生まれ変わったらコント師になりたい
私の頭の中は最近こればかりだ。
今までの私は見るだけで幸せだったのだが、とうとうやりたくなってしまった。コントを見るととてもワクワクする。
私はお笑いが大好きだ。
家でテレビを見るときは9割型お笑い番組だし、YouTubeや芸人のラジオを聴いたりはもちろん、1人でライブにも行く。
ただ、顔をピクリとも動かすことなくお笑い番組を見終えてしまうこともあるくらいストライクゾーンは狭い。
もちろん漫才も好きだが、やりたいのは断然コントなのだ。
それも内容のあまりないコントは好みじゃない。しっかりと内容のある演技派のコントが良い。
面白くないコント師も沢山いる中で、面白いコント師というのは本当にすごい。
コントの何が好きかってとにかく演技力がすごいのだ。ネタの中に存在する人物が素晴らしい(語彙力)。
もうあの演技だけでもすごいのにネタも自分たちで書いているのだ。それも1つではない。どんどん作っているのだ。もうすごすぎる。コント師ハンパない!
ネタを書き、演じる。ああ、ワクワクする。
コント師というものは、とてつもなくコントを愛していないとやっていけないのではないかと思う。コントだけで食べていくのは大変だからだ。漫才師よりも売れるのが大変なんだそう。
私のあこがれる理由はここにもある。
食べていくのが大変でも、それでもコントがしたい。コントが好きだ。という気持ちで突っ走っている(突っ走ってきた)というのが「青春」というかなんというかそんな感じがしてとてもいいなあと思うのだ。
現実はそんなキラキラしたものじゃなくてきっととても厳しいんだろうけど。
仲間とルームシェアして、バイトを掛け持ちして、これからどうやってやっていこうかと不安になりながらもネタを書き、ちゃんとご飯も食べれず、電気は止められ…、でも、それでも、コントをやり続ける。好きだから。
ああ、素晴らしい。やっぱコント師カッコいい!私もそんな生き方がしたい!
と思うのだが、
私がコント師になりたいのは今じゃない。「生まれ変わったら」だ。
今の私にはどう考えても技量が足りないし、ネタを作れる脳もない。
でもコント師にはすごく憧れる。だから生まれ変わったらなると決めたのだ。
神様!私は今世でどんな徳を積めば、来世コント師として生まれてこれるのでしょうか??
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