2.ブログ更新まで
卒業発表の翌日、どうしても外せない先約があったため、機会があるのに推しに会いに行けなかった。いや、「行かなかった」。
ヲタクが現場に「行かない」理由は全部自己都合だ、と私は思っている。
(今回は実際他現場の生誕イベントのチケットを先に取っていた、という理由だった。全くもって自己都合である。)
その日の他現場のイベントの会場はサンリオピューロランド。
奇遇にも推しのスト生時代(「ストリート生」の略。長尾しおりちゃんがスパガ加入前に活動していたiDOL Street研修生のこと。)の先輩がショーに出る日だったらしく、その子目当ての知り合いのヲタクに出くわして、開演まで少し話をした。
ショーの間、テーマパークのダンサーという道を歩んでいるその先輩を観て、推しの「その先」を少し考えた。
表舞台にはいるのだろうか?
いや、いなさそうだなあ。
なんとなく、そう思った。
ピューロランドでお昼に食べようと思っていたぐでたまのローストビーフ丼。
ただ、食欲はまだ当然のようになくて近くのマックで適当に済ませた。
生誕イベントでは、主役の子(この子も年内の卒業が決まっている)が大好きなグループの曲を歌ったり、キャラクターと一緒にパフォーマンスしていた。
彼女がアイドルになったときに挙げていた「サンリオピューロランドでのイベント」という夢が叶う瞬間だった。
その様子を観て、卒業までに推しのやりたいことがひとつでも多く叶うといいな、と思った。
そしてその翌日(6/13)、推しのブログが上がった。
(推しはとても言葉を大切にしている人なので、よかったら読んでくださると嬉しいです。)
印象に残ったのは
「アイドルとして理想の卒業」
というフレーズ。
私も、そう思っていた。
現場で本人の口から卒業発表が聞けて、卒業まで半年ある。卒業ライブも予定されている。
そして最後の生誕(11/9)を「最後だ」と思いながら迎えることができる。
これ以上望むことはないくらいの状況だと思った。
(欲を言うと私の誕生日もこの半年に含まれていてほしかったが、さすがに欲張りである。)
ブログの中で「皆さんのおかげで」という言葉がたくさんあったように感じた。
ヲタクの支持は本人の活動の成果にほかならないので、こちらこそ応援させてくれてありがとう、という気持ちである。
残りの半年間は、少しでも多くその気持ちを伝えたい。
もっと好きになっちゃうんだろうな、と思う。
好きになればなるほど寂しいのに。