【全文無料】三神ガラルファイヤー【CL福岡】

今回　2022 CL福岡320位　4-3ドロップ

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【デッキ選択について】

まずは自分なりのCL福岡環境予想。

Tier1 ミュウ　白馬スイクン　三神　黒馬バトレックス
Tier2 クワガノン　連撃ウーラオス　連撃テンタクル　ルカメタ
Tier3 ムゲンダイナ　リーフィア　ニンフィア　レックウザ　ゲンガー

強いデッキ多すぎてすごい環境だなぁ。

僕はまだポケカを始めて9ヶ月なので、
まず初めにこれまでの大型大会を一通り振り返ってみて、
自分なりに上位デッキにおける共通点を研究してみました。
その上で分かったことが3つあります。

①初手の要求値が低いデッキであること
②サポートを厚く積んであること
③メタゲームを理解したデッキ選択であること(シティや大型大会の結果を元にした環境予想)

この3点が殆どの上位入賞デッキに共通していました。
という事はですよ？
Tier1の中で初手のハードルが一番低い三神というデッキを選択するのが一番いいんじゃね？ってなるわけです。

この三神というデッキタイプは、
基本的に1ターン目に三神を出して水エネルギーor鋼エネルギーを手張りできればOKなので、
初手の要求はとても低いです。
また+αの上振れ要素としては、
ガラルファイヤーを出して悪エネルギーを何らかの方法でトラッシュして特性『じゃえんのつばさ』を使う事ですが、
その動きもまぁまぁ決まるくらいには難易度が低いのでポイント高めです。

それに加えて
①時間切れの心配が少ない
②勝ち筋がある程度固定されている為、試合数が多くても疲れにくい&ミスが少ない
この2点も三神を握る事にした理由です。

今回の構築はタッグコール型にはしませんでした。
今のメタゲームを意識した環境適応型三神って感じに仕上げています。
三神ガラルファイヤーは採用するメタカードによって各デッキへの勝率が大きく変わるのでとても大切なポイントになっています。

・ミュウVMAX
・白馬スイクン
・三神
・黒馬

これらのデッキに6割以上の勝率が出せるように、
そしてその他のデッキには5割くらい勝てるようにと意識して組みました。

【現環境で流行しているメタカードによる影響】
▶︎うねりの扇　影響無
基本エネルギー型で構築した事影響無し。

▶︎あなぬけのひも　影響△
・ザマゼンタVを採用した事で頂への雪道とセットじゃないとVMAXに突破されない。
・ルールを持たないポケモンを3体採用しているのでそのうち1体を差し出せるようになっている
上記理由により影響無しではないがケアできている事と、
負けに直結する内容ではない事から影響は△

▶︎ツールスクラッパー　影響△
・おおきなおまもりを割られてワンパンされてしまう恐れあり
・とりあえずで貼ったふうせんが割られると入れ替えられない場合がある
ただ、
スイクンVのタフネスマント程負けに直結する訳ではない事と、
ふうせんについてはプレイングでカバーできる部分もあるので影響は△

▶︎頂への雪道　影響有

▶︎セイボリー　影響無

▶︎ガラルサンダーV　影響無

それでは大会当日のマッチング
1回戦　クラハンミュウ 先 6-2⭕️

2回戦　黒馬ミュウミュウ 先 6-3⭕️

3回戦　純正連撃ウーラオス 後 0-6❌

4回戦　モココレックウザ 先 6-5⭕️

5回戦　超ミュウVMAX 後 6-5⭕️

6回戦　鋼ミュウVMAX 後 3-6❌

7回戦　クワガノン 後 4-6❌

以下
・デッキレシピ
・各カードの採用理由
・CL福岡の対戦レポート
・各マッチへの勝ち筋
・デッキの強み&弱み
・採用検討カード
などを書いているので気になった方は読み進めてみてください🐭
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【デッキレシピ】

当日使ったデッキリストはこちらです。

【各カードの採用理由】

《ポケモン》
▶︎アルセウス＆ディアルガ＆パルキアGX...2枚
このデッキのメインカードの為2枚採用。
3枚目は不純物になるので過剰と判断。

▶︎ガラルファイヤーV...3枚
このデッキのメインアタッカーである為3枚採用。
オルタージェネシスGXの+30ダメージと合わせて220ダメージになるので、
環境にいるほぼ全てのVポケモンをワンパンできる&現環境に悪弱点のポケモンが多い為厚めに採用。
アルティメットレイを打つ前に三神が倒れても自分でエネ加速して殴りに行く事ができる点も、
今のゲームスピードの速さにマッチしていてとても強い。

▶︎スイクンV...1枚
2エネ起動という要求低さから1枚のみ採用。
特に環境デッキの弱点を付ける訳ではないが、
個人的には特性『しゅんそく』が得した気分になって好きです。
ファイヤーとの差別化を考えると、
オーラバーンの自傷ダメージ30点が辛いデッキ相手にはスイクンの方が使い勝手が良いって所が挙げられます。
また、
キバナを使わずともエネルギーつけかえ+手張りで1ターン起動が容易な為、
VS白馬スイクンで上手く使える点も魅力の一つ。

▶︎ザマゼンタV...1枚
白馬バトレックスvmaxをオルタージェネシスGXの+30ダメージ込みでワンパンする為のカード。
VMAX対面でも雑に強い場合があり、
思ったよりも仕事をしてくれる強めなカード。
キバナ+エネルギーつけかえで容易に1ターンで起動する事ができる為、
オルタージェネシスさえ打てれば白馬バトレックスに対してのカラーカードとなる。
これらの理由から、
ザシアンは余剰火力であると考えてザマゼンタを採用。
特性『ふとうのつるぎ』が相手のマリィを誘発してしまうという点も個人的なマイナス点だったのでザシアンは不採用。(ここは個人差がありそう)
また、
ザマゼンタにはベンチに雑に置いておく事でVMAX対面から飛んでくるあなぬけのひもをケアする事ができるという利点もある。
あとHP230がかなりデカい。

▶︎デデンネGX...2枚
1枚は必須。
5試合中3〜4回は2枚目のデデンネが欲しくなるので2枚採用にしました。
・事故回避
・悪エネのトラッシュ札
・最後にボスの指令やキバナを引けば勝てる！みたいな盤面で引き切きる
この辺で大活躍するかわいいネズミちゃんです。

▶︎クロバットV...1枚
対面によっては手札リソースを残しながらドローたい場面があるので1枚採用。
デデンネと組み合わせて1ターンで一気に山を進める事ができる点も魅力。
余談だがオルタージェネシスの+30ダメージ込みでミュウVをワンパンできたりもする。

▶︎ヤレユータン...1枚
リソースをガンガン捨てながら山を進めていく超前のめり構築なので、
必要なカードを山に残せる札が欲しくて1枚採用。
・リセットスタンプ
・ツールスクラッパー
・うねりの扇
・エネルギーつけかえ
・ボスの指令
・キバナ
等々デッキの核となるカードやマッチアップによってはピンポイントで使いたいカード、
1枚採用で必要となるカードを守りながら山を進めるために特性『さるぢえ』を使う事が多いです。

▶︎フィオネ...1枚
個人的推しカードの1枚で、
間違いなく今回のCL福岡でのMVPです。
4勝中3勝はこのカードで取りました。
このデッキは弱点を付ける場合を除いて、
VMAXを相手にせずにサイドを進める前提で構築してあります。
博士・マリィ等のドローサポートやキバナ等を打つターンに弱点ではないVMAXをワンパンで倒すのはこのデッキだと不可能です。
しかしベンチのポケモン取れるケースはかなり多いので、
そんな時に無理矢理サイドを進めていく為のカードとしてとても優秀なので採用しました。
※ちなみに相手のバトルポケモンにフュージョンエネがついてると使えないので気をつけてください

▶︎マーシャドー...1枚
今環境では頂きへの雪道が大流行していること、
それを対策したいデッキが混沌のうねりを採用している事。
これらの理由により1枚採用。
・メインアタッカーであるガラルファイヤーV
・サブアタッカーであるザマゼンタV & スイクンV
・山を進める為のデデンネGX & クロバットV
デッキのポケモンのうち13枚中8枚が頂への雪道の影響を受けてしまう事からマーシャドーは抜けませんでした。

《グッズ》
▶︎クイックボール...4枚
強い。4枚。

▶︎プレシャスボール...1枚
3神とデデンネしかサーチできない事から1枚だけ採用。
イメージとしてはクイックボール5枚欲しいからって感じです。
2枚採用で試した所、
使わない三神を持ってきてコストにするみたいな使い方が8割くらいだったので1枚でいいやとなった。
クチートGXとか採用するなら増やしてもいいかもしれない。

▶︎ポケモン通信...2枚
デデンネが手札にダブついた時に強い。
全てのポケモンに触れるという強さがあるが、
・ポケモンの採用枚数が13枚である事
・うち4〜6枚はプレイする事
・ポケモンとセットじゃないと手札で腐る事
上記の理由から2枚採用にしました。

▶︎エネルギーつけかえ...1枚
ファイヤーとザマゼンタの即起動に使うカード。
白馬とのマッチでは必要になってくるが、
それ以外のマッチでは必須ではないので1枚採用。
ギリギリまで2枚採用だったがリセスタの2枚目に変えました。

▶︎ポケモンいれかえ...3枚
入れ替え札は合計5〜6枚あるとストレスなく回ってくれたイメージから3枚採用。
(風船と合わせて入れ替え札5枚になってます)
おおきなおまもりを強く使いたい時にツールスクラッパーを使わせる動きも視野に入れた結果、
ポケモンいれかえ3枚・ふうせん2枚という配分が爆誕した。

▶︎ふうせん...2枚
上記の通りです。

▶︎リセットスタンプ...2枚
ミュウ以外のデッキに対して1回は絶対に使いたいので2枚採用。
正直枠がなくて1枚採用だったが、
3日前になんとか枠を作って2枚にしました。

▶︎うねりの扇...1枚
ミュウを破壊する為のカード。
・CL京都で爆流行りした事
・白馬スイクンが流行っている事
上記の理由から基本軸のデッキが以前よりも増えると判断し1枚のみ採用。
超ポケモンに着いているウィークガードを剥がしてガラルファイヤーVでワンパンする為の札です。
キバナ→うねりの扇→オーラバーンが強い。
前日まで2枚採用するか悩んだうえで1枚にしましたが、
1枚採用なら0でもよかったなぁと思っています。

▶︎ツールスクラッパー...1枚
スイクンVとザシアンVののタフネスマントを剥がす為に使うことが殆どです。
このカードがないとスイクンVやザシアンVをワンパンで突破する事が難しいが、
キバナから持ってくればいいやろの精神でピン刺しにした。
枚数的には正解だったと思います。

▶︎大きなおまもり...1枚
タフネスマントと直前までどっちを採用するか悩みましたが、
明確な理由を持っておおきなおまもりを1枚採用しました。
・ガラルファイヤーVに貼った場合、
オーラバーンによる自傷30ダメージ込みでもミュウVMAXに要求するパワータブレットの枚数が変わらない
・おおきなおまもりは三神に貼れるが、タフネスマントは貼れない
以上の強さがある為タフネスマントではなくおおきなおまもりを採用しました。
デデンネGXやクロバットVに貼ることで、
れんげきウーラオス・クワガノン・ミラーマッチ等でも役立ちます。
なので、
ザシアンVを採用する構築であればタフネスマントの方が強そう。

《サポート》
▶︎博士の研究...4枚
記事の最初にも書いた通り、
サポートカードは厚く積むことを意識。
最強のドローサポートなので勿論4枚採用。

▶︎マリィ...3枚
ミュウVMAX以外はマリィを打つだけでワンチャン事故ってくれるというパターンがあるので大好きなカード。
ドローサポート兼相手の手札に干渉する札として3枚採用。
最初は4枚採用していましたが、
サポ詰まりで先攻の手札が弱くなることがあったので、
トキワの森の3枚目に変えました。
・ドローに繋がる札を多く採用している事
・ヤレユータンの特性『さるぢえ』でデッキトップにドロー札を埋めれる事
上記の理由からこちらのデッキはマリィの耐性が比較的高めだと判断しています。(ただ無理な時は無理)

▶︎キバナ...2枚
このデッキのメインギミック。
・キバナ+じゃえんのつばさ+手張り
これでガラルファイヤーが0エネの状態から即起動します。
また、
キバナで持ってくる1枚のカードによって様々なルートが存在しており、
・うねりの扇で悪弱点をワンパン
・エネルギーつけかえでスイクンやザマゼンタを0エネから即起動
・ツールスクラッパーで相手のタフネスマントを割ってワンパン
・リセットスタンプで相手をロックしながら王手
・盤面によってはフィオネで擬似的にボス
等々無限の可能性を秘めた最強カードです。
今までの三神が抱えていたテンポロス問題を解決してくれる1枚です。
1枚採用だと引きたい盤面で引き込めない&ワタシラガ不採用の為2枚採用です。

▶︎ボスの指令...4枚
サイドレースを考えたらオルタージェネシスGXを宣言した後2ターン連続で使いたいので4枚採用。
1枚減らしてワタシラガVにしようか悩んだ時もあったが、
スタートポケモンとして飛び出るリスクの方が高く感じた為やめた。

《スタジアム》
▶︎トキワの森...3枚
基本エネルギー軸のこのデッキととにかく相性がいいカード。
先攻時の三神への手張りを安定させる札としても活躍。
ギリギリまで2枚採用だったがマリィを抜いて3枚にした。
マジで3枚にしてよかった。

《エネルギー》
▶︎基本悪エネルギー...6枚
最初は5枚で回していましたが、
ガラルファイヤーが起動できない事が多かったため6枚採用にしました。
1枚増やすだけでストレスフリーになるのでおすすめです。

基本鋼エネルギー...4枚
三神に付ける1枚 + ザマゼンタVを使うマッチアップの時の2枚 + サイド落ち考慮の1枚
=4枚採用。

基本水エネルギー...3枚
三神に付ける1枚 + スイクンVを使うマッチアップの時の1枚 + サイド落ち考慮の1枚
=3枚採用。

【大会当日の対戦レポート】

1回戦
VSクラハンミュウ 先行6-2⭕️
2マリもらってスタート。
マリガンで見えたクラハンに怯える。
クイボ→悪エネルギー→三神→邪炎→鋼エネ手張りまで見えてたのに山見たら三神サイドに全落ち。
泣ける。
でも相手がミュウなので思考を切り替えてガラルファイヤーで戦っていくプランにした。
エネ着いたミュウをボスで呼び続けてオーラバーン×3で勝ち。

2回戦
VS 黒馬ミュウミュウ 先行6-3⭕️
三神に水エネ手張りお守り貼ってガラルファイヤーベンチでエンド。
返しのターンでゲンミミに1エネ着いて黒馬×2とマホイップ1置かれて盤が返ってくる。
2エネホラーハウス狙ってんなぁと思って鋼エネ手張り+邪炎+つけかえで3エネの三神を前に出し、
ガラルファイヤーに風船貼ってヤレユータン出してオルジェネ。
上振れた。
後攻2ターン目にツールスクラッパーでお守り割られてホラーハウス打たれて手札が7枚になり、
ホラーハウスで引いた5枚ともがトレーナーズで焦る。
ヤレユータンで博士を山上に返したら博士を引いて、
次のターンの三神の破壊が約束されてしまった。
割り切ってアルティメットレイでゲンガー削りながら後続のガラルファイヤーを育てることにする。
後攻3ターン目でポルターガイストで三神飛ぶ。
先行4ターン目でガラルファイヤー2体目を育成しながらオーラバーンでゲンミミ倒す。
後攻4ターン目にリセスタ+ミュウミュウのナイトウォッチャーで手札が消滅するが、
先行5ターン目でフィオネで裏読んでオーラバーンで勝ち。
ナイスフィオネ。


3回戦　純正連撃ウーラオス 後攻0-6❌
世紀の大事故。負け。無理。

4回戦　モココレックウザ 先攻6-5⭕️
先行2ターン目にオルジェネ。
3ターン目にモココをアルティメットレイで取って4ターン目にフィオネで前のVMAXどかしてクワガノンをオーラバーンで取る。
ここまでのターンで相手が
ボス×2
レックウザVMAX×2
ともだちてちょう×1
がトラッシュに見えていたので、
フィオネ起動した後にクイボでフィオネを出しておいたのが偉かった。
後攻5ターン目にフィオネを解決する札を出せないまま盤が返ってきたので、
フィオネで前のVMAXどかしてオーラバーンで勝ち。
フィオネ最強。


5回戦　超ミュウVMAX 後攻6-5⭕️
お互い事故り気味だったが、
相手が止まっていたのマリィ打たずに粘りのプレイ。
最後リセスタで手札が1枚になったタイミングで雪道はられて絶望したが、
リセスタの引直しの1枚がマーシャドーで、
トップドローがデデンネ。
そのままボスの指令を引いて勝ち。運がいい。

6回戦　鋼ミュウVMAX 後攻3-6❌
あなぬけのひもで呼ばれたヤレユータンが逃げられずに2ターン目にオルジェネ言えず。
そしてトラッシュのエネの数を見誤って、
邪炎の後にキバナ等を使おうとしたらエネが落ちてなくて使えなかった。
第一テンパり期到来。
なんとか巻き返そうと焦ったのが良くなくて、
ガラルファイヤーに付いていたおまもりをエネと見間違えていて実は2エネしかついていないことに気付きさらにテンパる。
これが第ニテンパり期。
なんとかクロバットとマリィで山のエネルギーを引きに行こうとするも、
10枚引いてもヒットせずそのまま負け。
勝てた試合なのに本当に悔しすぎる...

7回戦　クワガノン 後攻4-6❌
デデンネスタート。
永遠にトップ解決される+手札少ないのに毎ターン最高の動きをするという大上振れマシーンだった。
キツすぎ。
最後リセスタでハンド1枚にしたのに、
トップでやまびこホーン引かれてトラッシュのデデンネ呼ばれて負け。
悲しい。

そんな感じで4-3ドロップになってしまいました。
いやーーーーー、
6回戦が本当に悔しすぎました...自分のバカ...

【各マッチへの勝ち筋】

VS《ミュウvmax》
ガラルファイヤーを2体作ってキバナ+ガラルファイヤー+うねりの扇を通す事で勝ち筋を作っていく事が基本戦術。
だいたい2ターン目にガラルファイヤーを1体倒されてしまうが、
・ミュウデッキにはカミツレorキバナ以外でエネ基本加速ができない
・ウィークガードエネルギーを貼らないとガラルファイヤーVにワンパンされる
以上の事から、
高い要求値を押し付ける事ができる為有利にゲーム展開を進める事ができる。
サイドの進め方は、
・相手の場にオドリドリやラティアス等のルールを持たないポケモンがいる場合は2-4
・ルールを持たないポケモンがいない場合は3-3
で勝てるようにサイドプランを考えながら試合を進める事を意識する。
ゲノセクトはオルタージェネシスの+30ダメージ込みのアルティメットレイではワンパンできないので、
3-3プランを取る場合は
・ミュウVにアルティメットレイ→ゲノセクトにオーラバーン
・オーラバーン2回
のどちらかを見極めてアタッカーを育てる事が大事。

また、
あなぬけのひもをケアしてルールを持たないポケモンをベンチに置くことがめちゃくちゃ大切になるので意識して闘いましょう。

『気をつけるカード』
・カミツレ
・クロススイッチャー
・ポケモンキャッチャー
・あなぬけのひも
・格闘道場
・げんきのはちまき

VS《三神》
三神2体のみで戦うことを意識する。そしてジャンケンに勝つ。
やはりオルタージェネシスGXを先に宣言した方が圧倒的に有利なマッチアップではある。
相手がタッグコール型の場合はマオ&スイレンを警戒しないと負け筋に繋がってしまうので、
状況によってはガラルファイヤーVが1体必要になってくる。
相手がオーロラエネルギー採用型の場合はうねりの扇でテンポを取れるので意識しておくと吉。
また、
こちらの構築はタッグコール型よりもドローカードが圧倒的に多いことと、
フィオネによって相手のバトル場の三神を無視して戦う事が出来るので、
その構築の差をぶつけながら勝ちに行く事が大切。

『気をつけるカード』
・フィオネ
・マオ&スイレン
・2体目の三神

VS《白馬スイクン》
オルタージェネシスから相手のバトル場のポケモンによって
・キバナ+ガラルファイヤーV+ツールスクラッパーでスイクンを落とす
・キバナ+ザマゼンタ+エネルギーつけかえで白馬VMAXを落とす
のどちらかを選択していく。
1体目の白馬を落とした返しで頂への雪道でザマゼンタが落とされてもフィオネでベンチを取りに行けるので、
返しのターンでアタッカーを育てる事が出来ていれば勝ち切る事が出来る。
頂への雪道+リセットスタンプ+フリージオからカチカチロックでターンを作ららてしまうと逆転される事があるので、
・山を進めて不純札を減らしておく
・サイドを多く取るターンにはあらかじめグッズを使っておく
・マーシャドーをベンチに置いておく
等のケアが必要になってくる場合がある。

『気をつけるカード』
・頂への雪道
・リセットスタンプ
・タフネスマント
・フリージオ

VS《黒馬》
クワガノンを意識した構築が多いと予想できるので、
マリィ+オーロット&ヨノワールGX(もしくはミュウツー&ミュウGX)でナイトウォッチャーを気を付けてプレイする必要がある。
ミュウミュウが殴ってくる場合は悪弱点を付けなくなるのでフィオネでどかしながら裏を狩るターンがとても大切になってくる。

それ以外は基本キバナ+ガラルファイヤーV+うねりの扇でウィークガードを剥がして3-3プランを取ればまず負けないマッチアップ。

『気をつけるカード』
・オーロット&ヨノワールGX
・ミュウツー&ミュウGX

VS《ムゲンダイナ》
三神がワンパンされるかどうかが鍵になるマッチアップで、
ワンパンされなければ基本的に有利に立ち回る事ができる。
おおきなおまもりは三神に貼りたいが、
レパルダスVによって簡単に割られてしまう為油断は禁物。
終盤のリセットスタンプ+ザマゼンタを押し付けて1ターン作れるかどうかが非常に大切な為、
リソース管理を丁寧にして戦う必要がある。

『気をつけるカード』
・レパルダスV
・ガラルジグザグマ

VS《れんげきウーラオス》
まーーーーーじでキッツイ。
純正のれんげきウーラオスはほぼ勝てん。
ザマゼンタを押しつけながらうねりの扇でテンポ取るしかないけどほぼ負け試合です。
ただ、
ウーラオスはミュウや黒馬に勝てないことから純正は少なく悪軸が多いだろうと予想。(お祈りとも言う)
サイド3枚くれるポケモンでスタートしてくれればワンチャンあるので勝てたら儲けもんくらいのメンタルで戦いましょう。

『気をつけるカード』
・全部

VS《レックウザ》
これもキッツイ。
できるだけ相手のVMAXを相手せずに3-3もしくは4-2でサイドを進めるのが理想。
クワガノンVのグッズロックが期待盤面もあるが、
こちらの準備が整っていれば効かないので気をつけながらプレイしていればOK。

『気をつけるカード』
・クワガノンV
・ローズ
・ともだち手帳

VS《れんげきカラマネロ》
2ターン目にオルジェネうったあと三神が飛ばなければほぼ勝ち、飛んだら負けみたいなマッチ。

【デッキの強み弱み】

《デッキの強み》
冒頭でも記載しましたが、
一番の強みはなんといっても初手のハードルの低さです。
三神に基本水エネルギーor基本鋼エネルギーを手張りできればいいのでデッキの再現性はピカイチです。
オーロラエネルギー型に比べて基本エネルギー型は環境で流行っているメタカードのうねりの扇が効かないというメリットがあります。
三神に貼ったエネルギーに関しては剥がされると途端にテンポが遅れてしまうので、
基本エネルギーにする事によってクラッシュハンマー以外怖くないというような構築になっています。
となるとタッグコール型にするメリットが少なくなったのでデッキをガンガン掘り進めるドローサポート増し増し型になりました。
ナツメハチクから入ることを前提にする型だとクワガノンに弱くなってしまうこともタッグコール型をやめた一つの理由です。
また、
練習していく中でオルタージェネシスの返しのターンで三神が倒されるとアタッカーの準備が間に合わずに殴れないという問題点が出てきたので、
「せっかく基本エネ型にしたしキバナでも採用するか〜」
って試してみたらめちゃくちゃ強かったのでこれを軸にデッキを固めていきました。(元々キバナを使い慣れていたのもあるかも)
そのまま今の環境からメタゲームにあわせて構築を進めていった結果このデッキが出来あがったという感じです。

まとめるとこんな感じ。
・弱点をついて闘う事が出来るマッチアップにはめちゃくちゃ強くて有利マッチになる
・その他のマッチアップでもオルタージェネシスのおかげでそれなりの勝率を出せる
・それらの勝ちルートがだいたい固定化されているので体力の消耗が少ない & 時間を使いすぎないので、対戦戦数が多い大型大会に向いてる
・0エネの状態からアタッカーを用意できるので奇襲性能が高い

《デッキの弱み》
デッキ構築の段階で後攻1ターン目に追加効果ありでオルタージェネシスを宣言できない事が弱みの一つとして挙げられるかなと思います。
また、
2ターン目三神を倒される+弱点をつけない相手については勝ち筋が限りなく薄くなってしまうという点も弱点かなと思います。
・ムゲンダイナVMAXに先行2ターン目でガラルジグザグマ+フルパワードレッドエンドをされる
・ゲンガーVMAXに先行2ターン目で一撃エネルギー複数枚のキョダイマルノミ
ここらへんは超絶無理になってくるわけですが、
ムゲンダイナやゲンガーはそもそものデッキ数が少ないと判断した為そこまでデメリットにならないという考えです。
弱点をつくことができずにサイドを複数枚取ってくる連撃ウーラオスはほぼ無理ゲーですが、
こちらも純正れんげきウーラオスは少ないと判断したので割り切りました。(当たったけどネ)

そしてもう一つの弱点は、
こちらのデッキ内容や動き方を相手もわかった上でプレイングしてくる人が多いという事です。
色々な型はあるものの、
オルタージェネシス→3-3 or 2-4でサイドを取り切るという動きは全タイプ共通なので、
相手に知られているというプレッシャーは結構ありますね。

そしてこれは全デッキに言えることかもしれませんが、
これだけ安定志向のデッキですが事故る時は事故って負けます。

【採用検討カード】

▶︎ガラルサンダーV
ムゲンダイナとゲンガー戦の勝率が上がるカード。
ゲンガー相手は雪道で止まることがあるのとそもそもムゲンダイナとゲンガーの数が少ないと予想したこと。
また他のマッチではあまり使わないため不採用。

▶︎ザシアンV
 基本的にキバナ込みでも0エネから始動できないがことや相手のマリィを誘発しやすいカードであるため不採用。
タッグコール型ならアリだったかもしれない

▶︎クチートGX
プレシャスボールの対象になり、
通ると強くイージーWINも狙えることが強み。
エネルギーの要求が2エネと少ないのでキバナからの起動が容易なことと、
ベンチにポケモンを多く並べる白馬相手に弱点込みでワンパンが狙えることが評価できるカード。
ただ、
・ミラーマッチでは負け筋になるスタートが増える
・ザマゼンタだとあなぬけのひもを多投しているミュウに対して強く出れるがクチートだと狩られる
・メタルソーサーを採用していないのでメリットを最大限に活かせない
上記理由の為不採用になりました。

▶︎ミュウツー＆ミュウGX
連撃ウーラオス戦で活きるカードではあるが、
アルティメットレイ以外に打つ技がないことに加え連撃ウーラオスが少ない予想で不採用。
またミュウVMAXや黒板相手でスタートした時にサイドを3枚取られるリスクがあり、
勝てるマッチを落としてしまう可能性を考慮すると採用は出来なかった。

▶︎ミュウ(ベンチバリア)
・クワガノン相手だとなくても勝ち筋があること
・連撃ウーラオス相手だといてもヨガループの的になり連撃ウーラオスに結局勝てないこと
上記の理由から不採用。

▶︎タフネスマント
既に記載しているが、
大きなおまもりとの差は、
・クロバットがタブレットなしのテクノバスターとクイックシューター+エレキブラスターを耐えること
・ガラルファイヤーVが1回の反動込みでザシアンVのブレイブキャリバーを耐えること
この2点くらいで、
ミラーでデデンネを出せる可能性と三神が耐えることが多くなる大きなお守りのほうが価値が高いと判断し採用を見送った。

▶︎あなぬけのひも
ボールとポケモン通信でアクセスできるフィオネの方がパワーが高いので不採用。
フィオネ最強。

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画像引用元：https://www.pokemon-card.com/

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