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資産運用には目標設定が大事!

きちんと目標設定していますか?

資産運用をしている皆さんは、『根拠に基づいた』具体的な目標設定をしていますか?
多くの方は熟考された上での目標設定をされていると思いますが、もしかしたら中には目標数値には明確な根拠がないままに、漠然と「年利20%を目指したい!」などと考えている方もいるのではないでしょうか?
目先の目標を設定するには、その前にゴールの設定が必要だと僕は考えています。

僕が考えた目標設定

今日は僕が考えている目標設定について紹介したいと思います。
まずは、投資をする上で実現したいことと、実現するつもりがないことを箇条書きにしてみます。

「実現したいこと」

・日々の生活でちょっと幸せを感じられることにお金を使いたい(旅行や外食)
・今しか楽しめないことにお金を使いたい(子供と過ごす今だけの時間のために)
・子供たちの習い事に惜しまずお金を使いたい
・将来の学費確保
・老後の資金確保

「実現するつもりがないこと」

・立派な家に住むこと
・高級車に乗ること
・高級な服や貴金属を身に着けること
・億万長者になること
・FIRE、サイドFIREすること

もしかしたら他の人と比べると、あまり大きな夢は持っていないかもしれません(笑)

将来の運用計画を皮算用してみた

次に上に挙げた「実現したいこと」を実現するために、どれくらいのペースで資産を増やしていけばいいのかをシミュレーションしてみました。いわゆる「捕らぬ狸の・・・」ってやつです(笑)

これが我が家の皮算用です。
赤い部分の7年間はうちの子供たち(現在、中1と小4)が大学に通うであろう「魔の7年間」を表しています(笑)
なので取り崩し額も百万円単位にしています。

2024年の利回りが低いのはこの金額で資産運用を始めたのが夏以降であるからです。
あと、税金が0円なのは去年、大損したからw
(3年間の繰越控除)

Xなどを眺めていると資産運用をしている人たちからは「資産を増やすには『入金力』が大事」という意見をよく目にします。全くの正解だと思います。資産運用には複利の力が重要です。複利の力を高めるためには初期段階での元本を増やすことがとても効率的なので・・・。
ですが僕の皮算用の「資金追加(=入金力)」の欄はずっと0が並んでいます。
そして「取崩し」の欄には毎年金額が計上されています。
これは上で書いた「日々の生活で少しだけ幸せを感じられることにお金を使いたい」、「今しか楽しめないことにお金を使いたい」の実現のためにもお金を使いたいからです。
お金は墓場まで持っていけないですし、お金は貯めるためではなく使うためにあります。もちろん老後に向けての備えも大事ですが、それを優先しすぎて、今しか楽しめないことを我慢するのは本末転倒だと思うのです・・・。

ちなみに、今の資産運用額は2200万円ちょっとですが、皮算用の2024年の欄の運用額は2000万円です。これは来年の夏に家族でヨーロッパへ旅行したいと考えていて、その費用の200万円をあらかじめ皮算用の表から除外してシミュレーションしているからです。
これも「今しか楽しめないことにお金を使いたい」ためです。子供たちが成人してからでももしかしたら家族旅行は行けるかもしれませんが、今の歳の子供たちに広い世界を見せてあげられるのは今しかできないことです。もしかしたらそれが子供たちの将来に大きな影響を与えることになるかもしれない・・・。そんなことを考えて、来年、海外旅行に行きたいと今から計画を立てています。

目標を設定すると適切な目標利回りが見えてくる

このように実現したい将来像を明確にし、「いつまでにどれだけのお金を貯めたいか」が見えてくると、目指すべき適切な利回りが見えてきます。
そうすると「あれ?今、漠然と設定していた目標利回りは必要以上に高いな。もっとリスクを抑えた運用先に変更しようかな。」ということなどに気が付くことが出来るかもしれません。

現在の資産額も、目指すゴールも人それぞれです。だから最適なポートフォリオも投資スタイルも人それぞれです。
皆さんも一度、自分の目標を設定して、それに適した皮算用を作成してみてはいかがでしょうか?

長くなりましたが、最後までお読みいただき、ありがとうございました!

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