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(戯)えびのしっぽ

昔、工場の夜勤時代、男子更衣室の床、ロッカーの前に海老の尻尾がポツンと落ちていました。

誰か天丼でも食ったんでしょう。

この汗くせー更衣室でわざわざ食うなよ、というハナシですが、休憩時間は深夜0時からの1時間。ボヤボヤしてると、ヤニをふかす時間、または仮眠する時間がなくなります。
社食、混みますしね。

恐らくコンビニ(エイトセブン=わしらの勤務時間)で買ったんでしょう。

はい、それがどうかしましたか?
いや、慌てないで!!

海老の尻尾って、中に身が入ってますね。栄養もある。だけど固くて喰いづらいから、誰も食べない。

工場勤務の我ら底辺×高さ÷2の人達だって喰いません。それで、かような事態と相成った訳であります。

これは鶏肋。
勿体ないのか、捨てていいのか、迷うやつ。

工場に勤務する者達の中にも海老の尻尾(鶏肋)はいます。

私なんかまさにそうでした。

さて、そういう社員がひょんなことから、女子高生に恋をされてしまうというストーリーの純愛小説を書こうという「野暮な野望」もありましたが、妄想大賞ノミネート落ちしたため、断念しました。

そこまでの筆圧、違った筆力(?)ないようです。実際、筆圧もないですが。

因みに腹減ってる人が(戯)読むと、扉の写真から圧を受けるようになっていますので、ご注意。(狙ってます。)

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