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これは「好き」に気付く物語─【洸】風野灯織感想文


2022年8月10日、世界に光が満ちた─




一年ぶりの灯織だあああああ!!!


全世界の灯織P待望の瞬間がやってまいりました。灯織の新規pSSRです!!恒常でしたがそんなのは些事。真夏のヴィーナスがこの世界に舞い降りた事実にこれ以上の意味は要りません。なんかすぐ限定きそうだしネ…

さてこれから灯織のコミュについてたっぷり語っていくわけですが、今回のコミュは『Landing Point』の正当続編のような内容になっております。

まず灯織の『Landing Point』を読みましょう。それから、あの、その、私の感想文とかも、読んでくれたりしたら、あの、嬉しいなー、って…

前置きもほどほどに早速灯織を堪能していきましょう。


【洸】風野灯織のテーマ

「好き」に理屈は必要か

今回の議題はこちらです。LPにて料理という好きを見つけた灯織ですが、今回は「好きな景色」を上手く咀嚼できず悩んでしまいます。可愛い。

『Landing Point』風野灯織シナリオより

シャニPの思いとは裏腹に灯織は好きの理由探しを始めます。はてさて結局灯織は好きとどのように向き合うのでしょうか。


波紋

「好き」とは灯織が抱えるテーマなのです

まず言わなければならないのはコミュにプライベートドレスダウンが出てきたことですね。素晴らしい。灯織に限った話ではありませんがコミュの表現が広がるいい衣装ですよね。


さて導入ですが、灯織が好きな景色の写真を撮るのがいいと占いで見たことに端を発します。灯織は綺麗な景色は好きでもどんな景色が好きかは分からないと考えてしまいます。悩んだ灯織はシャニPに好きな景色を問うと…

はい出た卑しか彼氏面ムーヴ。こいつ灯織のこと好きすぎでしょ。しかしまぁ灯織も灯織で取り乱すことなく「気障ですね」って返せるのはもう慣れた手合いですよっていう余裕を感じますね…。こちらの無自覚正妻ムーヴも相変わらずです。この2人、去年の夏からいちゃつきすぎだぞ。

去年の夏の模様はこちらから。


無意識(遊び)

「うちのプロデューサー」ってなんかいい…

立ち絵で麦わら帽子被せようって言った人に国民栄誉賞あげたい。

ここから3つの「無意識」とつくコミュが続きます。好きな景色とは何か悩んでいた灯織が無意識にシャッターを切っていく様子が描かれています。

スキンダイビングで見た海中の美しさを思わず撮りたいと思う灯織。海中撮影はできないので結果砂浜からの写真を撮ったようです。

可愛い


無意識(仕事)

ワンツーマーチングパレード

今度はお気に入りの衣装を思わずパシャリ。あと折角なんで衣装名も覚えて帰ってください。

そんな折シャニPが入ってきます。好きな景色について答えが出たか問うとまだと答える灯織。つまりここで、好きな景色と理由についてまだまとまっていない灯織と、いいと思ったものを無意識に撮る灯織とが混在していると分かります。

何をもって好きとすればいいかという悩みは、占いのアドバイスと照らし合わせれば何を撮影すればいいかという悩みだったはずです。しかしながら実際の灯織はいいと思ったものを素直に撮影しています。

〈灯織の意識〉
好きな景色が何か分からない

何を撮るべきか分からない

〈灯織の無意識〉
自由に写真を撮っている

灯織の理屈と直感は現時点で噛み合っておらず、なのでタイトルには「無意識」とついています。ではそんな灯織はどんな答えを出すのでしょうか。


ちなみに選択肢では灯織の占いへの思いが聞けます。今回は景色や占いなど実に灯織らしい話がいっぱい出てきますね。


無意識(料理)

フレンチトーストの出来にご満悦灯織

ここでは綺麗に出来た自作のフレンチトーストをカメラに収めます。もちろん無意識でしょうね。


そしてここでは灯織が頻繁にシャニPに料理を振舞っていた理由が明らかになります。

日頃のお礼のつもりでシャニPのために料理を振る舞い続けていたそうです。なんというか灯織らしい…。で、ここからが2人がお似合いというか似た者同士のパートナーなんだなと感じさせるシーンです。

シャニPの言い分
「俺がプロデュースするのは当然で、アイドルをする灯織という好きな景色も見せてもらってる。気を遣って料理しなくても…」

灯織の言い分
「アイドルはなりたくてなったもので頑張るのは当然。いつもお世話になっているプロデューサーには得意な料理でお返ししたい。」

両者ともに、自分のしていることは当然で、相手にはもらってばかりいると全く同じことを考えています。こんな2人をお似合いと表現せずして何と言えばいいのでしょう?そうピッタリの2人なのです(確信)


自覚、それから

一人反省会たすかる

灯織が無意識に写真を撮りまくっていたことを自覚します。てか真っ先にシャニPにどう思われてるか気にしちゃうんですね。ふ~ん…。

というわけでこの時点での「自覚」とは、無意識に好きな景色を撮ってたんだ!という自覚ではなく無意識に写真撮りまくって変に思われてないかな…?という自覚です。どちらかと言えばマイナス。

そして眠れない夜を過ごす灯織にシャニPから連絡が来ます。何か言われるかもとビクビクの灯織…。

そんな心配は杞憂で、活動報告用の写真を灯織に提供してほしいという事務連絡でした。被害妄想に襲われながらも灯織は海と衣装の写真を送ります。

綺麗な海の写真にアイコンにしたいくらいと返すシャニP。さらに灯織もフレンチトーストの写真をアイコンにしたらいいのではと続けます。

これに撮りすぎって思われてるのではと恐々とする灯織ですがこれも杞憂。
帰ってきた返事はこちら。

この言葉は灯織に安堵と自覚を与えています。安堵とは写真を撮っていたことをシャニPが好意的に見てくれていたこと。シャニPにどう思われたかをかなり気にしていた灯織は安心したことでしょう。

そして自覚とは灯織が「好きな景色」を写していたということ。灯織は結局「好きな景色」が何かについて明確な答えは得られていません。しかし灯織は「いい景色」には出逢っていて、それを迷いなく撮影しているのです。

少し妄想が入りますが、自分が撮った景色がいいものであるとシャニPと共感することによってそれらは「好きな景色」であったと自覚することができた。もっと言えばそれらは理由なく手放しの好きであっていいというところまで気付いたかもしれません。

最後灯織が自分の撮った海やフレンチトーストをアイコンにしようとしているのは、占いのアドバイス「好きな景色を壁紙にする」と繫がっており、灯織が海やフレンチトーストを「好きな景色」と認めたと分かる描写です。

そうここでテーマへの回答です!

好きに理屈は必要ない

好きなものは好きでいいんです。灯織はきっとそれに気付けた。これからも灯織の「好き」が広がって、もっと自分自身を認めてあげてほしいです。

LP感想文でも言ってますが灯織はアイドルになった理由の1つに「自分を好きになりたかったから」と述べています。灯織は元々自分が嫌いで、だから好きなものもないというスタンスでした。ですが好きなものを見つけていくうちに自分のことも好きになっていってると灯織は自覚します。なので灯織が何かを好きと認めることは他ならぬ自分自身を認めることと同義なのです。だから灯織の「好き」はこれからも広がってほしいのです。それがアイドル風野灯織に輝く無限の可能性なのだから…!


…ていうかシャニP海をアイコンにしたいって言ってましたよね?灯織も海かフレンチトーストをアイコンにするって言ってましたよね?それ2人で行った海を2人揃ってアイコンにする可能性があるってことですか???それってカップルの所業じゃない???灯織は好きの自覚もいいけどそろそろ自分の正妻ムーヴも自覚しよ???


まとめ

というわけで灯織の「好き」に関するコミュでした。景色・占い・料理に不器用のフルコースと全体的に灯織要素盛りだくさんでしたね!

「好きに理屈は必要ない」という結論自体は灯織だけでなく我々も大事にしたい感覚です。人はすぐどこが好きか・どれくらい好きかでマウントとってきますが好きなものは好き、だって好きなんだもん!の精神でいいと思います。なぜ好きかを分析すること自体は有意義ですが必ずしも必要とは思いません。灯織のどこが好きか言えと言われたらいくらでも述べますが元々私は一目惚れなので。直感で灯織のことを好きになってるんです。り、理屈じゃない…!

というわけでみなさんも自分の好きは是非大事にしてください。そしてこういう感想文を通して灯織の魅力を布教してもっと灯織が好きっていう人が増えたらいいな…。もっと灯織好きの方と会ってみたいですねぇ…。

今回はこの辺で!どうもです!



私の「好きな景色」

奇しくも私の好きな景色も風野灯織なので、【洸】風野灯織のベストショットをみなさんと共有したいと思います。こちらです!



ウィンク可愛すぎる!!!!!!!!!!


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