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【お客様の記憶に残る】覚えてもらうより、思い出してもらう方が簡単【名刺 フライヤー】

世の中の宣伝は昔からだいたい「覚えてもらう、知ってもらう」と言うことをメインに作られてますよね。
最近は、炎上してでも覚えられたり目立ったりたくさん見られたりした方が良い、という商法もあります。

どんな宣伝も、しつこすぎると嫌われるものです。
しょっちゅう来る宣伝メールや勧誘電話も、情報と言うより”迷惑”に感じることの方が多い気がしますよね。
それも企業がやってると思うからまだ許せるけど、「個人が個人の意思でやってる」と思うとその人自体をブロックしたくなるかもしれません。
「久しぶりに昔の友達から電話があったと思ったら営業(勧誘)かよ」と言うところから、その友達の印象が悪くなることもありますもんね。

覚えてもらうにしても、出来るだけ良いイメージで覚えられたいし、良いイメージを悪いものにしたくない。
じゃあどうすれば良いの?

今回はそんなお話です。


思い出してもらえる何かを

ムリに覚えてもらうのって、結構リスクがあります。
できれば、お客様との関わり合いの中で自然に覚えてもらうのが一番です。
「すごく良かったから、覚えておこう」と思ってもらえるのがベストだと思います。

お客様が「覚えとこう」と思ってくださるのが一番ですが、簡単にそれが出来れば世話は無い。
当然、そんなことばっかりではありません。
「良かったな」と思ってもらえたとしても、意外と人の記憶は曖昧です。
残ってる記憶をたどってもう一度探す、という手間にもそれなりの熱量が必要です。
「だったらもっと簡単な他の人でいいか」となることもよくあります。
それはどんなジャンルでもそうで、初動が簡単であればあるほど人は来てくれやすいのです。

ですから、来てくださったお客様に「思い出せる何か」をお渡しするのは、とても大切です。
ご自身で活動される場合でも、お店と契約して活躍する場合でも、名刺やフライヤー(チラシ)のような、連絡先や場所と名前が書いてあるものを作っておくことをお勧めします。

ひと手間をかけることで、記憶に残す

私の尊敬するマヤ・アンジェラという人の言葉で
「他人が覚えてるのは、あなたが何をしたかではなく、あなたがその人をどんな気持ちにしたかです」
というのがあります。

ですから、お客様とお別れするときに一言「気持ちが楽になること」や「安心できること」をお伝えするのも大切です。
私は、お店で働いていた時は名刺の裏に手書きで「一言メッセージ」を書いてお渡ししていました。
そのメッセージを見て、鑑定のときの気持ちを思い出してまた遊びに来てくださる方も多かったと記憶してます。

いくつかの名言をストックしておいて、その中からお客様にぴったりのものを選ぶのも良いと思いますよ。

大きさの工夫

名刺って色んな人からもらうから、名刺サイズって意外と他の人のと紛れてしまって、ひとまとめに処分されてしまうこともあります。
ですから、名刺の形や大きさをすこし変えてみるのもいいかもしれません。
私は、板ガムくらいの大きさの名刺にしています。
大きいのは邪魔だけど、小さいのはちょっとしたところに入れられるかなと思って。

フライヤーも、あんまり大きくないものの方が良い気がします。
折りたたまずにスッとカバンに入るくらい。
四つ折りとかにたたまれたら、そのまま開かずに捨てられることもあります。
たたまずに入っていたら、家に帰って取り出したときに、一度眺める時間があるかもしれませんもんね。

それに、邪魔にならない大きさの名刺とフライヤーは、鑑定道具と一緒に持って歩いても邪魔にならないんですよ。

忘れられてもいいから、思い出してもらうチャンスをつくろう

ずっと大勢の記憶に残り続ける必要はないんじゃないかな?とも思ってます。
もちろんタレント活動とかされる場合は違いますが、占い師をやっていくなら「困った時とか頼りたいときにだけ思い出す人」で良いんじゃないかな。
「なんか居たなぁ」くらい思い出して、ちょっと探したら出てくる、みたいな感じでお客様の中に存在していれば良いんじゃないかと思います。


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