拝啓、星野源さま。
好きなことをいかに日常に散りばめるかが大切だと実感している。
先日星野源さんが新曲をリリースし、配信が始まった。
わたしは全ての情報を追う熱心なファンではない。配信日当日に偶然知って、あわててiTunesで購入した。
そして1日の中で何度も聴いている。前奏が流れるだけでわくわくして、息子のお迎えのチャリを漕ぐ足も軽くなる。
音楽の感想を言語化するのは難しいから書かないけれど、星野源さんの曲はどれも「日常に溶け込む」。
食事を作りながら、息子とYouTubeを見ながら、自転車を漕ぎながら(息子を乗せてる時は聴かないよ)、こうして文章を書きながら…。さりげなく溶け込んで、いつのまにか「日常の音」になっていた。
ファン歴は浅いけど、お源さんの言葉に、音に、たくさん救われた。産後の鬱々した日々、「逃げ恥」で久しぶりに大笑いし、みくりさんとひらまささんにときめいた。「恋」のシングルを買って、息子と一緒にノリノリで聴いた。
すごい職業だな、と思う。
自分の作るものが、たくさんの人に読まれ、聴かれ、日常を支えている。こちらからお源さんの姿はよく見えるけど、お源さんからはひとりひとりのファンは見えない。それでも、繋がっている気がする。
これまでたくさんの人を好きになってきた。たくさんの曲を聴いて、本を読んで、作品を見た。そのどれとも、お源さんは違う気がしている。それは何度も書いているように、「日常にいつの間にか溶け込んでいる」から。
よっしゃ!聴くぞ!!
そんな気合いがいらない。さらっと流しているのに、「すとん」と歌詞がこころに入ってくる瞬間がある。
そんなお源さんがわたしはとっても好きだ。
家族全員で大好きだ!!(息子もお源さんが大好き。1歳くらいから、お源さんの曲をかけると泣き止み、PVも真似して踊り狂っている)。
わたしの夢は、家族3人でライブにいくこと。息子が小学生にならないと無理だろうけど、その日を楽しみにしている!ああ、楽しいなあ。
2018/08/22夜のコラム
イトウカヌレ
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