ディズニーピントレーディングの方法
ディズニーピントレーディングとは
ディズニーが正式にピントレーディングを開始したのは1999年です。それ以前にもディズニーはピンの販売をしていましたが、この時から新たに、パーク内でキャストと、またはゲスト同士で、ディズニーのピンをトレードできるようになりました。
東京ディズニーリゾートでも、2000年からピントレーディングが開始されました。しかし、残念ながら2002年に終了しています。現在はピンの購入は可能ですが、リゾート内でのピントレーディングは行われていません。
東京以外の各ディズニーリゾートでは、現在もピントレーディングが行われており、ピントレーディングを楽しむ人の数は着実に増えています。毎年何千種類もの新しいデザインが発売される中、ピンコレクターにとってトレードは欲しいピンを入手するための効果的な手段のひとつになっています。リミテッドエディションピンも定期的に発売され、東京にはないピンの楽しみ方を求めて海外パークに渡る日本のファンもいます。
ピントレーディングの方法(キャスト編)
ここからは、ピントレーディングの方法を説明します。まずはキャストとトレードする場合です。初めてピントレーディングをする場合は、キャストとのトレードをおすすめします。
1. トレードするピンを用意する
裏にofficial pin tradingロゴのあるピンを手に入れます。このロゴがなくてもディズニーのピンであればトレードできる場合が多いのですが、正式なルール上はこのロゴがないとキャストとのトレードはできないことになっています。また、ロゴがあってもピンに傷などのダメージがある場合はトレードできません。
2. キャストに声をかける
そして、ピンを持っているキャストに声をかけます。ランヤード(太めのネックストラップのようなもの)にピンをつけている人がほとんどですが、たまに小さめのピンバッグにピンをつけているキャストもいます。
パークにより、緑など特定の色のランヤードをつけたキャストは子供とのトレードしかできない運用になっていますので、黒いランヤードの人を探すのが無難です。
3. 欲しいピンを決めてトレード成立
キャストの持っているピンの中から欲しいピンを選びます。注意点は、キャストの持っているピンを直接触らないことです。近くで見る必要がある時は、そのように伝えればキャスト自身がピンを近づけてくれます。
欲しいピンが決まったらキャストに伝えます。キャストはトレードを断ることができませんので、この時点でトレードが成立します。自分のピンを渡し、キャストのピンを受け取ります。安全のため、キャッチ(留め具)をつけた状態で、手渡しでの交換をします。
そのキャストのランヤードに既にあるピンと同じデザインのピンをトレードすることはできません。トレードする相手が持っていないピンを渡しましょう。また、1人のキャストとトレードできるピンの数には制限があり、1人1日2個までとなっています。
ピントレーディングの方法(ゲスト編)
キャストとのトレード以外に、ゲスト同士のトレードもできます。ランヤードやピンバッグを持っているゲストを見かけたら声をかけてみましょう。
ゲストとのトレードも基本的にキャストとのトレードと同じ流れで行いますが、いくつか異なる点があります。
- ピントレーディングロゴがなくてもトレード可能です。
- 傷があるピンなどもお互いに納得の上であればトレード可能です。
- トレードを断ることができます。トレードできるピンの数に制限がありません。
- お互いに納得の上であれば、1対複数のトレードが可能です。
ゲストの場合、リミテッドエディションなど価値の高いピンを持っていることがあります。価値が釣り合わないと判断されると断られますが、それ自体はよくあることなので、確実にトレードしたい場合はキャストとのトレードをおすすめします。
ピントレーディングの方法(ピンボード編)
パーク内でたまにピンがたくさんささっているボードを見かけることがあります。これはピンボードと呼ばれるもので、ピンボードもトレードに使うことができます。
基本的にはキャストとのトレードの無人版と考えれば問題ありません。欲しいピンを決めたら、ボードからそのピンを抜き、そこに自分のピンをさします。キャストとのトレード同様、ダメージがあるものや既にボードにあるピンと同じデザインのものはトレードできません。
キャストとのトレードと違うのは受け渡し時のキャッチの扱いです。ピンボードでのトレードの場合、ボードにささっているピンはキャッチがついていません。自分のピンをさす時にはピンからキャッチを外し、ボードからもらったピンに自分がもともと持っていたキャッチをつけます。
このトレード方法は一切コミュニケーション無しにトレードできますので、言語に不安がある場合にはおすすめです。