内視鏡的治療を駒込で。
大腸癌の内視鏡的治療方法は
ポリペクトミー、EMR(内視鏡的粘膜切除術)、ESD(内視鏡的粘膜下層剥離術)がある。
👹🐖嫁の場合は 直腸においては EMR
横行結腸においてポリペクトミーで治療
いずれもTis、T1aでリンパ節転移の可能性がほとんどない病変が適応となるので、この治療ができること自体恵まれていた。
腫瘍は粘膜内にとどまっているため 一番浅いものと考えていいだろう。
肉眼型分類で0型:表在型のIsp亜有茎性 をEMRで。
(文献では治療の目安としては表在型はポリペクトミーが多いと記載があるが状況によりけりなのだろう)
EMRでは、腺腫の場合は分割切除でもよいらしいが、今回の場合早期直腸癌ということから
一括切除。ありがたや。
横行結腸の方も切除部分(断端は陰性)
まだしっかりと勉強していない部分でよくわかっていないのは組織学的なところについて
紡錘形腫大核を有する腫瘍細胞
管状の増殖
腺管:蛇行、枝分かれ、核の偽重層化、極性の乱れ
高分化管状腺癌 中等度異型管状腺腫
静脈侵襲・リンパ管侵襲
キーワードから拾っていき 知りたいことを少しずつ理解していくのは時間がかかる。
病を知ることは難しい。