【G1回顧】フェブラリーステークス2022
2022.02.20
【フェブラリーステークス】
G1 東京 ダート1600m
【印】
◎6カフェファラオ
→1着
○13ソリストサンダー
→4着
▲10スワーヴアラミス
→13着
【買い目】
馬連:6-10.13(各1500円)(3000円)
馬連:10-13(1000円)
ワイド:6-10.13(各1500円)(3000円)
ワイド:10-13(1500円)
3連複:6-10-13(500円)
3連単:6-10.13-10.13(各500円)(1000円)
合計:10000円
回収:0円(-10000円)
【見解】
◎6カフェファラオ
結果は1着。外目4番手あたりから競馬を進め、直線でも上り最速の末脚で完勝でした。スタートはそれなりでしたが、すんなり砂の被らない外目から先行できたのが大きかったと思います。福永騎手もテン乗りでしたが、見事な騎乗でした。これで東京1600mは4戦4勝となり、もはや敵なしです。
今後は海外も視野に入れているようでどのレースを使うかわかりませんが、東京1600m以外は嫌いたい馬です。東京1600mなら芝でも好走できそうなのでないとは思いますが、安田記念に出走して欲しいです。来年のフェブラリーSでも勝ち負け必至だと思っています。
○13ソリストサンダー
結果は4着。スタートもよく前目に付けられましたが、前の馬を交わすことはできませんでした。勝ち馬の外から追走する形で、直線でも良い脚を使っていたので、前が止まらないこの馬場では仕方なかったと思います。
東京1600mはこの馬も走るので、今後も休み明け2戦以降に狙いたいと思います。
▲10スワーヴアラミス
結果は13着。ここにきての覚醒を期待しましたが、東京1600mの適性はなかったようです。終始手応え悪く、直線でもまったく伸びなかったです。
コーナー4つの1800mコースで狙いたい馬ですが、前走はかなり展開も向いたのかなとも思います。買い時は前走で、深追いは危険かも知れません。
消5レッドルゼル
結果は6着。直線では勝ち馬の真後ろにいましたが、伸びきれずでした。やはり1400mまでの馬だと思います。ただ能力のある馬なので、思い切って先行させるか最後方に控えるかの極端な競馬をすれば、1600mで好走しても不思議ではないです。もちろん人気がないのが条件ですが、来年このレースで狙う価値はあると思います。
消15テイエムサウスダン
結果は2着。少し掛かり気味かと思いましたが、強気にハナに立つ競馬をして、結果的にこれが功を奏した形となりました。馬が成長していて1600mも持つようになっているのでしょう。ただ今回は前が止まらない馬場に助けられた印象も少しあります。次走以降、1600mに出走してきたらあえて嫌いたいと今のところ思っています。
その他気になった馬
7タイムフライヤー
結果は5着。4角10番手以降の馬では最先着で唯一の掲示板と健闘しました。上り3位の末脚を使っており、次走以降も期待できる走りでした。距離短縮の東京コースで狙いたい馬です。
11ソダシ
結果は3着。先行2番手から競馬を進め、しぶとく粘りこみ馬券内を確保しました。カフェファラオに差されて、また競馬をやめてしまうと思いましたが、ソリストサンダーには抜かせず、良かったころの勝負根性を感じました。ただ馬場的に向いたこともあり、今後もダートを使うなら嫌いたいです。カフェファラオ同様に芝ダート問わず、東京1600mに適性のある馬だと思っています。次走ヴィクトリアマイルを使うなら本命候補です。
【来年以降のフェブラリーステークスに向けて】
狙いたい人気馬は
①左回り1800m以上の重賞で上り3位内勝ち 実績のある5歳以下馬
(今回該当馬:カフェファラオ)
②東京1600mの重賞(芝でも可)で上り5位内馬券内 実績のある5歳以下馬
(今回該当馬:ソダシ)
③東京1600mの重賞(芝でも可)で5番手以降上り5位内勝ち 実績のある6歳以上馬
(今回該当馬:ソリストサンダー)
狙いたい穴馬は
①1400mの中央重賞で上り4位内連対 実績のある馬
※前走重賞上り4位内で当日1-7枠に限る
(今回該当馬:なし)
②左回り1800m以上の重賞で2番手内上り1位勝ち 実績のある馬
(今回該当馬:なし)
狙いたい大穴馬は
①1800m以上のG2以上で1番手勝ち 実績のある馬
※リピーターは除く
(今回該当馬:なし)
【総括】
カフェファラオは予想通り、東京での強さを発揮してくれました。
テイエムサウスダンとソダシの好走は完全に予想外でしたが、馬場に助けられての好走感も否めませんので今後の走りに要注目です。
結局、4-5歳の3頭で決まりましたが、5歳世代はダート戦線では黄金世代と言っていい強さだと思います。4歳のOP以上での不振傾向はこの5歳世代との力関係に起因していると考え、今後のダート戦に活かしたいです。