【愛知CLベスト32】ミュウVMAX デッキ紹介
〜前文〜
はじめまして、カジと申します。
この度大規模大会で納得のいく結果が得られたので、自身の思考の整理と共有のために筆を取りました。
以下実績。
【2021-2022】
S1 ベスト8 ブルーコータス
S2 ベスト4 スマホセキタンザンVMAX
S4 ベスト4 ミュウVMAX
S5 ベスト8 アイアントLO
でたとこバトル予選 優勝
でたとこバトル決勝 ベスト8
2021愛知 3-3 ビクティニVMAX
2022福岡 4-3 ミュウVMAX
2022愛知 7-2 ベスト32 ←new!!
初寄稿のため、読み辛いところもあるかと存じますが、何卒よろしくお願いします。
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〜デッキレシピ〜
愛知CL当日使用(7-2)
今見返すと、バランスの悪い構築だったと思います。
また、前泊のため一部本意ではないところもありましたが、結果良ければ全て良し。
各カードの採用理由については以下のとおりです。
(入れ替え候補については、後述します。)
【ポケモン17枚】
○ミュウV-ミュウVMAX 3枚-3枚
vは非エク対面で多用すること、なるべくスタートしたいので枠があるなら4枚入れたい。
○ゲノセクトV 4枚
説明不要。当日3回殴った。
○メロエッタ 2枚
《アルセウス》側が最も警戒するカード。
後1エコーの210+αはもとより、メロエッタの存在自体が偉い。先手側にアタッカーをバトル場に残させず、先2の殴り始めに入れ替え札を1枚要求出来るのがおかしい。
ケアしてこなかった場合のイージーウィン率も高く、サイド落ち兼ねて2枚の採用。
○コオリッポ 1枚
上記のメロエッタ対策のため、ベンチに置かれるアタッカーへ先殴りを行えるカード。
ミラーで280エコーを通そうとベンチにいるエネ付きメロエッタの撃破やアルセウスに打点を乗せることができ、ミュウデッキの対応力を底上げしている。
アルセウスVへの120点は190テクノバスターと合わせてお守りアルセを打点補強無しで倒せる。2-2-2を通すために節約したいタブレット等を温存でき、かつ相手に1-3-2の4回殴るプランを押し付けられることが強みである。
CL前日に投入したが、採用して良かったと思えた1枚だった。
○オドリドリ 1枚
必須と思われる対面は《WTB》や《ゾロアークバレット》、2-2-2を狙ってくるトリニティチャージにもベルトを強要出来るので、擬似的な打点補助にもなり得る。様々な場面で活躍するので、これも必須の1枚。
○ネオラントV
後1エコー、終盤の確定ボス等、フュージョンシステムで不確定なドローを繰り返す必要がなくなる。タブレットの温存にも繋がるのでありがたい。
適当に使うとベンチは狭いわドロー枚数減るわで自分の首を締めることになるのでご注意を。
これくらいの覚悟が必要
○バケッチャ
ミュウを使い始めた頃は採用していなかったが、毎度手札にスタジアムやウッウロボをキープすることが現実的ではないため、ボールを当たり札にできることから採用に至った。雪道で勝ち試合を負けにされることが一番辛いため、簡単に切らないように。
準優勝の方すごすぎます。
○かがやくルチャブル
CL直前特有の気の迷い枠。
一応活躍したが、アルセにも打点が上がるダンデで良い。ネオラントVが入ってるなら尚更。
ミラーマッチも多いと踏んでいた(これは正解)ので1-3-2進行の手助けになると思ってましたが、如何せん汎用性が低すぎる。
ミラーワンパン出来たから許す
【グッズ27枚】
○ボール系 4枚-4枚-3枚
VIPパスを前日に4枚から減らすミス。
水晶があったとしてもパスは削ってはいけません。このデッキだと2ターン目以降コストを切りながらでないと展開出来ないので1ターン目に命を懸けるべきです。
ちなみに当日のロボ込み初手パス率は4/9。
微上振れ。
○入れ替え系統 ヒモ3枚-風船1枚
3枚はやりすぎ、1枚入れ替えにするべきでした。ダブルターボエネルギーの登場でゲノセクトVが手張りで逃げられるようになったため、風船と合わせて十分という考えでした。甘い。
入れ替え手段と見ないなら非常に便利で、ヒモを打ってから後出しでエコー、ブロックスライダー、エナジーミックスを選べるのは強みであった。
…ダブルターボ4枚ならいけそう?(違う)
○パワータブレット 4枚
VSTARポケモンの出現により重要度が増したカード。抜く理由がない。
余談だが、上位のレシピでサイド落ち確認のため、タブレットとベルトだけURにしてたのめっちゃ真似したい。ピン差しグッズUR派から乗り換えてしまいそう。
○ウッウロボ 3枚
福岡CLから愛用していたカード。
枠の都合で4枚から減らした。優先度は高くなく、自由枠という認識。ただ、ポケギア3.0やエネくじで代用は出来ないので、現環境のミュウに枠が余ったら迷わず突っ込もう。
余談ですが、シールド戦やでたとこバトルの時に、コインの表裏でキャッキャ出来るのがポケモンカードの良いところだと感じました。
福岡CL時のレシピ(4-3)
○やまびこホーン 1枚
ボスと合わせてサイドを調整出来るカード。《アルセウスジュラルドン》対面では特に使用頻度が高い。最近はベンチを埋めたりケアされることが多く、予選9回戦で有効に使うことは無かったが、あれば勝てる試合も多いので抜けない。
○ツールスクラッパー 1枚
《WTB》で復権しつつあるマント○○やアルセウスVのお守りを剥がせる打点補強カード。ミュウにベルトを巻く都合上、ツールジャマーは選択肢に入らなかった。
○こだわりベルト 2枚
説明不要。
○英雄のメダル 1枚
福岡CLから差し続けているカードその2。
VMAXのHPが100下がる代わりに“ワザのダメージ”で倒された際のサイドが減る。
クイックシューターで倒されると3枚持ってかれます。
以前はメロエッタが周知されていなかったため、ミュウVMAXを2体倒されて負けるのを防ぐ役割だったが、現在はサイコジャンプでVMAXが逃げなくても良くなるカードという認識である。
具体的には非エク対面で相手残りサイド3のとき、サイコジャンプで倒してゲノセクト壁の場にはエネがついて殴れるポケモンがミュウorメロエッタしか残ってないということが多々ある。
そのタイミングでエネのついているアタッカーが潰された際のこちらの殴り始めの要求値が高いことが辛く、そのまま押し切られてしまうことがあるため、アタッカーを場に2体残してかつサイドが2枚しか取られない動きを実現するために採用した。
そもそもVMAXせずにサイコジャンプやエコーで押し切れる《ゾロアークバレット》なら良いのだが、《WTB》や《ダイケンキ》等の対面ではVMAXが避けられないため、間違ってはいなかったと思う。
プレイでケアできるところもあり、スクラッパー飛んできたら目も当てられないので趣味の域だと思います。
なお本番で2戦助けられたので依存度は上がった模様...。
「黄金のメダル」で検索しがち
【サポート6枚】
○ボスの指令 3枚
タブレットやらで前を倒す機会が増えたため、4枚は過剰という印象を持っている。ともだちてちょう採用の構築では2枚削り、回収先となることが多いだろう。個人的に手帳は無くても良いと思ってます。
○カミツレのきらめき 3枚
ネオラントVがいるので2枚に減らしたいが、ゲーム中1,2回使う都合上3枚の人が多いのだと思う。4枚構築もエコーに命懸けてて好き。
【スタジアム3枚】
○崩れたスタジアム
《WTB》対面でダメカンの乗ったゲノセクトVをトラッシュしたり、置物になったネオラントVを消したりできる。
また、あなぬけのヒモと合わせてブロックスライダー打ったりと使えたり使えなかったり評価の迷うカード。
ローズタワーで良かった枠。
○結晶の洞窟
バラマキに対しての耐性が上がる。以上。
○いにしえの墓地
打点補助カード。特に《WTB》に対して情熱の雫のバリューが高くなる。
ただ《アルセウス》にはあまり刺さらず、ファッションモールに変えたかった枠。
【エネルギー7枚】
○フュージョンエネルギー 4枚
なるべく倒されない倒したくない場所に貼れると相手は嫌がる。つまるところ、相手の勝ち筋に関わらないところに貼るのがおすすめ。
クイックシューターやかがくへんかガスから守れるのは強いが、28エコーを目指すのか、相手の特性をケアした方が良いかはその場次第だと思います。個人的には前者の方が対面してると嫌。
○ダブルターボエネルギー 3枚
強いことしか書いてない(大嘘)のでフル採用したいが、フュージョンシステムでかさばることもあるため3枚。どこかで枠作って4枚にしたいとずっと思ってる。
Cレギュ時にトリプル加速を採用していたので、発表されたときは泣いて喜んだ。
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〜当日のマッチ〜
7連勝からの2連敗はダメージ大きかったです。
最終戦はベルト巻き忘れ打点計算ミスからのジャッジ案件で時間切れ。人生初めての両負けでした。
色々言いたいことはありますが、自身が招いた結果です。
皆一度は経験あると思いますが、自分のミスで勝ち試合を負けにするとほんっっっと後悔するので気をつけましょう。(戒め)
先週取り逃したプレマ😭
両負けで終わった〜とか思ってましたが、7連勝の貯金でオポが高く、32位内で色々貰えたのでヨシ!
(お相手は両負け2回の7-2でベスト64圏外、両負け怖い)
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〜予選9回戦を経て〜
前日の夜に戻れるなら、こんな感じだと思います。
改善案
デッキ作成ページはこちら。
https://www.pokemon-card.com/deck/confirm.html/deckID/6nNnLL-40UQL5-nNnNNg/
〜あとがたり〜
社会人って忙しいですね。
平日のジムバトルに行くことはなくなり、実践はシティだけという状態が続いていたので、モチベーションは下がる一途でした。
S5でアイアントLOを選択したのも、通したい動きが明確で、浦島状態でも何とかなるといった理由だったので、実際当選発表まではほとんど“エアプ”だったと思います。
そんな中、CLに向けての意見交換の場に参加する機会があり、自分の何倍もポケカに向き合っている人達の思考に触れたことで、知識と熱量を蓄えることが出来ました。彼らなくして、この結果はありません。
結局一人で頑張るより、色んな場所で、色んな相手と話すことが上達する近道なんだなぁと思った次第です。
良い話風にまとまりましたね。
何か質問などなどございましたらお気軽にコメントやTwitter(@chiral_kaji)までどうぞ。
それでは。