【ポケモンSV/藍の円盤】色メテノ厳選と対策用ドーブル育成の手引き
皆様はメテノと言うポケモンをご存知でしょうか。第七世代(サン・ムーン)で初登場したこのポケモンは、個体によって7色の姿があり、色違いのそれは宇宙をイメージさせるかのような黒色にカラフルな模様が付いた姿をしています。
第八世代(ソード・シールド)での登場はなりませんでしたが、24年1月現在の最新作であるスカーレット・バイオレットのDLC後編「藍の円盤」で再登場を果たしました。
その魅力的な色違いのメテノを捕まえたい、と思う人も少なくはないでしょう。しかし、その道はとても険しいものです。その理由と対処方法をここに記します。
色厳選の壁1:シュレディンガーのメテノ
上に記したように、メテノは7色の姿+色違いが存在しますが、そのコアの部分は硬い殻で覆われており、野生のメテノをぱっと見でどの姿か、色違いであるかを判別することはできません。
色違いの場合、レッツゴーしたポケモンが戦闘を拒否するのでそれで一応判別ができます。色違いのエフェクトを見逃すことがないように、対策用のドーブルは通常色を使うようにしましょう。
色厳選の壁2:だいばくはつ+すてみタックル
苦労してようやく色違いに巡り会えたトレーナーへの洗礼。それがだいばくはつ。色違いのメテノが目の前で弾け飛ぶ姿を見て涙したトレーナーは少なくないはずです。
それを見越して爆発対策をしているトレーナーにも、すてみタックルと言う第二の罠が張られています。まさに悪質タックル
色厳選の壁3:リミットシールド
メテノの特性「リミットシールド」はHPが減ると殻が割れてコアが出てくる(同時に種族値も変化)と言うものですが、これのせいで湿り気ゴルダックのスキルスワップで湿り気を押し付けて爆発を防ぎ、後続の捕獲要員に繋げる方法が不能になっております。
湿り気とみねうち等の捕獲適正のある攻撃技を両立できるポケモンが現状いないので、湿り気ポケモンを出したまま捕獲を試みるのはリスクが大きいです。
救世主ドーブル
藍の円盤配信に際して、メテノと同時に解禁されたポケモンがいます。
それこそ、色メテノを追い求めるトレーナーにとっての救世主となる「ドーブル」です。
ドーブル専用の技である「スケッチ」は、相手が繰り出した技をそのまま自分のものとしてコピーすることができる唯一無二の技です。
ダブルバトルなら味方のポケモンが繰り出した技もスケッチできるので、ダブルバトル主体のブルーベリー学園との相性はバツグンです。
対メテノ用ドーブルの構成
まず前提として、能力の表記としてHABCDS式で記しています。Hがヒットポイント、Aが攻撃、Bが防御、Cが特攻、Dが特防、Sが素早さと対応しています。
テラスは悪質すてみタックルを透かすためのゴースト(遭遇後即使用)。
努力値は他に流用したいならHS全振り、よりメテノに特化したいならHD全振りで(殻を破るからのパワージェムが結構痛いので)。
HS全振りでもスペシャルガード等で補強しておけば安定するはずです。性格補正(ミント)はSかDが上がる補正で。
レベルは当然100まで上げます。さらに石橋を叩くならすごいとっくんで個体値上げも行うと万全です。
そして一番肝心な技構成は以下の通りです。
【カタストロフィ/ふういん/キノコのほうし/だいばくはつ】
基本的に全てダブルバトルを利用して味方からスケッチするのが楽です。
ドーブルには後攻のしっぽを持たせるのを推奨。先にドーブルが動いちゃうとスケッチが不発します(そしてスケッチのPPは1)。
だいばくはつはやり方が少し面倒で、だいばくはつを覚えたポケモンと湿り気のポケモンを同時に出し、だいばくはつを不発させます。その後湿り気ポケモンをドーブルに交代しスケッチします(不発させた方はアイテムを使うなどしてターンを浪費してください)。
カタストロフィは四災ポケモンの専用技なのでゲットしてない人はゲットしておいてください。
大量発生~この機を逃すな!
大量発生。これは運です。メテノの大量発生が出るように祈りつつ上記の対策ドーブルの育成とサンドイッチに必要な秘伝スパイス集めに勤めましょう。
もし運良く大量発生に巡り会えたら、近場のピクニックを開けそうな場所でレポートを書きます(オートセーブもオフで)。あなたがまだ藍の円盤のストーリーをクリアしていないなら、テラスタルオーブのチャージも忘れないでください。
そしてピクニックを開き、岩タイプか飛行タイプの輝き+二つ名+αのレベル3が付いたサンドイッチを調理します。
αの部分は任意です。貴重なオシャボ等で捕まえたい場合はほかくパワー、湧き効率を上げたい場合はそうぐうパワー(同じタイプのポケモンが湧かない場所に限る)など。
サンドイッチのレシピなどはポケモン徹底攻略様のパワー検索機能が便利なので参考にしてください。
外部リンク:【ポケモンSV】サンドウィッチのレシピと効果(食事パワー)一覧
大量発生の仕様について
大量発生の色違い確率は、更に少なく~のアナウンスが出て5~10匹程度狩ったところで最大になる仕様になっています。
色違いを目視で確認できるポケモンの場合は、このアナウンスが流れたのを確認して5~10匹程度狩ってからレポートを書いてサンドイッチを食す、と言うのが主流ですが、メテノの場合は色違いが目視で判別できないので最初からサンドイッチを食して狩る方が良さげだと個人的に思っています(他の分かりづらい色違いポケモンにも言えることかも)。
Let's Go Go Go
その後はレッツゴー用のポケモンで湧くメテノをひたすら狩ります(心が痛みますが)。大量発生が終わるまでやっても出なかったらリセットして再度サンドイッチを調理して~の繰り返しです。
もし、ポケモンがレッツゴーを拒否するような仕草をしたら、それがサインです。深呼吸して、対策ドーブルを先頭にした上でエンカウントしてください。
誤ってレッツゴー用のポケモンでエンカウントしてしまった場合は慌てず焦らず逃げてください。殻メテノのS種族値は60なので逃走失敗は無いと思いますが、心配性ならピッピにんぎょうを使ってもいいです。
色メテノ遭遇後の立ち回り
初めに必ずゴーストテラスを切ってください。すてみタックル対策に必須です。殻メテノのS60に対してドーブルのS種族値は75なのでS無振りでも先手は取れるはずです(レベル差もあるので)。先手の取れる最初の1ターンでふういんを使ってだいばくはつを封印します(間違っても自分が大爆発しないように)。
殻状態のメテノは状態異常を受け付けないのでカタストロフィを使ってHPを半分づつ削っていきます(Aに振らない関係でみねうちは不採用)。
殻を破るからのパワージェムが結構痛いので逐次スペシャルガードを使うなどして特防を補強します(特にSに振ってる場合は)。
色メテノの綺麗なコアがお目見えになったらキノコの胞子が効くようになるのでサーッ!と胞子を振りまいて眠らせます。その間に回復やスペガによる特防の補強、カタストロフィでの削りを行い、目を覚ましたらまた胞子~を繰り返します。
良い具合に削れてきたらお祈りしながらボールを投げるだけです。オシャボに色メテノを入れたい方は特に入念に祈祷しておきましょう。
万が一ドーブルが倒されてしまったらこの場合も逃げてください。封印ポケモンが場を離れると封印が解けてしまうので十中八九爆ぜられます。ドーブルを回復したら(PPも回復しておくと良いです)もう一度エンカウントしましょう。
最後に
大量発生に頼らずに色メテノを厳選する方法もあるらしいですが、筆者はやったことがないのでここには記しません。
シュレディンガーの色メテノ、事前準備は大変ですがとても綺麗なポケモンなので、魅力を感じた方のチャレンジの助けになれば幸いです。