私の形成の元は息子たち
起業のきっかけの大きな一つは
息子との時間をもっと大切に過ごしたい。
と言う想いがあったから。
ちょうど長男の育児休暇中に起きた3.11
大災害でテレビの中の光景は現実味を帯びない景色。
息子と同じくらいの子供も犠牲になった。
もちろん、妊婦さんも同世代のママたちも。
看護師をしていたからこそ、死生観と向き合う事例は多かったけれど
息子を産んでからのその光景は、
今までとは違う捉え方だった。
だからこそ、
息子との時間を、自分がやりたいこと、自分にしかできないことってなんだろう?って考える時間にもなった。
考えるだけで時間はすぎ、
ベビーマッサージの資格はとったものの、活かすことなく仕事復帰。
時間に追われる毎日で疲弊していた私は、1ヶ月で7キロも痩せた。
必死だった。
何にそんなに必死になってるんだろう。。。
1歳の我が子に「早くして」って言うのが、馬鹿馬鹿しくなった。
こんな生活辞めてしまいたい。
だったら辞めてしまった方がいい
と決意。
決意したからには行動は早い。
即、辞表を届け、3ヶ月後には退職。
あえてフリーランスの道に。
息子がいないと今の私はいない。
まだ看護師として生きていたかもしれない。
死生観についても、そんなに深く考えていないかもしれない。
息子がいたからこそ、人との関わりや、命と時間の使い方について
考えるようになった。
「真剣に」
人との関わり方や、命の使い方、時間の使い方について「真剣に」考えたことがある人がどのくらいいるだろうか
なんとなく、
人と付き合い、行きたくもない飲み会に参加したり、人に合わせて行動したり。。。
なんとなく、スマホを見たり、愚痴の言い合いをしたり。。
「真剣に向き合う」と何が大切で自分に何が必要なのか、
見極められるようになる。
命も時間だ。
そんなきっかけをくれたのは息子たち。
多くの人が真剣に向き合うことをしていないからこそ、
生きづらさを感じているのかもしれない。
一度、何が大切で、自分に必要なものは本当は何なのか?
真剣に向き合ってみると
いつもの「世界」が変わって見えるかもしれない。