第7回チップシの腕っぷしヤジリン大会大会問題②解説
どうもchipです。
この記事は、2022年9月16日22:30-24:00に行われた第7回チップシの腕っぷしヤジリン大会の大会問題②の想定解き筋の解説になります。
問題
問題はこちらになります。
https://puzz.link/p?yajilin/15/15/42b21f24v31b22d41f42g32g44e41zk45g35zg21c31e34b41l21k12i42z
いつもより ちょっと小さい 15x15（初期盤面川柳）
解説
まずは初期埋めから。
次は上から4行目に注目します。
赤・青・黄色の領域はそれぞれ2つ黒マスを置くと禁止形だったり破綻したりします。
なのでそれぞれの領域に1つずつ黒マスが入ることがわかります。
よって赤と黄色の領域でnnの手筋を使うことが出来ます。
さらに、nnの手筋により隘路が発生します。これで赤と青の領域それぞれで線が抜けられるところが2か所しかないので、赤丸の部分は線を引くことが出来ます。
次は中央の5→と5←の部分。
図のように真ん中に4マス黒マスを詰めて置くと、W型の禁止形が発生します。
よって真ん中部分には3つまでしか黒マスが入らないので、両端の部分にそれぞれ2つずつ黒マスが入ることが分かります。
ここからさらに残りの5→・5←を決めちゃいます。
例えば黒マスがこのように配置されるとき、線が上下左右に1本ずつ伸びるような線の引き方になります（風車の定理とか手裏剣型とか言われています）。
これを大会問題に当てはめると・・・
このように端に2つ黒マスを置くと赤と青の領域で偶奇が合わず破綻してしまいます。
よって赤の領域と青の領域には1つしか黒マスが入らないので中央に黒マスが入ります。
次は赤色の2↓と2↑に注目。図のように仮置きすると線が分岐してしまうのでダメ。
なので、青と黄色の領域にそれぞれ一つずつ黒マスが入ります。
この場合、黒マスの置き方は2通りになりますが、いずれにせよ赤丸の部分は必ず線が通ることが分かります。
これで5→と5←の黒マスが全て埋まりました。
赤色の4↓は同じく赤色の1↓によってnnの手筋みたいなノリで確定できます。
赤色の2→に対して壁際定理より右の青色のマスが、同じく赤色の2↓に対して黄色のマスに黒マスを置くと線が分岐してしまうので、その上の青色マスがそれぞれ黒マスになることが分かります。
上部にある赤色の1↓に対して、黄色のマスに黒マスを置くと偶奇が破綻してしまうので、青色のマスが黒マスになります。
あとは綺麗に残った真ん中の黒マスを決めて・・・
以上で完成です！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
おつかれさまでした！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！！
終わりに
以上で解説終了です！
今回はいつもより小さい15x15だったり二部構成（それぞれの問題に関連性は全くないけど）にしてみたり普段の大会であんまり見ないことをやってみました。
最近のチップシの大会問題がだいたい問題②ぐらいのレベルになっていたので問題①ぐらいのおとなしめの問題も作ってみようかな～と思ってこういう形にしてみました。
問題①も厚揚げスペシャルだったり大域小ループ禁だったりと発展手筋を使う問題ではあるんですが、まあ見やすいように調整したつもりなので結構サクサク解けると思います。
今回の優勝タイム予想は問題①が2分、問題②が5分ぐらいかな～といった感じでしょうか（大会前日に執筆しています）（フォーム作成やツイート準備も前日です）（もうちょっと計画性持って大会やらない？）
参加者多いといいな～～～～～～3（願望）
普段は不定期でヤジリンを作りつつ、音ゲーで鍵盤をシバいてたりTwitchで配信をしたりしてます（ゲーム配信がメインですが、ヤジリンを解いたり作ったりする配信もたまにしてます）
その他Dancing☆Onigiriの譜面を作ってたり、たま～～～に曲も作ったりしています。
興味あればぜひ見てみてください～
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