初釜
今年も近くのお寺の奥様と先生が食事を用意してくださいました。蕪蒸しには鯛ときくらげ、銀杏が先生流。裏千家学園を出た頃料亭でいただいた味が忘れられないのだそうです。
今年はお茶のお稽古のエッセンスもnoteに書き留めていきたいです。
初釜といえば、花びら餅。ごぼうを甘く煮て白味噌の餡をお餅に挟んだもの。ご製は仙台の売茶翁というお菓子屋さんのもの。とっても美味しく頂きましたが、以前頂いた川端道喜の試み餅、また頂く機会があればなぁ。
売茶翁も、電話がなく、並ぶのが大変なお店として知られておりますが(電話は普通にあって教えて貰えるのです)、川端道喜さんの花びら餅はなかなか入手が困難で、あのとろっとした餡はパクッとお口をつけて頂かないと、懐紙の上でとろっと溢れでてしまいます。そんな妄想をしながらも初釜の清らかな時間は過ぎていくのでした。