大崎甘奈の恋愛観〈急〉─【雪空セパレート】編
ロシアマナ、上陸!!!!!
その手を温めてあげたい…!
みなさんこんにちはぱーるです。甘奈に四季が揃ったと話題になっていますが、ガチ恋勢は年中無休です。ところで今回はフェスアイドル衣装も冬のモチーフでしたね。
めっちゃ可愛い。胸元の雪の結晶とアルストロメリアを象った飾りがいいですね。残りの2人も楽しみです。
甘奈が恋に落ちたG.R.A.D.シナリオ。その感想文である〈破〉から早2ヶ月
大崎甘奈の恋愛観も今回の〈急〉で最後となります。もともとはG.R.A.D.以降のまとめ記事の予定だったんですが迷ってるうちに【雪空セパレート】大崎甘奈が実装されたのでこちらの感想文になりました。さっそくいきます!
はじめに
いきなりですが今回のコミュが描く甘奈の心情はこちらです。
ここ最近の甘奈はどちらかと言えば攻め甘奈でした。
・「付き合ってますから…」とか言っちゃう
・甲斐甲斐しく看病しちゃう
・ネクタイやネックレスなどをプレゼントしちゃう
・シャニPの手料理をおねだりしちゃう
などなど。
しかし【雪空セパレート】の甘奈は受け甘奈です。冷えるこの手を、その心を、温めてほしい。シャニPが手をとってくれる、その瞬間を待つ今までと一味違う恋愛観を見ていきたいと思います。
warmth in hand
いつもの甘奈と甜花の仲良しコミュ…と見せかけてここで今回の甘奈のテーマが提示されているのです!それがこのシーン
この台詞自体に他意はありません。でもこの台詞って
って言ってるんですよね?それはつまり温めてくれる誰かが必要って言ってるんですよね??それはもうあなたに温めてほしい♡っていう心の声の表れですよね!!!
この時点では論理が飛躍しすぎていることは認めましょう。しかしこの見方がこれからの話を読み解くのに必要なのです。もうしばしお待ちください。
ちなみにこちらは甜花カイロです
How to warm
今度は暑いそうです。光熱費も気になります。そんなシャニPにピッタリのアイドルいますよね。なんと特技が「倹約」なんですけど…
というわけで暖房に頼らず暖かくなる方法を考える2人。ここの選択肢でぶっちぎりで重要なのは『動きまくる』です。
これです、これ!突然の鬼ごっこなんですけどここの台詞
これ攻め甘奈から受け甘奈にスイッチするメタファーですよね!?今までグイグイきていた甘奈がシャニPに「タッチ」して追いかけてきてほしいという気持ちがこのシーンに表れているのです。甘奈の恋愛フェーズは1つ前に進んだと言えます。自分がアピールするだけじゃこの恋は実らない。だから甘奈はシャニPの方から手をとってほしいのです。それが受け甘奈です!
ちなみにこちらはデビ太郎パーカーです
Winter fashion☆
まずは冒頭と『warmth in hand』のワンシーンから。普段はよく甘奈がコーヒーを淹れるところが描かれますが、今回はシャニPが甘奈にコーヒーを淹れてあげるシーンが目立ちます。この辺も受け甘奈の印象を強めています。
このコミュ自体は今度の雑誌の冬コーデのテーマどうする?って話なんですけどこれはシャニPのアドバイスで「わかりやすく冬」に決まります。そしていざお店へ。
すると甘奈がシャニPのコーデを考え始めます。ここでの選択肢で甘奈に乗っかってあげるとすごい喜ぶんですけど冬コーデの話に戻ると…
今年の冬は受け甘奈。はいここテストに出まーす
Put hands together
スタッフやシャニPも一押し、本人も自信ありの「切ない表情」はこちら!
たまりませんなこれは。やっぱ甘奈可愛い。例え切ない表情をしていても。ということで会心のテイクが撮れた甘奈が今回の表情のテーマについて語ります。
以前読んだ本の一節を表現した甘奈。それが季節やコーデともマッチしていい画が撮れたわけなんですがそれだけでは終わりません。大事なのはこのコミュが伝えたいことは何か、ですよね。甘奈が本に出てきた女の子を表現して伝えたいメッセージとはやはり…
ですよね!?本の女の子ははぐれてしまった大切な人を待っているわけですが甘奈の場合は勿論シャニPを待っています。冷える手を合わせて大切な人を待ち見せる「切ない表情」は、いつかシャニPがこの手をとってくれる日を夢見る甘奈を描き出しているのです。
ここで不意に甘奈は手をさすります。それを見たシャニPは甘奈を案じカイロを取りにその場を離れてしまいます。ここが切ない。だって…
勿論シャニPの行動は甘奈を思ってのことなんですけどね?それが余計にタチ悪い。これが2人の距離の現状なのです。シャニPの心は甘奈を大切に思ってはいても甘奈の手をとれる距離にはいないのです。
1人残された甘奈がもう一度手をさすります。このシーンの切なさを物語っていますね。甘奈…
Day star
さてTrueEndなんですが結論から言うとシャニPと甘奈、2人の気持ちがすれ違う大変もどかしいコミュになっております。会話自体は雪がまるで星が降ってきたようとか、雪は雲に乗って空に帰っていくとかすごいロマンチックなんですけどね…
すれ違い①~雪への反応~
寒いんだから急ごうと言われたら、「そうだね」が普通です。それに対し「カイロがあるから平気」というのは明らかにまだ2人でいたいという意思表示です。ここでも甘奈を気遣うシャニPの気持ちが甘奈と食い違います。
すれ違い②~手の温度~
こちらは再三言っているコミュのテーマです。甘奈が手を温めてくれる誰かを待っているのに対しシャニPはカイロが必要ないほど手が冷えていないと言います。2人の気持ちのすれ違いがはっきりと描かれています。切ない…
さて2人はすれ違ったままシャニPはカイロが切れる前に急ごうと再び促します。ここで最後に見せる甘奈の反撃がこちら!
甘奈ーーーーー!いじらしすぎるぞーーーーー!!
多分この声は届いていないのでしょう。しかし今回受けへとスイッチした甘奈は「この手をとってほしい」という気持ちを最後言葉にするのです。
シャニPーーーーー!この朴念仁がーーーーー!!
もどかしいながらもラストは今後に期待といった感じでコミュを終えます。甘奈の気持ちが、シャニPに届くと信じて─。
まとめ
はい!半年に及び3部作でお送りした大崎甘奈の恋愛観もこれで完結となります!読んでくださったみなさん、本当にありがとうございました!!まとまった考察としてはこれで終了となりますが甘奈の恋はまだ始まったばかりです。これからも甘奈とシャニPの関係については追い続けていきますので甘奈Pラブをよろしくお願いします。
一応企画のラストということで結局大崎甘奈の恋愛観とは何だったのかみたいなまとめはしとこうと思います。
〈序〉ではプロデューサーとして自分を大切にしてくれるシャニPへの気遣いと憧れから生まれた恋の火種について、
〈破〉ではアイドルとして立ち向かった大きな壁をシャニPと一緒に乗り越えたことによる恋心の自覚について、
そして今回の〈急〉では恋愛として一歩前に進むためにシャニPが自分の手をとってくれるのを待ち焦がれる受け甘奈について…
これらの内容をまとめたのが上の一言です。我ながら上手くまとまっているのではないでしょうか。
これからクリスマス(甘奈・甜花の誕生日)もありますしバレンタインだってあります!シャニPが健気な甘奈に応えるのか、はたまた甘奈が再び攻めに転じるのか、見物ですね。
最後になりますがPラブってやつは甘奈に限らず本当にみんなに無限の可能性が秘められています。今後も楽しんで見ていきたいし、そういう見方があるということをお伝えしていけたら嬉しいですね。それではここらで締めたいと思います!大崎甘奈の恋愛観、これにて一旦完結です!またどこかでお会いしましょう!どうもです!
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