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洋子😆7

そしてそして…スグに 大学病院から 身内全員が 呼び出された。

ステージIVって事は…
先生から もぅ助かりません。残念です。とか言われるの?!そんな事言われたら どーゆぅリアクションとったら いぃの??😓 って少しだけ 思ってました。そんな不吉な事 考えたら いけないと わかっていても…
母親からも もぅ、出血したら 終わりだよ!と聞かされていたので…何となく。

先生に呼ばれ、姉の旦那、私、兄貴…が 先生の発言に注目する。
だけど、先生は
えっとー、お姉さんの病気は 子宮頸がんIV!緩和治療始めるからー。抗がん剤使って ー、えっとー…
わかるよね?!
的な感じでお話しされて…
身内はポカーーーンとしてしまった。もちろん 誰も何も言葉を発せず…。
それは、先生が治してくれるんであろう。もちろん。姉が死ぬはずはなぃので。と言う思いからなのであろう。少なくとも 私はそーだった。
そして、そのリアクションを見た先生は…ちょっと カチンときたのか…わからない。何故、誰も泣かないのか??なんで 皆 無言なのか??
と思ったのか。それは 先生にしか わからないのだが…💦
質問は??
と聞かれたので…えっ?!治るんですよね??と 私は聞いたような覚えがある。
先生は それはー、抗がん剤次第だねぇー…なんて答えてくれたような気がしてる。

帰ってからも モヤモヤする。あの先生、やけに 淡々と話してたし、なんか 素っ気なくない???あんなもんなの??医者って。

そー言えば、母親の時も昔 大学病院で あっちの科で診てもらってくれ…と婦人科と泌尿器科を行ったり来たりさせられたと。いつもボヤいてたっけ…💦 (うちの母親は 子宮がんで 人工膀胱、人口肛門を付けて 10年以上も 生活していた)
だから、お医者さんに対して いぃ印象が これっぽっちもなかったのだ。

ドラマで見る 残念ながら…お姉さんの病気は治らない。緩和ケアして…様子見るしか 手立てはありません。
そんな感じを想像してたのだが…
そんな感じではなく…あまりに、先生が淡々と話すので…
その時は ステージIVとは なんぞや??もしかしたら 治るんだよね??抗がん剤 効いたら 大丈夫だよね?!って 思ってしまったのかもしれない。

その後、姉が抗がん剤始まったら 髪の毛抜けちゃうのかな…あの金髪のサラサラロングが 抜けたら ショック受けて泣くかも。ウィッグ用意しなきゃかな…帽子被って貰おうかな…とか なんせ 見た目 第一の姉だから…と 必死にアレコレと探した。

何回か病院に付き添う事もあったが、ある日、姉の旦那との診察に付き合う事になった。
その時に、先生に言われた言葉が 何とも忘れられなくて。
姉が何かを先生に言った時に、
いぃかい?!あんたは死ぬんだよ!?って…ちょっと 突き放すような言い方をした。
私は それが頭から離れない。
えっ?!この先生 何言ってるの?!と思った。何なの?こいつ!!!って言う気持ちを抑えた。なぜなら、姉が反感かったら 診て貰えなくなるんじゃないかと思って…

その後の検査に 付き合った時なんて ほんとに酷かった。
姉は 腰の痛みが酷く、待合室で 座ってられないのに。待ってる患者も居なかったのに、30分以上待たされた。
診察室の中からは 先生と、看護婦の笑い声が聞こえてきて…。
私は 忘れられてるのかと思って 受付に走り まだかまだか?!と急かしたのだ。
姉は痛いよー…座ってられないよー…って…泣

そして、また
あんな言葉を吐こうもんなら、言ってやる!!!と思っていた。
しかし、呼ばれて中に入ると いつもと違って にこやかに笑った医者が 親身に話を聞いてきた。体調は大丈夫ですかー??いつでも 痛かったら言ってくださいね。ニコッ。

えっ?!
キレるポイント ひとつもなかったんだけど!!!???😅
拍子抜けした。

でも、姉は言っていた…
いつも あんな優しくなんかない。
素っ気なくて 冷たくて
耐えられない😭と…。

ほんと 頭にきた!!!!

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