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鯨のしっぽアート

今年の1月から、オークランド各地に展示されていた鯨のしっぽアート。4月最後の週末に、子供たちとアーティストが作った計160作品が集まりました。

このアートは海洋保護のために制作されたもので、絶滅の危機にさらされているニタリクジラにインスパイアされています。アーティストが作成した大きいしっぽはオークションにかけられ、売上金が環境保全団体に寄付される仕組み。学生が制作した小さいしっぽは学校に飾られるとのことです。

子供たちが作った作品。制作した生徒たちの顔が散りばめられた作品が印象的。
アーティストの作品。抽象的なものからメッセージ性の強いものまで幅広いデザインが楽しめました。
少しだけ降った雨の後、綺麗な虹を見ることができました。

そして、この展示が行われた場所が、オークランドの港に隣接した Silo Park という広場です。

Silo Park は、このサイロから付けられた名前です。以前はセメント貯蔵庫として使われていたのですが、現在はアートの展示スペースになっています。さらに、サイロの外壁部分は、野外映画イベント時にスクリーンとして使用されているんです。

サイロの内側。以前訪れた展示の一部です。サイロをそのまま生かした素敵な空間になっています。
上を見上げるとこんな感じ。

他にも、子供たちが遊べるような仕掛けが所々にあったりします。

左手にある長い黄色のパイプは、会話ができるようになっています。
興味津々で話し始めたニュージーランドの子供たち。

遊び場や水場、芝生のスペースもあるので、家族で楽しめます。

今後もいろんなイベントが開催されると思います。
是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。