"わたくしのすべて(脳内)をご覧に入れましょう"

『エリザベス　女王陛下の微笑み』を観にいきたいと思っていたら、このタイトルになりました。

どうも、本日、100億年ぶりに社会に飛び出て働いた人間です。

今日は、不安から全く寝付けなかった私の、起床から家を出るまでの脳内思考のすべてをぶちまけたいご覧に入れたいと思います。

スマホのアラームを止めた瞬間、戦いの火ぶたは切られました。

『よし、とにかく一旦、起き上がれ。
よし、えらい、まじでえらい。
次はカーテンを開けて、太陽におはようだ。
自然光でゆっくり目覚めればいい。
いいか、何度でも言う、まじでえらいぞ』

心の中のRIZAPトレーナーが鼓舞します。
（RIZAP通ったことないけど、合ってんのかな）

一瞬でも「うぇぇん…あと5分だけ…🥺」なんて準ニートが駄々をこねようものなら、

『ぜったい横になるな、二度と横になるな。
横になったらそこで全てが「終わり」だ。
せめて座ったまま、目を瞑るだけにしとけ。
何も考えるな、えらい、まじでえらいんだから』

と、RIZAPトレーナーが支えます。

なんとかベッドから這い出て、冷水で顔を洗ってもまだ目は覚めない。

そのままぼんやりトイレに入ったその刹那、部屋に差し込む柔らかな自然光とは打って変わって、強烈な人工の光が襲ってきます。

眩しくて目も頭も重たい…

両手で顔を覆い、うなだれる準ニート。

「あぁもうやっぱり朝型生活向いてない。
どうせ電車は混んでるだろうし、つらすぎ。
なんでこんなことしなきゃいけないの。
決めたのは全部私じゃないか、くそぉ」

「でも今の私は逃げる選択肢も取れる強い女だ。
まじでしんどいってなったら、すぐ辞めよ。
先方には申し訳ないけれど、心の健康まじ大事」

と、前向きに見せかけた、超後ろ向きモード突入。

「起きれたけど、1時間で家を出れるんだろうか…
もう何もわからない…パトラッシュ…
僕…なんだかとても眠いんだ…」

便器に座ったまま、完全に悲劇のヒロインになった準ニートを、RIZAPトレーナーが必死に引き止めます。

『だから！何も考えるなと言っただろ。
何より起きれてえらいんだから、えらいんだよ。
無心で淡々と身支度してれば大丈夫だ』

『行く前から逃げる選択肢なんか考えるな。
もうこれ以上、起き抜けの「戦闘力ゼロ脳」で
考えごとをするんじゃない、さっさと飯を食え』

そろそろ納得した準ニートは、素直におかずとご飯を温め、ぼんやりモグモグしはじめます。

こうなることを予測した昨夜のRIZAPトレーナーは、朝ご飯も頭を使わず用意できるようにしていたんですねぇ。素晴らしい。

そうして、朝ご飯を食べ終わる頃には、さすがに脳みそも正気を取り戻し、その後は淡々と身支度を終えられました。

いやぁ、RIZAPトレーナー、さすがだわ。
（ま、RIZAPトレーナーも準ニートも私だけど）

どう？

週の始めから、しぬほどくだらない茶番をご覧に入れましたけど。

昨日サクッと短くを決意したはずなのに、早くも長々と書いてしまったことは、反省しています。

でも私はもう、このパターンしか書けないのかもしれない。

何はともあれ、憂鬱な月曜にちゃんと起きて仕事したみんな、ちょーーーえらい！

たくさん自分を褒めて、また明日からもほどほどにやっていこねぇ〜！