コーヒータイム
コーヒーが好きです
酸味が少なくて香りが豊かで
ちょっと濃いめのが好みです
そういえば
いつ頃から飲むようになったのかな
高校生か
大学生の頃かな
大学のカフェテリアで
サンドイッチとコーヒーでランチして
ちょっと大人になった氣分がしたものだった
そういえば
子どもの頃は「紅茶」を飲んでいた
好きで飲んでいたかといえばそうではなくて
コーヒーは「大人の飲み物」だからって
子どもたちは「紅茶」でねって
「飲んだら眠れない」とか
カフェインのことなんだったら
紅茶にも
なんなら緑茶にだって
カフェインが含まれてるって知るのは
大人になってからだったけど
まあ
子どもの頃は「こんな苦いもん!」って思ってたから
お砂糖たっぷりの甘い紅茶で十分だったんだよね
家にはこんなコーヒーサイフォンがあった
週末に父が「コーヒー淹れよう」って豆をゴリゴリ挽いて
サイフォンにセットする
子ども心にも「ああ、なんかいい香り」と思ったもんだった
飲ませては貰えなかったけど
そっか
私のコーヒー好きは
この頃の思い出なのかもしれないな
今は週末じゃなくても
好きな時に好きなだけ
自分でコーヒーを淹れて飲める
アイスクリームを食べられる王子様のように
一人の時は一人用の簡単な紙パックのレギュラーコーヒー
二人の時はペーパーフィルター用に挽いてもらった豆でドリップ
大勢になったらコーヒーメーカーで
一人でも
大勢でも
いい香りを楽しめる
コーヒータイムは私の心の癒しの時間