【ginaさんの音声文字起こし】ペットアロマセラピーとショップ「jona to momo」について
gina(てりやき)さんの音声配信「My sweet room.」の
「【レター回答】ペットアロマセラピーと自身のショップについて」
の話がめちゃくちゃ素敵だったので、文字起こしをnoteにUPさせていただきます。
自分のための備忘録でもありますが(笑)、音声よりも文章派!な皆さんにも、この音声で語られているginaさんの想いを知ってほしくて、ginaさんに許可をもらってやらせていただきます!
ginaさんありがとう!!大好き!
🔻音声はこちら
こんにちは、てりやきです。
いつも遊びに来てくれる皆様、レターを送ってくださる皆様、フォローしてくれる皆様、いつもありがとうございます。
おかげさまで楽しくおしゃべりすることができます。
今日はですね、真面目な質問を頂いたのでそれにお答えしていきたいなと思ってます。
私は今、ペットアロマセラピストという活動をしているんですけれども、それについて教えて欲しいですっていうのがひとつと、
ネットショップ(jona to momo)もやっているので、そのお店についても知りたいです。
というご質問をいただきました。
ありがとうございます。
では早速質問に答えていきたいと思います。
まず、ペットアロマセラピーって何?っていうことなんですけれども
アロマセラピーを動物に対して使うということなんですけれども、
アロマ・香り・芳香+セラピー療法と訳される自然療法になります。
芳香植物(香りの出る植物)から抽出したエッセンシャルオイル、瓶に入っている精油のことなんですけども
これを使って健康や美容に役立てていきます。
芳香成分を体に取り入れることで体調と精神の乱れを調整するのが目的です。
だから、
「なんとなくいい香りだからリラックスできる」って言う曖昧な表現でくくられる療法ではありません。
エッセンシャルオイルの一つ一つに特性があって、芳香成分の薬理作用っていうのもかなりわかってきています。
アロマセラピーは古くから代替療法として親しまれてきました。
病気になる前の未病と言われる段階に効果があると言われています。
アロマセラピーは自然の植物のエネルギーがたくさんつまった芳香成分を使った自然療法です。
動物は人間よりとっても素直に自然の恩恵を感じて自分に必要な香りだと感じたら素直に受け入れてくれます。
本当に半信半疑の方は是非試してみてください。
リラックスは最高の薬になります。
もし興味があったらお店を覗いてみてください。
🔻jona to momo
はい。
ここまでが、ペットアロマセラピーの説明でした。
私が開いているお店について教えてくださいっていうことなので、続けてお話をしたいと思います。
まず、「jona to momo」というお店を今ネットで開いているんですけれども
これが5月の終わりに立ち上げて、現在、温かい皆様のおかげでスポンサー券などを買っていただいて、準備をしているところです。
なぜこのお店を始めようと思ったのか?っていうところなんですけれども、それは、もともと動物看護師をしていてその中で感じた事が大きくて
動物病院で働く前は全然違う仕事をしていて、動物病院で働くようになってから色々な病気があることを学んで、
動物も人と同じように病気が起こってストレスも感じているし、いろんな性格があるんだなっていうことも知りました。
看護師を13年やっていたんですけれども、その中で、治療で通院している飼い主様っていうのをずっと見てきて、
やっぱり病気の動物ももちろん大変なんですけど、それよりも、そこに連れてくる労力もいるし、毎日その動物看病しないといけないっていう”飼い主様自身”がすごく疲れているな、ということに気がついたんですね。
動物が病気になる→そして飼い主が落ち込む→そして動物の病気が良くならない…という負のスパイラルっていうのを何とかしたいっていう思いがどんどん出てきて、
「じゃあ私に何ができるのかな?」って言うのを考えてみたんですね。
そしたら、それはやっぱり飼い主の心に近づいて、それをどこまで理解できるかわからないけれども、その気持ちを聞くことならできるな、寄り添うことはできるな。って言うのを想って自分なりに見つけた答えがペットアロマセラピーというものだったんですね。
これが始めたきっかけなんですけれど、もうちょっと遡って、
何でアロマセラピーだったか?って言うと、
屋号にいる2匹の動物なんですけれども、昔私が中学の時に家に来た「ジョナ」っていうすごく可愛い犬がいて。
黄金色の毛並みで、何て言うのかな…コリーと柴犬の雑種みたいな感じで、すごく胸元とおしりと尻尾がフワフワしていて、めちゃくちゃ可愛かったんですよ。
毎日散歩に行って、「ジョナちゃん散歩いくで」って言ったら、”散歩”という単語を聞いただけで嬉しくてクルクル回り始めるんですよ。
すごい嬉しそうに回るから、こっちも嬉しくなって、そのテンションで「よし、行くで!」って言って走り回って
家が密集している隣保っていうのがあって、そこをグルグルグルグル何周かして、公園に行って、池の周りを回って帰ってくるみたいな、それが散歩コースだったんです。
毎日、すごく楽しく散歩させてもらって。
いい思い出だったなっていうのがあって。
「こんなに嬉しい気持ちにさせてもらってるのに、このジョナに私は何をしてあげたらいいんやろう?」
「癒してもらってるから、癒し返してあげたい」
そんな風にフと想ったんですね。
で、その時に
「動物を癒すってなんなんやろう?」
って思って調べたら、ペットアロマセラピーっていうのが私の前に出てきて。
動物を癒すアロマセラピーみたいな本があって、私が通っていたスクールの校長が載っていたんです。その本に。
それはマッサージとアロマの紹介で、その本を書いたのは多分、動物病院の先生やったと思うんです。小金井動物病院だったかな?
で、その先生の本を手に取って開いてみて、その最後のページに”こんなスクールがありますよ”っていうのが載ってたのが「ジアス」っていう会社がやっているアロマの学校だったんですね。
それを知ったのは24歳…もっと前かな、20歳過ぎぐらいの時かな。
その時は、なんか全然経済力もないし、学校なんか通われへんしー…
とかって思って、すごいスルーしてたんですね。
それが頭の片隅にあって、のちに動物看護師になった時にそれを思い出したんですね。
で、
「あ、そうや、アロマセラピーって何かあったな」
そこから漠然と、すごく興味を持ち出して。
「なんかこれめっちゃいいやん」って思えて。
もう看護師も何年もやってたんで、学校にも通えるし、あとは体力だけあれば大丈夫と思って。
で、スクールに通い出して。
大阪の淀屋橋っていうところにあったんですけど、結構面倒くさいんですね、私のところから行くと。
面倒くさいって言っても JR でまあまあ時間かかりますね。1時間と、地下鉄に乗り換えて15分ぐらいなんで、それを週1で3ヶ月通って、
最終的に京都で試験だったんですね。
一応、そのままなんとか合格して、ペットアロマセラピストをとって、活動を始めましたっていうのが2009年だったんですね。
なので、何かこう自分の興味持ってきたものが凄い繋がってくるのが面白くて。
やっぱり、自分と動物って切り離せないもんなんやなーっていうのを再確認したっていうところもあるし、
「人の役に立ちたい」みたいな元々持ってた部分があるので、そういうのもできるって言うのもすごいいいなって思ってて。
で、始めてみたら、最初はやっぱり受け入れられなくて。
「ペットアロマってなんやねん」
「動物にそうな匂いきついんちゃうん?やめて。」
とかすごい言われて。
病院に持ち込むまでに結構時間かかって。
「はあ…。」って思って。
「でも私でもこれやりたいしな」
って思ってて。
そしたら、院長は(ちょっと言葉悪いんだけど)程よくバカで良かったな、じゃないんだけど(笑)なんかそういうことを興味ないフリをしてくれるんですね。
だからそれに救われたと言うか。
なんだろうな、背中を押すまではいかないけど、「やったらあかん」とは言わなくて。
あかんって言ってるのはその周りの人達だけで、院長自身は何も言わなかったから、「もうやっちゃおう」と思って。笑
で、病院に自分の精油を持ち込んで、患者さん達にお話ししたり、三つ折りのパンフレットを作ってこういう事やってますっていうのを置いて案内したり、
診察室でちょっと暗い顔をしてる方とかに、オレンジの香りを自分に着けて入っていったりとか、そういうことをずっとしてました。
そしたらなんかね、ちょっと空気変わるんですよね。香りって。
めっちゃ暗い顔をしてたのに「なにこの匂い!」とか言って、ちょっとそこでワントーン明るくなって。
それだけでもええわって。
そんな使い方をずっとしてました。
それだけでも意味があったなと思ってね。
…なんか、話どの方向にいったっけ?笑
ペットアロマ取りました、で、病院で煙たがられてました、でもやっていくうちにみんなの顔もちょっと変わってきて。
「あ。いいやん。」
っていうふうに受け入れてもらえるようになってきたんですね 。
なんかもう本当にね、”受け入れられる”って凄い嬉しいじゃないですか。
だから、ほんまに肩身狭くやってたことが、
「自分の飼ってる犬にちょっとブレンドしてくれない?」とか
「虫除けスプレー作って」
とか言ってくれるのがすんごい嬉しくて、喜んでやってました。
何かを始める時に、そういう感覚のズレから起こる摩擦みたいなものってあるじゃないですか。
そういうのは仕方ないものなのかなーって、お店(ネットショップ)を始める時にも思ったんですね。
でも、現在は、やっぱりコミュニティの力ってすごい大きいなと思っていて、そこに集まってくる人って本当にみんな温かい人ばっかりで、気持ちよく背中をしてくれるから
「調子乗っちゃうよ?」
ぐらいでやってるんですけど。笑
なんかね、本当に、感動しました。
スポンサー券をすごい買っていただいたり…
こんな世界ってほんまにあるんやなーと思って。
ありがとうございます。
本当にね、もう心から感謝しています。
ちょっと、こんなトーンなんですけど、それはちょっと泣きそうだからです。
ほんとはめちゃくちゃ嬉しくて、弾けるぐらいの声で話したいんですけど、今はその声が出ません。
あと、なぜそのお店を始めたかというところでは、
やっぱり生活の部分で苦労してるのって、全く見えなくて。
私もお店のページにちょっと簡単に書いてるんですけど
動物と飼い主のしあわせのために
さいごのその時まで
穏やかな日々を送るために
わたしが出来ること
「大切なパートナーの調子が悪くなった時」
…ってね、これ一言で書いてるんですけど、これいろんなパターンがあるから。
なんかね、どう調子が悪いのか?どの段階なのか?ご飯食べれるのか?立てるのか?寝て寝たきりなのか?
本当にいろんな想像が簡単にできてしまうんですね。見て来てるって言うのもあって。
だから本当に、(飼い主さんは)責めがちになっちゃうし、
「もう私頑張れない」っていう人もいっぱいいたから、そういう人が一人で苦しまないように話せる場所でありたいなっていうのは思ってます。
やっぱり病気になるっていうのは、飼い主のせいだけじゃないし、責めて欲しくないんですね。
辛い思いをしてしまうと、やっぱりその思いは(ずっと言ってるんですけど)動物に伝わるし、
その伝わり方っていうのも体調崩すというのもあるし、
その飼い主が出す空気を見て
「え?自分ってこんなに心配されるぐらい悪いん?」
みたいに思ってることもあるから…
気持ちに嘘つけとは言わないですよ。だから「聞きますよ」って言ってるんですね、私は。
悲しみってね、なかなか深いから、癒すとかはできないかもしれないけど、ちょっと出すことで気持ちが楽になるってなすごくあるのもわかってるから、
そういう活動ができたらいいなっていうのすごく思いましたね。
やっぱり心とかのバランスを整えるって自分一人じゃ難しいから、アロマセラピーってのはすごく役に立つなって思ってます。
ちょっと香ってきただけで空気が変わるっていうのもそうだし、
なんならその薬理作用もあわよくばあやかれるてるのもあるし、
それを使ってマッサージとかをするんだったら、タッチングによる癒し、お互いの癒しもあるから
本当にコミュニケーションのひとつとして取り入れてもらいたいとも思うし、
うまく日常に取り入れてもらえたらなと思ってお店を開きました。
私のお店で扱っている物っていうのは、
元々通信販売の「グリーンドッグ」っていうところで働いていて、私はホリスティックケアカウンセラーっていうのを持っているんですけれども。
そのグリーンドッグからの商品っていうのをここに載せています。
自分が選んで載せてるんですけれども。
なので、もし「これを売って欲しいな」とかがあれば私の店から買ってもらってもいいし全然グリーンドッグから買ってもらってもいいんですけど。
同じ商品です。グリーンドッグから発送するので。
ただ、”レスキューレメディ”と”バッチフラワーレメディ”というのがあって、レスキューはそのまま単体で使えるんだけど、バッチフラワーレメディっていうのがたくさん種類があるので、
その時の感情の状態に合わせてレメディを選ぶっていう作業が必要になってくるので、これを一人でやるの大変だろうから、やっぱりその自分から見た動物っていうのと、客観的に見た動物…第三者から見た動物とか環境っていうのは、若干ずれがあると思うんで、そこで私というフィルターを通して環境をお話し(カウンセリング)で聴かせてもらって
「今こういうので悩んでるんだけどこの子に合うレメディってあるかしら」
とか、そういう形で質問いただければ、一緒に選べるかなと思ってます。
全然ネット見ながら自分で選ぶよっていうのも、それでいいと思います。
それで選んでみて、なんか違うな〜、合わないな〜、変わんないな〜っていう風に思ったら、一度相談してもらってもいいかもしれないなって思ってます。
あとは商品については、「お話券」。
これは60分の「カウンセリング券」っていうのを出してるんですけれども、
さっき言った闘病とか、あと本当に介護とか夜泣きとかね、めちゃくちゃしんどいんですよね。
ペットも人間もそうだと思うんですけど、私もね、娘の夜泣きはしんどいくて、誰か変わってくれって思うんですけど。笑
この動物の介護って、動物だから、家族はみんな仕事してる場合、やっぱり家に一番いる人がやるんですよ。
で、結局家にいる人って言うと”お母さん”が多くて。
すごく悩んで来られる方をいっぱい見てきたんですね。
で、中でも年を取ってくると前庭炎っていう病気があって。
神経がちょっとおかしくなって、立てなくて、回転しちゃったりする。止まれない、自分で。
だからずっと見とかなきゃいけないし、吠えるし、要求吠えなのか、吠えちゃいようになっちゃったのかもわからない。
夜中も吠えちゃう。
そんな風に色々あって、そのお母さんは
「もうどうしよう。私頑張れないわ。」
って言ったりもするんだけど、その時私は病院にいたから
「この子の命を預からせてくれないですか?」
「じゃあ、3時間でいいから預からしてください」
って言ったんですね。
「お母さんその間ちょっとお茶でも飲んできたり、気分転換してきてください」
って。
「ただ、ちょっと3時間の間にどうなるかは、私たちは一生懸命そばにいるけども、この子自身が何を選ぶか分からない」
「それに、環境が変わるストレスも大きい。」
ということもお話しして。
それを納得していただいた上で、お母さんどうしますか?っていう提案をするんですね。
そしたら
「疲れてるし、そんなふうに預かってもらえるって知らなかった」
っておっしゃってて。
そう、そうなんです。
知らないんですよ。
そういう大変な状態だったら預かってもらえないって思ってる人もいっぱいいて。
でも、そうじゃないんですよ。
預かってくれるところもあるはずだから、一回何かそういった介護とか症状がある方は、病院に「ペットホテルみたいな形で預かってもらえないか?」っていうの相談してみてくださいっていうのをお話ししたりしてるんですね。
やっぱり、そのいろんな介護する上での本音とかも出てくるから、
そういうのを聞かせてくださいっていう券なんです。
60分では足りないかもしれないですけど、まずは入り口として、お話どうですか?っていう券です。
あとは「お話し券」なので、普通に私に興味を持ってくれた方が”お話ししたいな”って思った時に買っていただけると応援にもつながるので、ご購入頂けると嬉しい券になってます。
ちょっと今日長くなってしまったんで、これぐらいにしておきます。
2回に分けたら良かったな。笑
でも、なんかちょっと思いを語れてよかったかなと思います。
ちょっとお聞き苦しいところあるかと思うんですけれどもご容赦ください。
それでは最後まで聞いてくださってありがとうございました。
それではまたお会いしましょう。
バイバイ。
🔻ginaさん
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・ネットショップ「jona to momo」