月の満ち欠け
概要
公開日:2022年12月2日
上映時間:128分
監督:廣木隆一
原作:佐藤正午
脚本:橋本裕志
製作:高橋敏弘 荒木宏幸 弓矢政法
渡辺勝也 浅田精浩 伊藤亜由美 井田寛
エグゼクティブプロデューサー:吉田繁暁
筒井竜平
企画:新垣弘隆 遠藤日登思
プロデューサー:新垣弘隆 遠藤日登思
アソシエイトプロデューサー:諸田創
ラインプロデューサー:湊谷恭史
撮影:水口智之
照明:北岡孝文
録音:深田晃
美術:丸尾知行
装飾:吉村昌悟
スタイリスト:篠塚奈美
ヘアメイク:永江三千子
特殊メイク:宗理起也
編集:野本稔
音楽:FUKUSHIGE MARI
「Ikiteikudakede(feat.Ruri)」
劇中歌:ジョンレノン「Remember Love」
音楽効果:佐藤祥子
音楽プロデューサー:高石真美
助監督:木ノ本浩平
キャスト
小山内堅:大泉洋
正木瑠璃:有村架純
三角哲彦:目黒蓮
縁坂ゆい:伊藤沙莉
正木竜之介:田中圭
小山内梢:柴咲コウ
小山内瑠璃:菊池日菜子
縁坂るり:小山紗愛
ストーリー
小山内堅は、愛する妻と家庭を築き、
幸せな日常を送っていたが、
不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を
同時に失ったことから日常は一変する。
悲しみに沈む小山内のもとに、
三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。
事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの
三角に会いに来ようとしていたという。
そして、三角は娘と同じ名前を持ち、
自分がかつて愛した「瑠璃」という
女性について語り出す。
それは数十年の時を超えて明らかになる
許されざる恋の物語だった。
感想
初め観ている時は、「ん?どういうことだ?」
っと頭を傾げてしまった。
しかし次第に、点と点がつながっていき、
謎が解けていく感じがしました。
人生悔いの残らないように
誠意一杯生きようとしても
そんな事はなかな難しくて、
「ああしておけばよかった」
「こうしておけばよかった」って
過去を悔やんでばかり。
でも思いは来世でも繋がっていく
そんなことを感じました。
強い愛は生まれ変わっても
繋がっていく。
そんなことを信じていきたいと
思わせてくれました。
“人はみんな誰かの生まれ変わり“
そんな台詞が心に残っています。
“あなたにも、生まれ変わっても
逢いたい人はいますか?“
私はいます。
離れたことを後悔はしていません。
でももっとやってあげられたことが
あったんじゃないか
と今でもふと思うことはあります。
そんな時、この映画を観て
「まだ死んでないんだから、
今からでも遅くない」
そう思いました。
連絡する勇気は必要だけど、
死んでからじゃ遅い。
生まれ変わっても記憶があるとは限らない。
そう思ったら今行動するしかない。
そう思いました。
赤ちゃんはお母さんを選んで降りてきてくれる。
だから今の両親の下に生まれたのは必然。
自分が選んだのだから。
その中で前世で私がやり残したことを
精一杯行うことが、私の人生。
悔いの残らないように
自分の人生謳歌させましょ。
自分の幸せは自分で掴み等しかない。
生まれ変わっても逢いたい人に
会いに行っている瑠璃は強いな。
あんな女性になりたい。
そんなことを思わせてくれる
私のイチオシ映画でした!