【正論の愚かさ】~旦那様には逃げ道を、妻の正論は暴力!!~
皆さん、おはようございます。
【正論の愚かさ】~旦那様には逃げ道を、妻の正論は暴力!!~のお話です。
全国の奥様方、のっけからお優しいあなたをまるで暴力をふるう鬼かのように言って申し訳ありません。
このお話は、いろんな人間関係に当てはまります。
そこで、夫婦関係を例に出すのが1番わかりやすいと
このタイトルを付けた次第です。
あくまでこれはごく一部の奥様のお話です。
それでは、はじまりはじまり。
窮鼠(きゅうそ)猫を噛むということわざがあります。
意味としては、追い詰められて絶体絶命の状況にある弱者のネズミが、強者の猫を打ちまかすことがあるという意味です。
かの孫子も、包囲した敵には必ず逃げ道を用意しろ。
追い詰められた敵は必死に戦ってくるので能力以上の力を出す。
だから、逃げる敵をそれ以上追って追い詰めてはいけないと言っています。
他にも、武田信玄、豊臣秀吉も同じようなことを言っています。
そして、チンパンジーの私もそう言っているのです。
ここであなたに質問です。
あなたは、上司や部下と毎晩のように飲み歩く旦那様(以下、敵)に、
逃げ道を作ってあげていますか?
敵は、自分が家族のことを顧みず申し訳ない事をしていることは重々承知しています。
そんな敵を、あなたは正論で追い詰めてはいけません。
追い詰められた敵は、窮鼠(追い詰められた鼠)になるしかないのです。
もう、逃げ場のない追い詰められた敵はやるかやられるかの状況に追い込まれています。
そっちがその気なら、こっちもこっち。
「望むところだ、やってやるよ」」と、あなたもやるかやられるかになるしかありません。
そうなると、もう泥沼。
誰も得をしない結果になります。
正論とは、自分を守るために使うものであって、相手を打ち負かすために使うものではないのです。
あなたは、毎晩のように飲み歩く敵を、正論で打ち負かしてはいないですか?
涙ぐむ勝ち目のない敵を打ち負かす正論は、時として暴力になるのです。
夫婦関係を例に取って話しましたが、これは、あらゆる人間関係に言えることです。
飲食店や服屋さんで店員さんが失敗することもあるでしょう。
そこで、正論を言って相手を追い詰めてはいけません。
そんなことをすれば、次に行った時、いい情報は教えてもらえないでしょう。
寛大な心で逃げ道を作ってあげれば、次に行った時、いい情報を教えてくれるかもしれません。
正論は、自分を守る時には立派な盾にはなりますが、人を切るための刀には決して向いてはいないのです。
それではいい一日を。
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