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三度目の正直、藤井風ライブ

ヘッダーは、撮影OKの『何なんw』を録る友だちのスマホに写りこもうとする、浮かれポンチの私。

そう、1/22(日)ポートメッセなごやにて行われた、藤井風アリーナツアーに行ってきたの。

うひゃひゃーー!!!

…ライブレポ、書くね。

推し記事恒例の胃もたれは、今回こそないはずですが、そのぶん臨場感もあまりないかも。ただ私がエモくなった姿を書き表しました。

ご興味あるかたは、こちらの注意事項をお読みいただいたうえで、先へ進んでみてね。

前半にネタバレ、そして後半に多少チクチク表現を含みますので、ご注意ください。それでも、結局ファンはやめられないって話なので、ご安心(?)ください。

よし、早速ネタバレからはじめたいので、スクロール空間つくりますね。





このくらいでいい??もうちょっと??




いくで。

スゥゥゥゥーーーーーーッッ




甚平ゆるっと着てチャリンコ入場は、ズルすぎ〜〜〜!!!

しかも、私の大好きな『それでは、』にのせてです。

2ndアルバムを手にとって初めてこの曲を聴いたとき、本当に清らかで温かくて、涙が止まらなかった。

ゆらぎやすい私の心をふんわりくるむ、まさにお守りソングなんです。

これが1曲目というだけでも震えるのに、チャリンコで客席を縫って登場ですよ。きゃわいさ大サービスすぎ。

しかもね、私の席、通路のすぐそこだったからさ、もう、肉眼でばっちりヨ。

まあ、目は合ったよね。

藤井風が実在することと、そのほんわかオーラを、目と肌でしっかり確認しました。

天然記念物おったわ……

これまでも、彼のライブには二度ほど行ったことがあるけど、どちらも遠いスタンド席。

その姿は米粒以下でモニターを見るしかなく、生の藤井風を見たという実感がなかったんです。

三度目にして、やっとその実感を得ることができたわけ。

「あぁ、スネて愛想を尽かさなくて良かった」と、なんだか勝手に報われた気持ちで、涙が溢れました。

いろんな意味で三度目の正直なのですが、ここを深堀りすると、ちょっとチクチクするので後でね。

そうして辿りついたステージには、グランドピアノ一台と彼だけ

武道館以来、大きなハコでは、終始バンドメンバーを率いてるイメージだったから、今回、そんな光景がみられるなんて………嬉しくて嬉しくて。

たっぷり静寂を味わったあと、何を歌いはじめるのかと思ったら『The sun and the moon』ですよ。

そう、東京オリンピックのドキュメンタリー映画のテーマソング。配信にものってないやつ。

「は〜〜〜ん!そうそう、あなたはそういうことするんだったよね〜〜〜」と脱帽です。

大事に大事に、目に耳に焼き付けるように聴くあいだも、止まらぬ涙。

つづけて『ガーデン』『ロンリーラプソディ』『もうええわ』『旅路』と、私に沁みる系の歌詞をもつ曲たちを畳み掛ける、藤井風。

なんと罪な男。

もう見事にずーーーっと、泣いていました。なんの涙なのか分かりません。嬉し泣きだと思うけど、生歌で心をほぐされた感動かもしれない。

『もうええわ』なんて特に、エモすぎて昇天しました。

(MVもいいけど、あたしゃ断然このLive映像派です。アウトロが最高。)

ちょうど前職で、重たい気持ちに絡みとられかけていたとき、『何なんw』とこの二曲を延々リピートしてどうにか保ってたからさ。

『もうええわ』を筆頭に、何かにつけて彼の曲を支えに、この3年間もがいたからさ。

それがぶわぁっと蘇って、頑張ったねって言ってもらえた気がして、泣けたのかもしれない。

はぁぁぁああん〜〜〜🥺🥺🥺

とりあえず気を抜けば、マスクの中まで大洪水だったわけよ。まじ、止めど流る清か水よ、って感じ。サザンもびっくり。

その後バンドメンバーも出てきて、THEツアーという感じのイケイケナンバーが始まるのですが、正直、私の満足度はすでに100%を超えていたので、もう何でも良かった。(良い意味でね)

「あは〜〜ん、はいはい可愛いねぇ〜〜また歌詞間違えてから〜〜ちゃんとしなさいよ〜〜」とか、ニコニコ落ち着いて古参ぶりました。

さらに今回は、初めて友だちも誘っていったので、いつもより百万倍の楽しさ。

ひとり参戦も気ままで楽しいけど、やっぱりその場でアゲ☝️を分かち合えるって、いいね。

三度目の正直、無事、良いほうに転びました

と、ここでそろそろ、なぜ"三度目の正直"なのかという話をしておきましょうか。サクッとね。

藤井風については、再三、愛をぶちまけてきたので割愛しますが、先ほども言った、過去、私が参加した彼のライブについてはあまり書いてきませんでした。

なぜなら、どちらも「え?あの藤井風のライブが、これ…?こんなもんなの…?」と思ってしまったから。

ゾッコンなファンが聞いたらブチ切れそうですよね。まあ私もわりとゾッコン側なんだけど。

というのも、惚れ込んだはずの歌声が毎回不安定で、トレードマークのピアノの出番も想像より少なくて。

そして音響、演出、会場運営などについても、小さなモヤモヤがたくさんあったんです。(後半部分に関しちゃ今回も残ってたけどナ。グッズのスウェットもネットで再販してほしいよ。)

席が遠いことなんかね、実際どうでも良いいんですよ。彼の生歌とピアノを浴びれたら、何よりそれで満足なんだから。

なのに、この大事な二つがどちらもイマイチだった。それがとてもショックで

でもそんなチクチクしたライブレポ、せっかく余韻に浸っている人が目にしたら、気分悪いじゃないですか。

だから、私も今まで、あえて書く必要ないなと心の内に留めていました。

ファンのくせにそんなことを思う自分にも、少しイヤな気持ちだったし。

こんなひねくれたファンが一席埋めるより、純粋に楽しめるファンが埋めたほうが、お風さんのためにもなる。それで三方良しだろう。

そんなことを思っていたので、今回も同様の感想を抱いてしまったら、もう大きなハコのライブは行かないことにしよう、と決意を固めかけていました。

そしたらなんと今回は、そんなモヤモヤがどうでもよくなるくらい、前半のピアノソロにえげつないほど持ってかれた。

伸び伸び会場を満たすその歌声は、不安定さなんか1ミリもなかった

力強いのに柔らかくて温かくて、知らないうちに強張っていた身も心もフッとゆるめる。

んぁ〜〜〜そうそう!!!
私はこれに惚れ込んだんです〜〜〜!!!
もう!!ちゃんとできるんじゃん!!(何様)

やっと生でそれを感じられて、涙が止まらなかったというわけでした。

だから、"三度目の正直"。

だから、"「あぁ、スネて愛想を尽かさなくて良かった」"。

だから、どうしたってファンは卒業できないのよ。

勝手にスネたりする面倒なファンですが、あなたのそのまっすぐな歌声を聴ける限り、推し続けます。

スーパードゥーパーハッピーでプレシャスな時間をありがとう!

あんたがgrace!

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nanoha👐言語化フリーク
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