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洋服買い足し不要論は成立するのか?【ワードローブ定期検診ノススメ】

皆様こんにちは。
本日は服といえば必ずと言っていいほど上がるこちらの話題について。結論から言うと成立しないと思っています。

現に販売員でなくなった今も厳選しつつなんだかんだほぼ毎月買い物してしまう自分がいます。

2024年現在の私なりに感じていること、思っていることを書き記してたいと思います。

前提条件として…立ち止まって考える以前に質の良い服をたくさん買ってきた

今回は何年でも着ることができる質の良い服だけでクローゼットが溢れてきたという方を前提にお話しします。(なぜなら私もそうだから)

実際問題、私の経験則ですが1万円アンダーのアイテムはトレンドが過ぎ去り野暮ったくなるか、そもそも品質的にワンシーズン持てばラッキーと言うようなアイテムが多い印象があります。

ゆえにクローゼットがパンパンになることなく毎シーズン買い替えざるおえなくなる。
(それこそ高校生の頃はそんなことを繰り返しを楽しめたけど、大人になると買い直すのが面倒に感じることも。)

もしそうなっていなかったとしたら、余程物持ちが良いか着れなくなったサインを見逃しているだけ。特にカットソーなどの洗濯が多いものはみるみるみすぼらしくなるので要注意。

そんな方はまず、前提条件に当てはまるように手元に残る服をお買い求めいただいてから読んでいただけたらなぁ、なんて怒られそうですが思ってしまいます。

ワードローブの定期検診ノススメ

皆様の中には私と同じように、好きな服を同じようなタイプや形の物をたくさん集めている方もいるはず。

質のいいものはたくさんあるし、これを着ればいけると思える相棒がたくさんいるかと思いますが、ふと気づくと同じ服ばかり着ていませんか?

そんな時はまず、
①ここ直近一年間で着たのか?
②今手にとってもわくわくするのか?
③今シーズンも着てみたいと思えるか?
を基準に一軍服を選抜してみてください。

③の「今シーズンも着てみたいと思える」アイテムは前項2つに当てはまらなくても問答無用で一軍にしています。(私が気分屋やから?)
①か②だけに当てはまったものは二軍服とします。

分けれましたら一軍服は基本ハンガーラックにかけて、ニットやパンツ類はオープンラックにたたんで収納し、二軍服たちは靴下類と共にチェストに収納しています。

実はストック管理がとても苦手なのと片付けも大の苦手。なので普段から着る服は基本的に外に出しておかないと服が迷子になってしまうんです。(お恥ずかしい)

そしてその選抜から漏れてしまった子達は…

時には手放すよりもお眠りいただくことも大切

この工程は人によっては理解されにくいようですが…私自身唯一、幼い頃から変わらぬ趣味が洋服なので、手放すことはよっぽどでない限りあり得ないんですよね。

ミニマリストに!物を捨てよう!なんて魂胆更々ないのでどうすれば管理しやすいか?を念頭に置いていたら今のスタイルになりました。

そもそも平均から逸脱したサイズなので、自分の体に合う服を見つけることに苦労しますし、好きなものしか買わないので無駄なものが家にないと言っても過言ではありません。

サイズアウトは今のところしたことがないのも幸いなのかもしれませんが、そもそもヴィンテージものはもう出会えないデザインも多いので綻びても直して着ています。

唯一手放すのは伸びきったカットソーや下着類や穴のあいたタイツ類。いわゆる消耗品以外は余程のことがない限り手放しません。

ただ全ての服を外に出せるほど広い部屋でもないので、ときめくアンティークブラウスと帽子類はいつでも見れるようにディスプレイして、その他のアイテムたちはきちんと洗ってから衣装ケースにたたんで収納しています。

そしてワードローブの定期検診をする際にも覗くようにして、「あ、この子復活!」と一軍に戻したりを繰り返しています。(突然これが起こるから手放せない…笑)

昔の買い物をただの無駄買いにするのも、しないのも次の買い物次第

さて、今シーズンも着たいけど、手持ちで着たい組み合わせが思い付かないとなれば、それは組み合わせが時流と違ってきたり、何より自分の気分が飽きてしまったサイン。

心配せずにその着たい服の写真を撮ってスマホに残しておくと便利ですし、そちらに合わせてニューアイテムを手にすることをすすめます。

単体は可愛いはずなのに、あわせ方がしっくりこない…実はそんなことが大半なんですよね…信頼しているファッションのプロがいるお店ならそのまま出掛けるもよし、ただそんな方がいない場合は、まず挑戦してみたいスタイルを探してみるもgood。

結局昔の自分がきちんと自身に似合う服を選べていたら、または今だにトキメキが褪せぬアイテムを選べていたら、その子を活かしてあげるのはまたそういったお買い物なのかなぁと思います。

雑誌やTikTok、InstagramなどのSNSで気になる方を探して、気になるスタイルをひたすらサンプリングすると自ずとしたい服装がわかってくるようになります。

なかなか見つけれないと言う方は、推しの服装研究してみたり、道行く人素敵なスタイルの方を見つけるのもアリ。

それでも難しい場合は「この服装はちょっと違うな」を集めていくと、避けるべきポイントが見えてくると思いますので、ぜひ試してみてくださいね。


さて、いかがでしたか?
Thym magazine にリニューアルした際にも書いたように

昔買ったものを大切にしつつも時にはトレンドにも目を向けながら自分なりに取り込んで新しいファッションにアップデートし続け、自分自身が楽しい!と感じるファッションをいつまでもしていていけるように役立つ、参考にできるmagazine

こちらがモットーで更新しておりますので。毎回必ずトレンドを洋服で取り入れるかと言われる時と場合によるとしか言えないですが、楽しむためのスパイスとして「知っておくこと」をやめないのは大切なのかなと思います。

大切なのは自分がときめくかどうか?それは「自分はこう!」と決めつけてしまったことから解放されて、まっさらな自分でどう思うかということ。

そして自分の気持ちがわからなくなった時は、ファッションにおいて信頼している人の言葉を信じてチャレンジしてみること。

そんなことの繰り返しで、またハッピーが広がっていくのかなぁ、なんて思います。
本日はここまで。ぜひ皆様の最近のお買い物事情も聞かせてくださいね。

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Thym magazine by Qi
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