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2022年冬アニメ印象に残った話数5選

こんにちは。今回は2022年冬アニメにおいて印象に残った話数を5つほど上げようと思います。

2021年を通しては以下の記事で書きました。選考基準に関しても参考にしていただければと思います。

では早速行きましょう!


①明日ちゃんのセーラー服 第12話「ひとりじゃないんだ」

あぁ、体育祭はカットで明日ちゃんのダンスを見る感じか~と思わせておきながら、急に現れたピアノとバイオリンが出来る女とのダンスセッションを魅せるだけに留まらず、体育祭の様子をダイジェストで送ってくる演出には最早脱帽するほかありません。これほどまでに素晴らしい構成を作り上げたテレビアニメも、そう多くは無いんじゃないだろうかというくらい。

またその体育祭の様子が素晴らしかった。僕みたいなキモオタクでも体育祭は楽しかった記憶があるし、ましてやあんな仲の良さそうな女の子たちが体育祭を楽しまないわけないよね。ぼろ負けして泣いている子(確か麻倉もも)もいたけど、皆楽しい~!という一面性な感情だけじゃなくこういったちょっと悲しそうなところを見れたのも良かった。これまで明日ちゃんを通して色々なクラスメイトの紹介回があったけど、それを経ての最終話がまた沁みます。

6話の木崎とのデート回や、7話の多田李衣菜みたいな女の回、11話の体育館合宿回とか本当色々名エピソードがある。ルール上1作品1話なので、仕方なくこの話数をピックアップしました。


②ハコヅメ~交番女子の逆襲~ 第10話「警察手帳」「トラウマ」

Aパートはいつもの妙にリアリティがあって、そしてげらげら笑えるハコヅメ。警察手帳を無くすのはヤバいのは何となくわかります。1年に1回くらいこの手のニュースを見るような気はします。

本題はBパート。これは事故によって赤ちゃんが犠牲になったという話なのですが、新米警察官の川合ちゃんはその亡骸を見ちゃうわけです。確か川合ちゃんが死体を見た描写はこれで2回目だった気がする。1回目は老衰した男性でしたが、おそらく赤ちゃんの亡骸が男性同様奇麗なものだったとは言えないと思います。だからトラウマというわけですね。
お仕事アニメって、何となくその仕事をやりたくなっちゃうかもと錯覚に陥る印象にありますが、ハコヅメは警察の面白そうなところと辛い所を両方見せていたのがとてもいいバランスで良かったと思います。
その印象的な話が10話というわけです。

レイプ犯回も良かったけど、アレは単話というよりは連続した話として面白かったので10話をピックアップしました。


③その着せ替え人形は恋をする 第11話「俺は今、ラブホテルにいます」

こんな、ただエロかった以外何の感想もない(そんなことはない)アニメの、ただエロかった以外何の感想もない回をピックアップするのってどうなのって感じはするけれど、でもエロかったんだから仕方がない!と言うしかない。

感想は?
そうですね、エロかった…です。

余談なんですけど、世の中には本当にラブホでキメセクをする人がいるらしいですよ。怖いですよね。


④CUE! 第8話「100ぱーせんと」

100ぱ⤴せんと

お笑いクソアニメCUE!より、8話をピックアップ。ゴミみたいなアニメだと今でも思っているけど、1クール目はこの話を転機に見れるアニメになったような気がします。

これは感想の方でも書いたので重複してしまうのですが、やはりこの鹿野志穂という見るからに萌えなキャラクターをしっかりと深掘りしてくれたのは嬉しかったです。明らかに音響監督にビビっていたのに、とりあえず収録が終わった後に平然ぶっていたのも良かった。
あと、鹿野志穂ちゃんは声が不謹慎と言われていたお寺の子という設定だったそうですが、CVを担当している守屋亨香さんも声にコンプレックスがあったそうです。おちフルの緑を覚えている人がいれば「このキャラが守屋亨香なの?」と思うかもしれませんが、本人も「鹿野志穂に呼ばれたような気がして」このキャラクターを志望したらしいです。ソースはこちら

11話のアイドル声優組の話もかなり良かったと思うけど、どちらかと言えばこちらの方が好きなので8話をピックアップ。
2クール目は現在、ラジオ組が猛威を振るっています。ヒーラーガールvsCUE!の謎声優アニメ対決は要注目です。


⑤佐々木と宮野 第12話「明日。」

ゆるキュンBLアニメから最終話をピックアップ。これ本当良いアニメだったなあと思えるくらい最高の最終回だったので書きたいと思います。

これもまた感想に書いたこととダブるのですが、二人ともノンケからホモになっていて、そして二人ともその性的指向の転換に何らかの苦悩を持っていたと思います。佐々木は吹っ切れてたけど、宮野は中々踏ん切りがつかなかった。
結構引っ張ってようやく宮野が佐々木に思いを伝えるところでこのアニメはついにピークを迎えました。恋愛作品ってどんなに過程が良くても、終わり方が何とも言えないと結果的に何とも言えない作品に成り下がるのが常ですが(ニセコイやら五等分やら)、この作品に至ってはそんなことは1ミリもなかったと思う。満足感も高かったし、何なら2人のキスシーンには感動さえ覚えた。今までの積み重ねを最高の最終回で〆られたので、やはり最終回は良いエピソードだったと思っている。これは明日ちゃんと同様ですね。

もちろんこのアニメも積み重ねによるもので1話単体を挙げるのはどうかと思いますが、恋愛アニメの最終回として最高の話だったと思っているので今回はピックアップした次第です。


おわりに

というわけで、以上5話をピックアップしました。結構迷った他のエピソードは以下の通りです。

からかい上手の高木さん3 第9話「クリスマス」
(相当良い話だったと思う、正直コレも書きたかった)
幻想三國誌 第5話「裏切者」
(小霊と丁研の関係性の小さな前進を描いた話、これもとてもいい話)
錆色のアーマ 第6話「黒紅の邂逅」
(特訓回、前期で一番大笑いした回)

こんな感じ。実はメモしてなかったんだけど、結構ポンポン出てきたので8話分(後述するのも合わせると9話分)は出てきた。世間一般に認められているアニメはもちろん、変なアニメも印象的なエピソードがあって、前期は話だけを見れば結構いいクールだったのかもしれない。

では、今回はここまでです。


おまけ:ワッチャプリマジ! 第20話「空前絶後の!みるきあざとい裁判だお!」

1年やるアニメを今期アニメの枠に入れていいのかっていつも悩んで、結局入れていないんですけど、この話はかなり良かったと思っているので書きたいと思います。

ギリギリ嫌われないくらいの、うざかわいいラインをキープしている甘瓜みるきの個人回。そういえばコイツが表裏ある設定とか、メッチャあざとさにこだわっているバックグラウンドって語られていなかったよなと思いだします。
「あざといかわいいはニセモノだろ!」と言えるみゃむというキャラクターも良かったし、甘瓜みるきちゃんが作られた可愛さをそれでも肯定するところはスゴイ良かったと思います。2クール目はずっと合宿でしたが、みるきだけ無限に株が上がっていましたよね。

作画はもう終わっているので、これからも良い話を期待しています。オメガアウルちゃんは結構好きです。

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