入社半年で適応障害に、そしてクビに。
延滞料金(chinochimu)です。ドラゴンクエストのサブタイトルみたいな題名ですみません。
去年の5月に会社を辞め、だらだらと過ごしていた。
10月頃に「暇だしそろそろ働くかァ~」と思い、前々から興味のあった映像の制作会社に応募した。
確かリクナビで求人募集していた会社に応募し、面接、そしてアシスタントディレクターとして採用された。面接で自分の作ったずんだもんの動画(再生回数1000回)を見せたのが良かったのだろうか。応募してから1週間で入社したので、就職活動は全く苦労しなかった。
入社してからしばらくは雑用…なんて事は無く、すぐに作品に関わる事ができた。仕事は楽しかった。
ただ、撮影がある日だけは本当に地獄で、撮影日の前は撮影準備で深夜3時に退勤、そのまま会社に寝泊まりして朝5時に起きて現場に向かう。撮影も労働環境としてはかなり終わっていて、怒号、罵声が飛び交い、たまに殴られてる先輩も居た。撮影が終わり、片付けをして会社に戻るのが深夜2時。勿論会社に戻ってからもやる事があるので、寝るのは深夜3時。次の日の出社は社長の気まぐれで10時になったり12時になったりする。映像制作はマジで大変だと思ったし、既に12月頃には「一生"これ"はやってられね~」と思っていた。この時既に2人自分の後に入社してきた人が辞めていた。
変化が現れたのは1月頃だった。いつも通り会社に行こうとすると動悸と冷や汗が止まらなくなっていた。
こんなツイートをしてヘラヘラしているが、マジで会社に行きたくなかった。
この後も似たような症状が頻繁に起きたのだが、「出勤困難症なんて弱い奴が考えた架空の病気だろ、おれは有象無象の雑魚とは違う」と思い、半泣きになりながら出社していた。結果的に有象無象の雑魚だった訳だが…。
今考えれば朝の通勤も最悪だったな。満員電車。毎日毎日人間が押し寄せてきて、伊藤潤二の『うずまき』で、長屋に避難してすし詰め状態になった人達みたいに、人間の形が本当に変わるかと思った。
あと勤務地も最悪だったな。会社が何故かラブホ街にあり、毎日毎日パパ活(援助交際)と思われる若い女性と中年男性が一緒にラブホテルに入っていくのを見て気分が悪くなっていた。たかだか数万程度のはした金で自分を売る人間が行き着く先、考えたくもなかった。
そんなこんなでなんとか頑張って働いていて、年上の同期とも「辞める時はせーので辞めようね」と約束もしていたのだが…
3月頃から症状は更に悪化し、家に居る時以外はずっと「おれが死ぬかこいつら全員殺すか」以外何も考えられなくなっていた。この時から既に異常で、「周りの社会人の人達も同じ気持ち(死ぬか殺すか)で頑張ってるんだなぁ」と思って働いていた。既に新人は4人辞めていた。
転機は先月、フォロワーのオタクと話している時に「最近死ぬか殺すか以外何も考えてないわ」と言ったら「それはマジでヤバいから1回病院行った方が良いよ」と言われてしまった。
「流石にそこまで大した事じゃないだろワラ」と思っていたのだが、いざ心療内科でいままでの事を話したら「うつ病の可能性もありますが、まぁ適応障害でしょう」て言われた。なんだまぁ適応障害でしょうって。
そんなこんなで適応障害だったぜ。
書くの面倒になったのでここから簡単に話すと、会社に「適応障害?ってやつみたいなので2ヶ月休職させて~」てお願いしたら「うちの会社は休職制度が無いからその場合退職してもらう事になるよん」て返事が来て実質クビみたいな状態です。
この業界、結構楽しかったつもりなんだけどな…泣
て事でしばらくはのんびり過ごしますー( ,,廿_廿,,)ノシ
追伸:うつ病でした。