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2021年デザイン仕事まとめ
chipco designの齋藤です。去年に続いて今年2021年のお仕事の一部をまとめました。
コミックスデザイン
メインのお仕事でもある漫画の単行本のデザインです。去年より冊数が増えたとはいえ、まだ少ないと感じるのでもっと手掛けたいです。完成したときは充実感があるものの、amazonで書影が載ったときや本になったときにはまだまだだなと落ち込むことが多く、もっと上手くなりたいです。
電子書籍デザイン
電子書籍に関しては数が多すぎるので正確な点数を把握しておらず、サイトにもあまり載せていません。電子書籍の勢いはまだまだ続いていきそうです。漫画のコミックスとはまた違った表現を求められるため、今後どうなっていくのかまだまだわからない媒体でもあります。
宣伝美術(お芝居のチラシデザイン)
直接舞台で何かをする仕事ではありませんが、どの公演も無事千秋楽を迎えてよかったです。公演を観に行くと、一丸となってひとつの作品を作り上げているのを実感して感動します。
ゲーム、TVアニメロゴ
去年に引き続き今年もゲームとアニメのタイトルロゴをデザインできました。最初で最後かと思っていたのでとても嬉しいです。テレビを通してロゴを見ると完全に自分の手を離れた感じになり面白いです。また反響が大きく、Twitterのトレンドワードになったりしたのもテレビの特徴かなと思いました。
漫画家さんの個人出版
趣味の同人誌ではなく、プロの漫画家さんが出版社を通さない自費出版のデザインも増えてきました。今後は個人出版に関しては漫画家さんのみお手伝いしていく予定です。
著書
今年は自分の著書が出ました。去年からの作業でしたが今年も発売するまでは忙しく、とにかく大変でした。200ページを書き下ろすというのは使う脳がデザインと全然違い、とてもいい経験になりました。本屋だけでなく図書館にも置いてもらえ、本にして伝えることの意義みたいなものを感じることができました。
さいごに
常に忙しく、あっという間の一年でした。そんな中、いろんなことをして強く感じたことがありました。それは「デザインがもっと上手くなりたい!」ということ。
今までもその思いはあったものの、デザイナー人生の中で一番強く思うようになりました。クオリティ至上主義になってしまうのは必ずしもいいことではありませんが、世に出てもっと恥ずかしくないようにしなくては……と焦るようになってきたのです。普通のデザイナーはもっと早くにそういう思いになるだろうから、本当に遅すぎだな……と情けなくもあります。
よくフリーランスはコネや営業が大事、みたいに言いますが、やっぱり実力主義だなあと思うことが本当に増えてきました。じゃあ上手くなるにはどうすればいいんだというのはまだよくわかりません。単純に技術の問題なのか、世界観の深堀りなのか、考え方や発想なのか。とにかくひたすら頑張るしかない気もするので、来年も頑張っていきたいです。デザインのご依頼お待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いします。
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