奥が深い日本語の話
そもそも浅ければ「奥」とは呼ばんだろうという話だけど(笑)
日本語については、予てから色々思うことはあったけれど、いわゆるその道のプロでも専門家でもない「普通のおばちゃん」の私が思うことなんて、他の誰でも思ってるよね・・・と取り立てて明文化することもなく、そのままになっていたんだけれど。
日本語が崩れているのは多くの方が思うところだろう。これ、崩れている・・・と言ったけれど、本当にそうなのかな?
例えば「4分」これの読み方は?と聞かれたらなんと答える?
時間なら「よんぷん」花の咲き方なら「よんぶ(咲き)」音楽用語なら「しぶ(音符/休符)」
たったふた文字の「4分」ですら、これだけ読み方で意味が変わってくる。そして、それぞれを文脈からほぼ間違うことなく読む日本人・・・!(その文化度が欧米より劣るとは到底思えない)
もっとも、最近は「あと4分で電車がくる」というようなとき「ヨンフン」と言う人が増えている。3分は「サンフン」だし、こうやって文字変換していても「サンフン」でも「サンプン」でも「3分」って変換される。
同じ「3」でも「本数」になると「ぼん」になったり、ビールやお蕎麦などの「杯」は「ばい」になる。間違っても「サンパイ」にはならない。
複雑だよね、どう見ても。これを母国語でなく勉強して覚えようと思ったら大変だろうなと素直に認めるよ。
友人に中国語・英語・日本語の堪能な香港人の方がいる。結婚して日本に住んで20年ちょっと。ご主人は英語も達者な日本人。
その友人と歩いていた時に、雨が降ってきたので「パラパラきたね〜」というと「それ、わからない!」と言われた。彼女いわく「擬態語の種類、複雑すぎてわからない」そうだ。
パラパラ、ポツポツ、ザーザー、シトシト、ジャンジャン・・・雨の降り方を表す言葉。まだ他にもあるかもしれない。
雨はザーザー、ホースから出る水はジャージャー。同じように水が流れる音だけれど、ジャージャー雨が降るとはあまり言わない。なぜ?と聞かれて困る私・・・うーん、なぜでしょう?🙄
なぜか?はわからなくても・・・
雨が降る、たったこれだけのことを表現する言葉の数がこんなにたくさんある。これを「豊か」と呼ばずになんと言うのだろう。
言葉の微妙なニュアンスの違いを持って表現することの出来る日本語を、もっと大事に使ったり、学んだりして行こう!ワクワクしながら〜🎶
そんなことを朝っぱらから思っていたら、ゴミ収集の時間を過ぎそうになって慌てて出しに行ってきた。危うく転びそうになったのは内緒!(言ってるし(ΦωΦ))
とても複雑で、それでも奥に行けば行くほど、より枝分かれしていって、微妙な絶妙な言い回しを発見できる日本語。そんな言語を母国語として、取り立てて頑張らなくても日常的に使える私たち。
こんなに有難くて楽しいことは、もしかしたらないんじゃないの?って氣づくキッカケを下さった2つの記事を最後に紹介してみます。(つぶやきでも紹介済みだけれど、ここにも書くよ〜!(笑))
続きが書きたくなったら、また書いちゃうかもしれません。そうしたらまた読んでね(*ˊᵕˋ*)੭ ੈ よろしゅーお願いします🎶
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