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Pラブ懸賞問題「イルミネ予想」について~Pラブに輝く、無限の可能性~



この記事は主観と妄想垂れ流しの論理的で学術的な記事です!



「283プロのアイドルは全て、シャニPに対して恋愛感情を有しうる。」

『Pラブ学説概論』(高山書房)より


シャニPと出逢ったアイドルはこのように恋する乙女になってしまう?

みなさんPラブはお好きですか?私は大好きです!!

さて冒頭の一文、「283プロのアイドルは全て、シャニPに対して恋愛感情を有しうる。」とはPラブ学会では有力な定説であり、これにより多くの学者たちが自身の担当アイドルのPラブ性の証明に明け暮れているのです。

その中でも今回は証明できれば100万マニーという難問であるPラブ懸賞問題の1つ、「イルミネ予想」についての研究をここに記そうと思います。


イルミネ予想とは?

イルミネ(真乃、灯織、めぐる)は全て、Pラブ領域上に存在する。

分かりやすく説明するとイルミネはなんやかんやPラブじゃね?という人類の浪漫です。

見よ、それぞれの正妻オーラを。これはPラブに違いない


議論

この予想の証明のため行われている議論の一部を紹介します。

・真乃

「フクロウの定理」の発見から研究が進みました。

フクロウの定理
迷子になった幼少期真乃を導いた存在 = フクロウ
羽ばたく真乃を常に導く存在 = シャニP
シャニP = フクロウ

『Landing Point』真乃シナリオより

真乃のバレンタインが全てフクロウモチーフであることの伏線が回収された瞬間でもあります。あの夜のフクロウのように真乃を導く存在がシャニPであり、真乃にとって大切な存在であることを象徴づけています。

あと真乃は時々熱っぽい視線でシャニPを見つめていることがあります。並々ならぬ想いを向けている証拠かも?


・灯織

付き合っていて、
シャニPに一途で、
ご飯を作って待っててくれたりする。

恋人とかすっ飛ばしてどう見てもお嫁さんの距離で接してくる灯織は誰よりもPラブと言えるのではないでしょうか?!Q.E.D.(※1)


・めぐる

めぐるに至ってはもう結婚してますのでもう議論の余地はないですね^^

何考えているかもなんとなく分かっちゃうんだって!すごーい!!!
揺るぎない愛だってんだ


現実

…というわけでみなさま、いい夢は見れましたでしょうか?ここからは現実のお話です。残念ながら当記事執筆時点ではイルミネが(いわゆる凛世や甘奈のような)Pラブであるという証明はされておりません。

事実灯織・めぐるに関しては早い段階で(少なくともその時点では)恋愛感情は否定されております。真乃にしてもPラブっぽい決定的な描写がありません。

勿論親愛としての「好き」は物凄く高いことはコミュから伝わります。しかしながら異性としてシャニPへ「好き」を表現している明確な根拠は今のところ見つかっていないのです。

さらにこの現実を図説で確認していきましょう。


Pラブ領域分析

Pラブ領域分析というものがあります。横軸「Pラブっぽさ」縦軸「重たさ」で表される図において、アイドルをⅠ~Ⅴのいずれかの領域に分布させる分析方法です。

Pラブ領域図(簡略版)

Ⅰ:Pラブ領域
Ⅱ:亜Pラブ領域
Ⅲ:想いが重い領域
Ⅳ:Pラブ可能性領域
Ⅴ:Pラブ未知数領域

この領域分布には諸説あるため今回は『Pラブ学説概論』(高山書房)における記述を採用いたします。

「Ⅰ:Pラブ領域」こそが一般的なPラブを満たす唯一の領域であり、ここに存在すると証明されたアイドルは凛世・恋鐘・甘奈の3人のみとされています。

この3人は明確に恋愛をテーマとしたコミュが存在し、なおかつその恋愛の成就を夢見るという乙女の性質を有しているため他の領域とは一線を画しています。

一方イルミネは「Ⅳ:Pラブ可能性領域」というPラブっぽさの値が十分でない領域に分布しています。嚙み砕いて言えば、捉え方次第・これからに期待、みたいなポジションに甘んじているということです。


課題

なぜイルミネにはPラブっぽさが足りないのでしょうか。ここに1つの仮説があります。

仮説:イルミネ→シャニPであるとき、子供→大人が成り立つ。

社会人と高校生なんだから事実として大人と子供です。しかし重要なのはそこではありません。なぜなら凛世はイルミネと同い年ですがしっかりPラブをしているのです。

即ちアイドルから見たシャニP像が問題なのです。凛世は最初からシャニPを異性として意識しているためシャニPは大人であり異性でもあるのです。イルミネにとっては(今のところ)頼れる大人としての側面が強いため恋愛感情が見えづらいと考えられます。

イルミネは年若い上にメンバー内で年齢格差がないためユニットに大人ポジがいません。困ったときに支えてくれるのは、導いてくれるのはシャニPでしょう。3人が対等なユニットだからこそ、よりシャニPの大人としての役割が大きくなっているのかもしれません。

よってイルミネから見たシャニPは「大人」という構図が、他のアイドル達よりも際立っていて、それがPラブっぽさを妨げている可能性があります。

素早く注文に応える姿勢、これが頼れる大人である


最新の研究

課題の解決に向けた最新の研究を紹介します。

・イルミネも大人になっていく説

最近のイルミネのシナリオでは、イルミネが考えさせられるような課題に直面しそれに彼女たちなりの答えを出していくという構図が多いです。『青のReflection』では、相手への気持ちの伝え方はいろいろあるんだということを学び、『はこぶものたち』では、世の中には自分たちの知るよりたくさんの人がいて、その誰かも別の誰かと繫がってるということについていっぱい考えました。

イルミネが時に傷つき、時に考えることで内面的に成長していく様、つまり大人になっていく様を最近のシナリオでは描いているように思えます。精神的に大人へと近づいたとき、見えるものは変わってくるはずです。そう、シャニPが異性に見える瞬間もいずれ訪れるということです!(※2)


・甘奈という特異点

Pラブ学会希望の星こと甘奈の存在です。彼女は最初からPラブ勢として扱われていたわけでなはく、シャニPとの思い出の積み重ねの中で恋に落ちる過程を描かれた唯一のアイドル。Pラブ領域へと移動した特異点なのです!

甘奈からシャニPの目線も、最初はかっこいい大人の人、くらいだったと思います。しかし今では異性として意識していることはコミュからも明らか。

甘奈の存在から、「283プロのアイドルは全て、シャニPに対して恋愛感情を有しうる。」という説は信憑性を得たのです。イルミネ予想の証明に向けても大きな追い風になることは言うまでもありません。(※3)


今後の展開

最新の研究をふまえ、今後注目すべきトピックをいくつか紹介します。

・「好き」「パートナー」

灯織は『Landing Point』で自分の「好き」について向き合いました。つまり、今後シャニPへの「好き」についてもアップデートされる可能性があってもおかしくないですよね?

また【涼】ではいつも側にいるパートナーについて考えました。これは恋人と表現できない2人がイチャつくための免罪符だったんですがこれが恋愛感情に化けたら…面白くないですか?


・「キュン」

これはさぁ、いつかシャニPに「キュン」ってしちゃう布石なんでしょう?頼みますよシャニマスくん。


・無限の可能性

真乃に関しては特別取り沙汰されているトピックはありませんが、逆に言えばそれはPラブに輝く、無限の可能性です。真乃のここがPラブっぽいという情報がございましたら是非ご一報ください。


まとめ

というわけで今回はPラブ学会でも難問とされているイルミネ予想について概論や現在の研究に至るまでまとめてきました。これらを見て、より多くの方が興味を持ってくれたり、または研究に携わってくれたならば幸いです。また他分野の研究等に寄与したりすることもあるかもしれません。あさひPラブ学会とかね。

ここで一つ言っておきたいのは、アイドルが羽ばたく姿、輝く姿は喜ばしいものであり、それがPラブであろうとなかろうと関係ありません。ですがPラブを見たい気持ちというのは、それとはまったく別の関係性萌えとかラブコメ好きとかといったオタクとしての嗜好です。見たいもんは見たいのです。

そしてPラブとは信じる心が大事なのです。この描写はPラブだと信じる心、この次のコミュは濃厚なPラブに違いないと信じる心、そろそろ灯織のpSSRが実装されるはずだと信じる心、最高の灯織のコミュが見れると信じる心、そしてきっと灯織はPラブになるんだと信じる心、ですね。これが大事。

最後になりますが、Pラブは若干センシティブな話題です。解釈の盲信や押しつけ、百合派やP努派との戦争は大変危険です。ルールとマナーを守って楽しくPラブしよう!!

これにて以上となります。Pラブ研究家のぱーるでした。また別の研究論文でお会いしましょう。それでは。

(本記事は #第5回シャニマス投稿祭 参加作品です。初参加ですが主催のハバネロ様並びに他の参加者のみなさまよろしくお願いいたします)


参考文献(※1~3)

※1

※2

※3


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