【読書ログ4】愛与殺意之夜
カップリング：佐森×温郅言
属性：年下攻め、現代、オメガバース
キャラクター
温郅言
10年前に、佐森を助け負傷して引退した暗殺者「荆」。
元は凄腕だったが、負傷したことをきっかけに、今では勘がなまってしまっている。
βのため、本来はΩやαのいざこざとは無縁のはずだが、佐森に執拗に追い回され、体質を変えられそうになっている。
暗殺業を引退してからも、犯罪組織「卡尔法集団」を追っており、図らずも佐森と協力することに。
佐森
10年前、「卡尔法集団」に父親を殺され、自分も命の危険にさらされた。
αだが、特殊な血液を持つ家系で、「卡尔法集団」に実験材料として付け狙われていた。
「荆」を追うため、そして父の仇討ちのため、「伯納特」のボスとして成り上がる。
「荆」に対して異常な執着を見せる。
あらすじ
身为Beta的他十年前还处于杀手巅峰的时期，却为了救一位Alpha小孩身受重伤，失去了杀手最该具备的敏锐度洞察力，后隐退到一边陲小镇以新身份生活着……然而某天家里来了不速之客，当年救下的小孩如今已长大成了某组织首领，带着强势而疯狂的意图向他袭来。
10年前、温郅言は暗殺者「荆」として、犯罪組織殲滅を生業としていました。
しかし、佐親子を助けるため「卡尔法集団」と戦い、負傷してしまいます。この時の傷が原因で、暗殺者「荆」は廃業、温郅言として小さな街で隠居生活を送ることに。
そして10年後のある日、佐森を名乗る青年がやってきます。佐森は、かつて救われた「荆」に狂気がかった執着を見せ、街の住人を人質に取り、「荆」を手に入れようとしますが…？
カテゴリ：漫画
小説、ラジドラはなさそうです。
感想
オメガバースとしては、珍しい設定なのではないかと思いました。
オメガバースは必ずしもα×Ωとは限らないかと思いますが、「特殊な血液を持つα」という設定があり、βを妊娠させられるようで、自分のものにしておきたい佐森に追っかけ回されている…ということのようです。
ダークな世界観と美麗な絵が目を引きます。
執着系年下攻めなんですが、そこまでやっちゃうと犯罪行為というところまでやっちゃうので、普通に嫌がられています…。もうちょっと根回しとかないんか…。やることなすことド直球犯罪行為です。
中華BLとしては珍しく、序盤からやることやってます。もちろん無理強いで。だから嫌がられるんだよ…。もっとこう、なんかやり方あるだろ…。
オメガバース好きの方にはもちろんなのですが、英田サキさんの『エス』シリーズや『デッドロック』シリーズが好きな人には刺さる作品だとと思います。かくいう私も大好きです。