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サッカー本書評<ナーゲルスマン流52の原則> 木崎伸也 著

夏休みに入り、サッカー漬けの毎日が始まる。前から気になっていたし、サッカー監督の中でも特に興味を引いていたナーゲルスマンに関する初の書籍。また、木崎さんの本だから読まないわけにはいかない。タイトルは今流行りの数字を盛り込んだ感はあるものの、ナーゲルスマンの人となりがしっかりとわかる内容。

ビルドアップのフェーズでは、攻撃は広く
アタッキングのフェーズでは、攻撃は狭く

原則1最小限の幅 P20

WBがジョーカーになる。(8人制ではSBか)
攻撃の際にゴール前に入っていく。ゴール前で+αの存在に。

原則2 WBがゴール前でジョーカーになる P26

6番の選手は横パスをしてはいけない。またスローインを行ってもいけない。
<監督は常にスープの中の髪の毛を探さなければならない。>

原則13 6番の場所で横パスしてはいけない P88

ナーゲルスマンが志向するのは、タックルやショルダーチャージで奪おうとする守備ではなく、パスをインターセプトする守備。「1対1なしのボール奪取」この守備を実現するには、全員が周囲を見ながら、数的有利・不利の状況を認識し、クレバーに動かなければならない。

原則17 1対1なしのボール奪取 P116

「逆クリスマスツリー型」
「狭いポジショナルプレー」
「非対称可変」

原則の実践 P238

若き天才指揮官も苦悩の連続。ただひたすらに勝利を追い求める者のみが進化を遂げる。
日々学ぶ。日々アップグレード。
整形してだいぶかっこよくなったよね。

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