![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/96619273/rectangle_large_type_2_8d16f3917c76ee33ac8b445623a6ae3d.png?width=1200)
三度目の正直、藤井風ライブ
ヘッダーは、撮影OKの『何なんw』を録る友だちのスマホに写りこもうとする、浮かれポンチの私。
そう、1/22(日)ポートメッセなごやにて行われた、藤井風アリーナツアーに行ってきたの。
うひゃひゃーー!!!
…ライブレポ、書くね。
推し記事恒例の胃もたれは、今回こそないはずですが、そのぶん臨場感もあまりないかも。ただ私がエモくなった姿を書き表しました。
ご興味あるかたは、こちらの注意事項をお読みいただいたうえで、先へ進んでみてね。
前半にネタバレ、そして後半に多少チクチク表現を含みますので、ご注意ください。それでも、結局ファンはやめられないって話なので、ご安心(?)ください。
よし、早速ネタバレからはじめたいので、スクロール空間つくりますね。
このくらいでいい??もうちょっと??
いくで。
スゥゥゥゥーーーーーーッッ
甚平ゆるっと着てチャリンコ入場は、ズルすぎ〜〜〜!!!
しかも、私の大好きな『それでは、』にのせてです。
2ndアルバムを手にとって初めてこの曲を聴いたとき、本当に清らかで温かくて、涙が止まらなかった。
ゆらぎやすい私の心をふんわりくるむ、まさにお守りソングなんです。
これが1曲目というだけでも震えるのに、チャリンコで客席を縫って登場ですよ。きゃわいさ大サービスすぎ。
しかもね、私の席、通路のすぐそこだったからさ、もう、肉眼でばっちりヨ。
まあ、目は合ったよね。
藤井風が実在することと、そのほんわかオーラを、目と肌でしっかり確認しました。
天然記念物おったわ……
これまでも、彼のライブには二度ほど行ったことがあるけど、どちらも遠いスタンド席。
その姿は米粒以下でモニターを見るしかなく、生の藤井風を見たという実感がなかったんです。
三度目にして、やっとその実感を得ることができたわけ。
「あぁ、スネて愛想を尽かさなくて良かった」と、なんだか勝手に報われた気持ちで、涙が溢れました。
いろんな意味で三度目の正直なのですが、ここを深堀りすると、ちょっとチクチクするので後でね。
そうして辿りついたステージには、グランドピアノ一台と彼だけ。
武道館以来、大きなハコでは、終始バンドメンバーを率いてるイメージだったから、今回、そんな光景がみられるなんて………嬉しくて嬉しくて。
たっぷり静寂を味わったあと、何を歌いはじめるのかと思ったら『The sun and the moon』ですよ。
そう、東京オリンピックのドキュメンタリー映画のテーマソング。配信にものってないやつ。
「は〜〜〜ん!そうそう、あなたはそういうことするんだったよね〜〜〜」と脱帽です。
大事に大事に、目に耳に焼き付けるように聴くあいだも、止まらぬ涙。
つづけて『ガーデン』『ロンリーラプソディ』『もうええわ』『旅路』と、私に沁みる系の歌詞をもつ曲たちを畳み掛ける、藤井風。
なんと罪な男。
もう見事にずーーーっと、泣いていました。なんの涙なのか分かりません。嬉し泣きだと思うけど、生歌で心をほぐされた感動かもしれない。
『もうええわ』なんて特に、エモすぎて昇天しました。
(MVもいいけど、あたしゃ断然このLive映像派です。アウトロが最高。)
ちょうど前職で、重たい気持ちに絡みとられかけていたとき、『何なんw』とこの二曲を延々リピートしてどうにか保ってたからさ。
『もうええわ』を筆頭に、何かにつけて彼の曲を支えに、この3年間もがいたからさ。
それがぶわぁっと蘇って、頑張ったねって言ってもらえた気がして、泣けたのかもしれない。
はぁぁぁああん〜〜〜🥺🥺🥺
とりあえず気を抜けば、マスクの中まで大洪水だったわけよ。まじ、止めど流る清か水よ、って感じ。サザンもびっくり。
その後バンドメンバーも出てきて、THEツアーという感じのイケイケナンバーが始まるのですが、正直、私の満足度はすでに100%を超えていたので、もう何でも良かった。(良い意味でね)
「あは〜〜ん、はいはい可愛いねぇ〜〜また歌詞間違えてから〜〜ちゃんとしなさいよ〜〜」とか、ニコニコ落ち着いて古参ぶりました。
さらに今回は、初めて友だちも誘っていったので、いつもより百万倍の楽しさ。
ひとり参戦も気ままで楽しいけど、やっぱりその場でアゲ☝️を分かち合えるって、いいね。
三度目の正直、無事、良いほうに転びました。
と、ここでそろそろ、なぜ"三度目の正直"なのかという話をしておきましょうか。サクッとね。
藤井風については、再三、愛をぶちまけてきたので割愛しますが、先ほども言った、過去、私が参加した彼のライブについてはあまり書いてきませんでした。
なぜなら、どちらも「え?あの藤井風のライブが、これ…?こんなもんなの…?」と思ってしまったから。
ゾッコンなファンが聞いたらブチ切れそうですよね。まあ私もわりとゾッコン側なんだけど。
というのも、惚れ込んだはずの歌声が毎回不安定で、トレードマークのピアノの出番も想像より少なくて。
そして音響、演出、会場運営などについても、小さなモヤモヤがたくさんあったんです。(後半部分に関しちゃ今回も残ってたけどナ。グッズのスウェットもネットで再販してほしいよ。)
席が遠いことなんかね、実際どうでも良いいんですよ。彼の生歌とピアノを浴びれたら、何よりそれで満足なんだから。
なのに、この大事な二つがどちらもイマイチだった。それがとてもショックで。
でもそんなチクチクしたライブレポ、せっかく余韻に浸っている人が目にしたら、気分悪いじゃないですか。
だから、私も今まで、あえて書く必要ないなと心の内に留めていました。
ファンのくせにそんなことを思う自分にも、少しイヤな気持ちだったし。
こんなひねくれたファンが一席埋めるより、純粋に楽しめるファンが埋めたほうが、お風さんのためにもなる。それで三方良しだろう。
そんなことを思っていたので、今回も同様の感想を抱いてしまったら、もう大きなハコのライブは行かないことにしよう、と決意を固めかけていました。
そしたらなんと今回は、そんなモヤモヤがどうでもよくなるくらい、前半のピアノソロにえげつないほど持ってかれた。
伸び伸び会場を満たすその歌声は、不安定さなんか1ミリもなかった。
力強いのに柔らかくて温かくて、知らないうちに強張っていた身も心もフッとゆるめる。
んぁ〜〜〜そうそう!!!
私はこれに惚れ込んだんです〜〜〜!!!
もう!!ちゃんとできるんじゃん!!(何様)
やっと生でそれを感じられて、涙が止まらなかったというわけでした。
だから、"三度目の正直"。
だから、"「あぁ、スネて愛想を尽かさなくて良かった」"。
だから、どうしたってファンは卒業できないのよ。
勝手にスネたりする面倒なファンですが、あなたのそのまっすぐな歌声を聴ける限り、推し続けます。
スーパードゥーパーハッピーでプレシャスな時間をありがとう!
あんたがgrace!
いいなと思ったら応援しよう!
![nanoha👐言語化フリーク](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/49827948/profile_7e13bdf8cde11a8e508bc5ee10706657.jpg?width=600&crop=1:1,smart)