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2020/10/3尾瀬【見晴キャンプ場-至仏山-鳩待峠】(2日目)

前回からの続き


前日はハイボール飲んでそのまま寝てしまいました。


ただ…隣には2人、それぞれテントを張っていた人たちがいたんですが、

一緒に来たようで、

何を思ったか、テント越しに大声で会話を始めました。。。

その声で目が覚めてしまった。。。


寒いのはわかるんですが、あまりにもうるさいので


「夜中なので静かにしてもらえませんか?」


と思わず言ってしまいました(笑)

数メートル先でテント張っていたので、もう少し離れていればきにならなかったかも。


それが24時くらいで、また目が覚めたのが4時前。

今日は至仏山回っていくので、早めに起きよう。


キャンプ場の真ん前にある、見晴休憩所のデッキは水道とベンチがあって食事を作るにはちょうどいい。

キャンプ場の端にあるので、物音立ててもさほど神経質にならなくていいのもある。


朝食はコンビニで買ったサッポロ一番!

登山に行くとき、朝は火器を使いたくないので、いつもはシリアルなんですが、今日は贅沢登山なのでラーメンを。

たいして贅沢でもないのだけれど。


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ラーメンの後にどうなのか、優雅に食後のコーヒー。

豆を持って行って、コーヒ-ミルで挽く。

ミルはポーレックスが有名だけど、ちょっとだけ安い川崎合成樹脂の「MILLU セラミックステンレスコーヒーミル」を自分は買いました。

ハリオの「コーヒーミル・スマートG」も考えたんですが、スマートGはそんなに軽くないしデザインもあまり好きじゃないので、川崎合成樹脂に。


こんな暗がりで優雅かどうかも定かじゃないけど、おいしくいただきました。


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さて、コーヒーも飲み終わって、撤収作業をしていると明るくなってきました。

真ん中の青いドーム状のテントの右奥くらいに立てていました。


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ローカスギアのクフタイベックをつかっていてフロアレスなので、この見晴らしキャンプ場の窪んだ地面でいい場所を見つけるのが難しかったです。

幸い雨が降らなかったので、水浸しになることはなかったんですが、ちょっと気を張る。

慣れるまでの辛抱。


では、至仏山へ

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燧小屋の裏を通り、左に曲がると

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弥四郎小屋の前に出ます。

そのまま入り口を通りすぎまっすぐ行くと

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案内図があるので、そこを左に。

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そうすると、尾瀬原方面への木道に出ます。そのまま進み、

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振り向くと弥四郎小屋。

あ、案内図まで行くと行き過ぎでした。弥四郎小屋の入口あたりからも木道が伸びていたみたいで、ここで合流します。

(自分が来た道は左の木道)


では前を向いて、至仏山に向かって進みます。

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至仏山(とおじさん)がいい感じ。

見晴らしキャンプ場を出るとずっとこんな穏やかな風景が続き、6:00前に出発したこともあって、人がほとんどいない。

静かな木道を歩くことが出来ました。

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進んでいくと雑木林があり、

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雑木林の間を流れる川に

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カモがたくさん。

雑木林を抜けしばらく歩くと

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また雑木林。

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福島県から群馬県に入ります。

実感はなかったんですが、標高1400mもあるんですね。

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釣りたい。。。


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そろそろ出口。

小屋が見えました。

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龍宮小屋

2020シーズンはお休みみたいです。

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右を見ると、雑木林が塀みたいでなんかかっこいい。

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雑木林を抜けたので、相変わらず綺麗な風景を見ながら進みます。

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人がいました。カメラを持っていたので、写真撮りに来たのかな。

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朝日が出てきた。

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!!!!!!


注意看板は、確かにありました。

ただ、まさかのまさか。

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熊と鉢合わせ。。。。


この写真は逃げていくところを撮ったんですが、実際は草紅葉からいきなり出てきて、距離は数メートルしかなかったので、


「死んだ」


と本気で思いました。


凄くビビッていたんですが、背中を見せないように、急に動き出さないように、熊を見ながら後ずさり。


そうしたら、写真のように逃げていきました。


実際、体が動かなかっただけなんですが、運が良かった。

熊も、草紅葉から顔を出したらいきなり人間がいたからびっくりしたのかもしれない。

熊鈴をつける位置が悪くてうまく鳴らなかったのも悪かったから反省。


しばらく怖くて、茂みが気になって仕方なかった。

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ここら辺から、向かい側から人が来たので一安心。

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至仏山が良く見える。

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そのまま歩き、

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山ノ鼻に戻ってきました。


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見本研究路の前を通りすぎ、至仏山方面に

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登山口に到着。

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急な山道を登っていきます。

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木道があったり、石畳があったり。

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紅葉が綺麗で、立ち止まっている人もいました。

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振り返ると燧ケ岳。

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開けた場所に出ると、素晴らしい紅葉が。

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ただ、ずっと急な登り。

結構つらい

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ここら辺で、手袋を落としたことに気づく。

降りるのか~と思ったけど、寒いし、もったいないし仕方ない。


でもすぐ見つかった。

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そして、登りの辛さと手袋落とした後悔は、振り返って癒される。


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でもさ、ごつごつした感じかっこいいよね。


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また、振り返って充電。

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そうこうしているうちに着きました。

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山頂!!!!

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燧ケ岳が良く見える。

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山頂は意外と人が多くて、ゆっくりもできなかったので、5分くらい風景を眺めて、降りることにしました。


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今日は天気も悪いし、こうやって開けていると吹き上げる風が冷たくて、

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手袋拾って正解でした。

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伝わらないけど、ほんと寒い。

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一回ピークを挟み、また下ります。

ここを通り過ぎるとき、小学校低学年くらいかな、男の子が登ってきたのですごいなと。

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稜線が壁になると幾分かは寒さが和らぐ。

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笹を刈ってくれてる。

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一瞬だけ、尾瀬原みたいな風景が広がる。


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また普通の登山道に戻り、

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どんどん下ります。

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歩きやすくはあるけれど、

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少し退屈。展望がないんです。

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鳩待峠までもうちょい。


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着いた!

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なんだかんだ言って、5時間近く歩いていました。

途中休憩も入れたらもう少しかな。



10月の尾瀬は草紅葉が見ごろで、とても綺麗でした。

運よく雨も降らず、熊に会ったこと以外は(笑)とてもいいハイキングになりました。

5月と10月に行ったので、次行くときは夏に行ってみたいです。


帰りは道の駅尾瀬かたしなの村民キッチンでご飯を食べて帰りました。

(道の駅尾瀬かたしなは駐車場が狭くて人も多いので、駐車がちょっと大変)



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終わり


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