後屈(後ろに反らす)すると脊椎の関節にプレッシャーがかかる(脊柱管が狭くなるので細くなる)

前屈すると脊柱管が開くので楽になります。

★骨盤(仙骨)の歪みや捻れからも頭痛になります。


これから梅雨になりますが、血流を良くするため骨格を整えて、ビタミン・ミネラルをしっかり摂って、程よい筋トレやストレッチなど、お家でできることをやっていただいて、よく噛んでご飯を食べると、顔や脳内の血流も良くなりますから、咀嚼を意識されるといいと思います。


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