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たった一人の声色に狂わされる人生
※最初にお伝えしておきます。
前回の記事同様で今回もだいぶ長いです。
ただただヘタリアのフランス兄ちゃんと
声優の小野坂昌也さんが好き過ぎて
どうにかなりそうですとかいう感情を
5000字近いくらいの文字でただただ綴っています。
自分の好きを垂れ流す場所としてここのnoteを立ち上げたので、
吐き出す場所として、どうかお許し下さい (?)
長文になっちゃってるのはもう好きが溢れ過ぎちゃってどうしようもないということにさせて下さい、、、。
- - -
約14年ほど前のある日のこと。
友人が学校に持って来ていたとあるアニメのメモ帳を目にしたことがきっかけで好きになったヘタリアという作品にすっかりハマっていた私は、
その日父親が運転する車の後部座席でiPod nanoに入れていたヘタリアのキャラクターソングをイヤホンで聴いていた。
その時好きだったキャラクターはイギリス。
ザ・ツンデレ大魔王のイギリスというキャラクターに心を染めていた。
ヘタリアには中心的キャラクターが8人いて、
イタリア、ドイツ、日本、イギリス、フランス、アメリカ、中国、ロシアといった具合で、
原作である漫画の連載が始まってから17年経った今でもその8人がメインキャラクターなのは健在である。
その中でも、当時思春期真っ只中の小娘だった私は、とてつもなく軽蔑していたキャラクターがいた。
『フランス』というキャラクター。
自己肯定感の塊のような態度、そして口を開けば息を吸うように歯の浮くような甘い言葉を囁く極度の女好き、オマケに卑猥な発言もする。
そんな姿を見てすぐに感じた感想は、
なんだこの人は?
と、嫌悪感が心の中に沸々と充満していたことを覚えている。
当時はお年頃ということもあり、不真面目で不潔に見えて本当に本当に嫌いなキャラクターだった。
そういうこともあり、キャラソンも
「このフランスとかいう男だけは何がなんでも絶対に聴かない」
と、ヘタリアにハマってからしばらく経ったある日まで、頑なに聴くことを拒んでいた。
そしてその日、私は
「仕方がないからコイツ(フランス)の曲も聴いてやるか」
となぜか生意気な態度でフランスのキャラソンを聴くことにした。
そして、その時聴いたキャラソンひとつで、
私はその後の人生をまんまと180度狂わされることになる。
✵
トラック1:トレビアンな俺に抱かれ
冒頭から華やかでアップテンポな曲が流れる。
「あれ?なんか意外といい感じじゃん」
そんな感じで思春期小娘の私は普通に曲を楽しんでいた。
今考えれば本当にこの時の私は生意気過ぎていたと思う。
まあ仕方ない、まだまだ子どもの小娘だったから。
トラック2:立派やっぱパリ♪
パ〜ラ〜リ パ〜リ〜 パ〜リパリィ〜
見逃す〜な〜ぁぁ みぎひだ〜り〜〜
冒頭、ゆったりしたテンポでそんな歌詞が流れた。
そして次の瞬間───
パーラッパッパラッ パーリパッパリッ
パーリッパッ パーレード〜♫♪
なんて、曲調が軽快なテンポでリズミカルになり、まるで心を弾ませたくなるような雰囲気が鮮やかに広がっていった。
その瞬間、まるで全身に雷が轟いたかのような感覚に襲われた。
突然の衝撃で、目が見開いて自分の中にある何かが崩れていった。
もう10年以上も経っているのに、その当時の瞬間を今でも覚えているくらいには本当に衝撃的な一瞬だった。
一瞬で、耳からの刺激でゾクゾクと全身が熱って、心臓がバクバクと音をたてて、しばらくその声色を聴き流しながら放心状態になるほどだった。
よく漫画で何か衝撃的なときめきに出会うと身の回りに星屑が舞うみたいな表現あるけど、まさにそんな感じだった。
聴けば聴くほど、全身が熱く燃えて耳と脳みそが蕩けていく。
そして、この曲は途中に
う〜ん、俺好み〜♪
だの、
う〜ん、世界一〜♪
だの、
途中台詞が入ったりなど、
深みのあるまろやかな声で囁いて(?)来るような曲なのだ。
(いや、というかフランス兄ちゃんのキャラソンはだいたい台詞が入っている(好き) )
そのあまりの歌声に一瞬にして心を真っ直ぐに撃ち抜かれ、真っ逆さまに落ちてしまったのだった。
一種の一目惚れというかのような、恋に落ちるような感覚に近かった。
声の振動が自分の身体にすんなりと溶け込んで染み込んでいくような、”一番自分に刺さる声色”に出会ってしまった瞬間だった。
心の奥底の”癖”のようなものが掻き立てられて、何かに目覚めてしまったかのような、開拓されてしまったかのような、そんな感覚が全身に走る。
そして、そのおかげで私はまんまと大嫌いで仕方なかったはずのフランスというキャラが一気に一番好きな人に変わってしまったのだ。
たったひとつの声だけで。
声の力は本当に偉大だと思う。
元々フランスという国には興味があった。
何故だか幼少期からアコーディオンの音色が好きで、フランスっぽい曲調が好きだなとは薄ら思っていた。
だが、ヘタリアのフランスというキャラクターはどうにも好きになれずにいた。
そして、そんな感じから、刺さる声色の後押しで、色んな要素が全て揃ってしまい、結局フランスというキャラクターに落ちてしまった。
そんなきっかけのままキャラクターの魅力を知れば知るほどどんどん沼にハマっていって、
結局今、私はフランス兄ちゃんが大好きだ。
大好きというより、もう最愛に愛している次元に近い。
愛に満ち溢れていて格好良くて美しくて色っぽくて。
立派やっぱパリ♪というキャラソンも、人生の中では一番聴いているくらいにはダントツで聴いている曲になってしまっている。
音楽は色んなジャンルを聴くというのに、マジでこれだけは身体に染みついているほどにずっと聴いている。
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さて、そんなわけで声ひとつで価値観すらガラッと崩されてしまったわけだが。
声色が好きだと自覚すればおのずと中の人もどんな人か気になっていく。
フランスの声を担当されているのは小野坂昌也さんという超ベテラン声優さんだ。
そして、小野坂さんのことも知っていくうちに、
小野坂さんの愉快でひょうきんなお人柄、トークが面白いところ、そして根は真面目でプロ意識が格別なところ(プロの声優さんだから当たり前なのだろうが)、などなど
これまた私の好きな要素がたくさん散りばめられている小野坂さんのことも、すっかり好きになってしまっていた。
ヘタリアのドラマCDのキャストトークで声優陣のわちゃわちゃを聴きながら小野坂さんのキャストトークに胸を綻ばせたり、
キャストトークが聴きたくてヘタリアのアニメイト限定版のアニメDVDを買ってみたり、
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つい最近改めて買い直しました、
理由はもちろん声優陣も含めて本当に大好きだからです
(前回の記事で収納スペースが大変なことになった理由はこの為です)
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へへへ
他にも小野坂さんと小西さんの動画番組O+K (おたすけ)の映像をみたり、
小野坂さんのラジオをちょろっと聴いてみたり、
そんな感じでゆる〜く好きでいるうちに、
小野坂さん自らがニューヤングTVというYouTubeチャンネルを2017年に立ち上げられて、
そのまま小野坂さんのチャンネルを頻繁に流し見したり、
声が本当にとてつもなく良いな〜〜と思いながら過ごしているうちに、
月日が経った今でもやっパリ小野坂さんが一番好きな声優さんであることは変わらずにいた。
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こんな調子で、本当にずっと好き好き言い続けている。
なんかごめんなさいこんなに大好きで。
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途中キャラクターが好きなのか声の主の方がわからなくなったりしたりもし。
どっちも好きですよ。
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私は実在する好きな方々のイベントには頻繁にいく方ではあるが(お笑いとかライブとか)、
その中でもずっと好きであるはずの小野坂さんだけはずっと生でお目にかかったことがなかった。
ヘタリアの声優のイベントの映像でいつかお会いしてみたいな〜〜というのが、ずっと念願ではあったものの何故だか行けるタイミングが合わなかったり、
他の好物で動き回ってたりでなかなかそのチャンスは訪れず。
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別の用事で行けなくなった日の図
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そうして今年に入ってから何かの拍子でヘタリア熱が再沸騰したタイミングで小野坂さんにもまた熱が強火に変わり、
小野坂さんが出演されているテイルズオブシンフォニアにも興味が出始め、
そのままテイルズをプレイしてみたらしてみたで小野坂さんCVのゼロスくんにもまんまと沼落ちし、
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隠れて眠ってそうです
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復刻上映されて無事に観に行けたという
至福な出来事もありました、こちらも念願でした
そんな小野坂さんの声に踊らされている最高潮なタイミングで。
念願の、生小野坂さんを…!!!!
もう身体に染み付いてるくらいにはずっと聴き込んでいる声の生声を。
やっと堪能できた日がついに来てしまった。
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まさか、本当にこんな日が来るなんて。
しかも毎日のようにみてるニューヤングTVのイベント。
生での初対面が最高にグッドタイミングで。
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フランス兄ちゃんとメリカも
おまもりで一緒に持って行った
(ちなみになんですが、
小西さんは、ヘタリアだとアメリカの声を担当されているんですけどテイルズに出てくる主人公(操作キャラ)のロイドくんは、なんとCV小西さんなんですよね、これはこれで幸が深いです)
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本当に、夢みたいな時間過ぎました。
座席もなんか知らないけど最前列で、小野坂さんのすぐ目の前の席とかいう直近すぎて意味のわからない最良席。
大学の学祭での登壇なので、当たり前だけど普段ライブなどで行くようなホールではない。
大学で使われるようなホールなので距離感が意味わからないくらいに近い。
これ私生きて帰ってこれるのだろうか、っていう感じで、心臓が飛び出るかと思いました。
一番刺さる声色を持ってる方が目の前に現れるとか、
しかもずっと聴いてきた声の人が目の前に現れるとか、
状況的に気がおかしくなりそう過ぎて開演前ずっとお腹痛くて吐き気もやばくて。
イベントが始まってみるとずっと面白くて、お二人のトークももちろんだけど、学祭で今回のイベントを企画・運営していた学生さんたちとの掛け合いもだいぶツボで。
笑い過ぎて緊張と吐き気なんてものは吹っ飛んでいた。
あ〜〜、なんか本当に、その場を和ませて人を簡単に楽しませてしまう小野坂さんてすごいお方だなと思った。
そして衣装がとっても素敵だった。
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直近でみた瞬間本当にお洒落でとてつもなく素敵過ぎて
心臓飛び出るかと思った
こんなに長い間ずっと満たされてる気持ちにさせていただいているので、
感謝の気持ちをお伝えしたくて差し入れか何かそっとイベントのプレゼントボックスに紛れ込めたらいいなと思っていたけど、
今回はプレゼントBOXは設置されていないイベントだったので差し入れすることは叶わず。
でも、どうしても何かお気持ちだけでも迷惑にならない程度でささやかに何か贈れたら…!
今の私に出来そうなこと、何かないかな〜〜、、、
なんて色々考えて絞り出した答えが、
絵を描いてお手紙を書く、
くらいしか思い浮かばず。
出来れば存在感消したまま遠くから眺めてる存在でいたいんだけど、も。
頑張って書いてみようかなという気持ちに駆られています。
便箋も買いました。
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ファンレターなんてもの、書くの本当に久しぶりすぎて震えています。
しかもこんな、ずっと好きな人ほど何書いたらいいかわからないし考えただけで心臓バクバクしてくるしお腹が痛いです。
なんか小野坂さんは本当に特別すぎる存在に近いので、、。
他にも色々雑多に好きな人やらがいても小野坂さんに関してはちょっと格別というか次元が違いすぎる。
お手紙なんて本当恐れ多いくらい〜〜〜なんだけど、
感謝の気持ちは、、お伝えさせていただきたい、、、迷惑にならない程度に…!
と、まあこんな調子で、
今までもこれからも、小野坂さんが一番好きな声優であることには変わりはないなぁ、と、
つらつらと想いを書き殴った記事でした。
あまりにもお会いできたのが嬉し過ぎて、長年の念願すぎたので胸いっぱい過ぎて感情のまま書いてしまった結果がコレです。
好きが溢れ過ぎてなんかごめんなさい (?)
お手紙には流石にここまでの感情垂れ流したものをぶつけるわけにはいかないので、ここで垂れ流させてね。
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そんなわけで、きっとこれからも私はこの声色にずっと狂わされる人生なんだろうなと思います。
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個人で楽しむ範囲内でなら
載せても問題ないそう、
なので載せちゃう
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内容は若干違う形ではあるけど
これはある意味正夢だったのかも知れない。。。
ちゃんと伏線回収してしまっている……
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