【購入レビュー】どこでも学ぶ宅建士 テーマ別厳選過去問
『どこでも学ぶ宅建士 テーマ別厳選過去問』購入レビュー
『2024年度版 どこでも学ぶ宅建士 テーマ別厳選過去問』はA5サイズ。4肢択一形式の分野別問題集です。
※以下のレビューは実際に購入した2023年度版および2024年度版書誌情報に基づきます。
◆見開きの左ページに問題、右ページに各肢の解答・解説が記載されています。
問題ページのタイトル内に3回分のチェック欄、下には「講師陣の必勝コメント」が書かれています。
解答・解説ページには『どこでも学ぶ宅建士 基本テキスト』の該当箇所が記載されています(注:問題集とテキストはかならず使用年度を揃えましょう)。
二色刷りですが赤シート等の付録はありません。A4サイズの紙を半分に折ったものなどで解答・解説ページを隠しながら問題に取り組むと良いでしょう。
◆収録問題数は4肢択一形式の問題300問です。
2023年版は301問を収録、内訳は権利関係94問、宅建業法108問、法令上の制限61問、税・価格の評定20問、5問免除18問でした。
統計についての問題はありませんが、法改正情報とともに「はじめに」に記載されているURLにて追録されます。かならずチェックしましょう。
◆問題の重要度はS〜Cの4段階に分けられています(本書の利用法より)。
S:特に重要!合格者は絶対落とさない
A:必ず取りたい
B:合否の分かれ目!取れれば合格は目前
C:難問だけど、取れれば儲けもの
S・A・Bランク問題は合格を勝ち取る上で必須となる基礎問題です。正解率100%になるまで仕上げましょう
◆本書の各選択肢には「よく出る」「釣り針(ひっかけ)」「難」「禁止(無視してOK)」のアイコンが付されているものがあります。
それぞれ注意すべきではありますが、問題を解くときはかならず「すべての選択肢について」根拠を明らかにしながら正誤判定できるようにしましょう。すべての肢についてきちんと正誤判定できないと個数問題に対応できません。日頃からの訓練が大切です。
◆本書のメリットは合格者正答率と不合格者正答率が記載されていることです(解答・解説ページの右上)。
合格者正答率50%以上の問題(つまり合格者の2人に1人が正答できた問題)は難易度ランクにかかわらず重要な問題です。かならず正答できるようにしておきましょう。
◆一方、本書のデメリットは問題ページの下に「講師陣の必勝コメント」があること。問題ページにこういった文言があると問題を解く際のヒントになったり、ノイズになったりします。問題ページに問題以外のことが書いてない問題集をおすすめします。
◆法改正情報・正誤等ネットサービスがあります。必ずご確認ください。
書誌情報へのリンク
2024年版の書誌情報は版元ドットコムもしくはAmazonへのリンクにてご確認ください。
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