『人はなぜ物語を求めるのか』の続篇が出ます。
ちくまプリマー新書から『人はなぜ物語を求めるのか』の続編が出ます。
タイトルは『物語は人生を救うのか』です。リンク先で予約受付中です。よろしくお願いいたします。
前著『人はなぜ物語を求めるのか』も、今度の『物語は人生を救うのか』も、自己啓発本として書きました。自己啓発本と呼ぶにはかなり歯切れの悪いものいいをしている本ですが。
前著は、僕の本としては例外的に売れたほうの本です。「よく売れた」と呼ぶにはほど遠い数字ですが、小刻みとはいえ2年で7刷まで行ったのは、「よくもこんな地味な内容の本が……」と感慨深いです。
さて、今回の本もWebちくまの連載をもとにしています。連載時の題は『それ、ほんとの話? 人生につける薬II』。
書き足した部分が、前著より多くなっています。その書き足し部分の一部を、特別に(←TVショッピング的な形容詞)ここnoteで公開します。ただし本のとおりではなく、多少web向きに手直ししました。
今回の本では、前著で字数の関係で書けなかったふたつの話題、「偶然」と「虚構(フィクション)」についての話が出てきます(それだけではありませんが)。
そのなかで、フィクションとか虚構という言葉の使われかたについて述べた部分を、今回の本の刊行前に特別に(←2度目)公開しちゃおうと思っています。
明日から数回の予定です。お楽しみに。
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