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勝手にワイルド・ワン

いいタイトルがつきました。
TOP BEAT CLUBでツーマンやったら「勝手にワイルド・ワンプレート」なんていうお食事が、カフェの限定メニューに加わりそう。

2024/12/6(金)@渋谷Spotify O-Crest
この夜のことを書きます。

いつもはInstagramやX(Twitter)でライブの感想を書き殴っていますが今回は、
好きなバンド同士がでっかい相思相愛でたまらなくなって、長文。

帰り道、メモアプリに勢いで打った、ほぼそのままに載せることにしました。
勢いで1000文字近く書いたの、嘘だろ…

(なお、MCのセリフの引用は記憶だけで書いてるので多少ちがってると思います。悪しからず。)

こんなに好き×好きのツーマン初くらいなので、ラババンは両手首に。
届いたばかりのビレッジのトラックジャケットもあるけれど、マヤーンズの「ワイルド・ワン」リリースのお祝いなので今年初、マヤーンズスウェットを着る。

マヤーンズのイベントだし、ビレッジは客の上で演奏したりしないと思う、とか言ったの舐めてたわ。ビレッジに謝りたい。

前回観たZepp Shinjukuの記憶が新しいままなので、規模感とか違うパフォーマンスが観れるかもっていう期待?縮小した期待?を抱いてたのよ。
本当にわたしが悪かったです、Zeppだろうがクレストだろうが、誰のイベントだろうが、やってること同じすぎて、やっぱこれがビレッジマンズストアなのだ。

ビレッジ初見のマヤーンズのファンたちがドン引きしてて、誇らしかったぁ。でも決して置いてけぼりにはしないし決してスベらないのが、我々が信じている男、水野ギイなので。

「この瞬間を作ったのはおまえらだ、マヤーンズ!!!」
はたから見たら自分のバンドで暴れてるだけともとれる光景なのに、このセリフが思い浮かぶなんて。
バンドとして自身が今夜ここに存在する意味だとか、フロアの一挙一投足だとか、バンドメンバーとの出会いやら別れやら、バンド同士がお互いのことを気にかけて繋がり続けられることだとか、
この言葉にもう全部が愛おしい。

世良くん加入おめでとうって言ってくれることがみんな嬉しかったと思うし、へんみくんに対して気にしてたことのエピソードトークでめちゃくちゃ笑って、「斎藤」の話までしてくれて(イジりというか笑いに変えてくれて)感極まって、その後のMCほとんど泣いてた。

「へんみも、俺も、おまえらも、好きなものおんなじ!」

ツーマンの先攻で泣いてるって何事?

ギイのMCはほんと、どんな瞬間もすべて正解にする。

選ぶ言葉は迷いがなくて、受け取るひとそれぞれの背景によって十人十色の解釈ができ、それでいて誰の心にも刺さるっていうズルさがあるよね。

「世界中のロックバンドよ、ロックバンド続けてくれてありがとうー!」

ほんとにありがとう。

「逃げてくあの娘にゃ聞こえない」
客の上で弾く岩ちゃんと、あれ、目が合ってるよね?と気付いたら、ジェスチャーとアイコンタクトで『そこに倒れるね!支えてね!行くよ!』って言われてて、『え!?うん!いいよ!』って頷いたら華麗に倒れてきてわたしの両手にお背中がひらりと乗ったの、あの一瞬は美しすぎた。

平田くん、りょうくん、へんみくん、志磨さん、ギイも、担いだことあるけど岩ちゃん、子供みたいに軽くてびっくりしちゃった。

ギイの発言にあった「永遠に小5みたいなへんみさん」「小5みたいな歌詞」のせいで、へんみくんが一層無邪気で、可愛く見えた。
のはビジュの話でハートはモアモア ワイルドに、一回り強くなった、またさらに強くなろうとしているマヤーンズだった。

アンコールセッション、なんて贅沢な時間。
「文明サイクル」の「パパママごめん 先生ごめん」のパートを歌うギイはエモすぎ。

ビレッジとマヤーンズが、酸いも甘いもお互い気にかけてきた、こんなにでっかい相思相愛だったとは存じ上げなくて、どうしよう2024年1番心動かされたライブ、これかもしれない。
心がまっさらにされた。
彼らの未来に祝杯を。

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