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古今集 巻一 春歌上 11番

春のはじめのうた

みぶのただみね

春きぬと人はいへども鶯のなかぬかぎりはあらじとぞ思ふ


春の初めの歌
壬生忠岑
春は来たとみんなは言うけれど鶯が鳴かないかぎりは来たとは絶対言えないと思う。

ちょっと冗談ぽく、あらじ!と言ってます。関西弁で「ちゃうねんぞ」という感じです。

壬生忠岑は生没860-920年の人。醍醐天皇の頃の歌人。

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ちのみゆき
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