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あら?同じとこで立ち止まってない?
と、思ったんです。
急に。
とか言ってさ!
なんかエモそうな書き出しですけど、私がnoteを書くときはだいたい頭や心が急にヒュッと動いたときなので、特に目新しいことはありません。
「はいはい、いつもの自分語りしたいんだね」と、安心してダラダラ読んでください。
ヒュッとなったのは、仕事帰りにいつものように自転車をスイスイ漕いでいたときのこと。
子どもの頃から馴染みしかない、思い出がギュギュッと詰まった公園の横を走り抜けるときにふと思ったんです。
「あら?私、ずっとここに居ない?」って。
「ずーーーーっとこの景色見てない?」って。
で、こんなことを思ったのが、我ながら結構ショックで。
だって、この公園はむしろ毎日私の背中を押してくれてたんだもん。
朝はペタンクをしているお年寄りを眺めながら「みなさま今日もお元気そうで何より」と微笑み、夕方は元気に遊ぶ子どもたちを眺めながら「あらあら、元気でよいことねぇ」と心の中の近所のおばさんを出してみたり。
この公園があの頃から変わらず誰かの憩いの場になっていること、その町に私はまだ住んでいて変わらずのんびり暮らしていること。
その全てにほっこりして、毎日温かいエネルギーをもらっていたくらいなのに。
なぜか今日は、その景色が脳髄に鋭く突き刺さってきたわけですよ。
まじでなんでか分からんし、怖すぎる。
でも、とにかく。
「ここは留まる場所じゃなくて、いつでも帰ってこられる場所にしておくべきなんじゃない?」って気持ちがむくむくこみあげてきて。
戸惑いつつも、自転車を漕ぎながらこの気持ちに向き合ってみると、
「…まあ、私、ほんとはもっといろんな物を見に行きたいし、知らないものを知りたいし、大好きな人たちとも、もっともっともーーーっと会いたいんだもんな」
「ほんでそれは、あの公園の横ばっかりを行って帰ってしているうちは、到底叶えられないんだもんよな」なーんて、不思議にもだんだんと腑に落ちてくるわけよ。
…あとさ、もう少し踏み込んだ本音を言っていい?
言っちゃうわ、大したことないから。
THE優等生な子どもだった私は周りの友達や、大人からも「あんたは絶対人とは違うことしそう」なんて言われて、内心まんざらでもない顔をしていたタイプなわけなのよ。
そんなヤツが(ほんの少し紆余曲折したとはいえ)20年以上経ってもまだこの公園を眺めて思い出に浸っていて、
そういう声を掛けていた人たちのほうが、むしろ就職や結婚でここから離れてもう居ない。
どうよ、この現実。
く~~~~~ッ!!
文字にするとさらに突き刺さるぅッ!!
家までの残りの道は、ずっとそんな考えが頭から離れませんでした。
まあ、かと言って何をするわけでもなく、いつも通りビールを飲みながらこのnoteを書いているあたり、これもこれで私らしいのですが。
でもなぁ……
たった一度の人生なんだから、しかも元気に自由に走り回れる時間はそう長くないんだから、優等生はとっくの昔に捨てたんだから、
何にも考えてないバカみたいな顔しながらフラフラすればいいような気もする。
そういうこと、やったことない訳でもないんだから。
オリンピックより頻度の低い、数年に一度の変なアクセル、そろそろ踏んじゃおっかな。
いや~~~~~でもさぁ~~~~~~
お家でビール飲みながらYouTubeとか推しの円盤見るのも捨てがたいじゃん???
あ、てかさ、こないだ推し活で推しとハイタッチしちゃったんだけど、やばくない???手ぇ触っちゃった!!!ふぅぅぅ~~~!!!
…ごめん、これは別で久々の推し記事とかにします。すんません、急にぶっこんで。ビール2本目の華金なんで許してください。
ということで、またね。ちゅ。
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