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THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Luna-アルバムレビュー

「てやーん!今回は2/17(水)に発売した

THE IDOLM@STER SHINY COLORS COLORFUL FE@THERS -Luna-

について感想を語るってのはどうかな?」

「すっごく……素敵だね……!」

「悪くないんじゃないかなぁ」

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試合を眺める強豪校感ありますね

こちらは予習復習にご活用ください

改めまして全国300億人の…

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月がモチーフのLunaでおはようとはこれ如何に。どうも、ぱーるです。

前回のStellaに引き続きLunaのアルバムレビューをしていきたいと思います。個人的に今作かなりツボなんで未聴の方がアルバムに触れる一助になるよう魅力を綴っていく所存です。すでにお聴きの方は温かく見守ってください。では早速楽曲の紹介に移ります。

01.リフレクトサイン/Team.Luna

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マジ、Lunaに感謝ってカンジ!Lunaが出ててよかった

はい!いきなりきた!かっこいいヤツ!!歪んだギターと、ピアノの旋律が響くメロディアスな一曲ですね。とにかくメロディーが美しい!パート分けしてるBメロがボルテージを高めてくれます。1番の凛世パートが特にすき。そしてサビ、最&高…!全部美メロですが特に「悠然とまばゆい」の高音の劇的フレーズがもうほんと、たまらん!!

リフレクトサイン、直訳すると「反射するしるし」でしょうか。月は太陽光を受けて光っているのでその象徴かな。2番にも「君という光受けたから」というフレーズがありますし。ただ他のサビでは「私の光で照らすよ」とあるので、『最初はもらった光だけど、反射して私らしく輝き照らすしるし』それこそがリフレクトサイン…なんて解釈はどうでしょう?強引か。

あと小糸が堂々と歌っていてよかった。そういえばキャロル隊のメンバーが多いですね。霧子がいるので安心安心。全体でワイワイとかはしなさそうだけど雰囲気は和やかそうですね。Team.Lunaコミュ実装はよ。

02.誰ソ彼アイデンティティー/田中摩美々

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演奏:まみみオーケストラ

待ってましたキラーチューン!! ドラマチックなピアノとトランペットでジャジーな雰囲気の曲ですけどとにかくお洒落格好いい!!摩美々の歌い方もすき。サビの盛り上がりだいすき。特に「揶揄い甲斐の無い時代」はリズミカルな語感と言い回しが刺さるお気に入りのフレーズですね。他にも「歪に踊るワルツのズレ」で本当に三拍子になるのも面白いです。

歌詞の言葉選びもいいですね。「アカ」と「アオ」(=紫)、斜めに引いたライン、蜃気楼、などまみみチックなフレーズは勿論、サビは全フレーズがすき。全体的に孤独や無関心といった冷めた価値観が見えますがラストの

その隙間に溢れている光に 照らされてみたら見つけられる?
…だから誰ソ彼時只彷徨う

は錆び付いた運命の鍵を回してる感じがしてとても良いですね。

ただの戯言ですがシャフトにMV作ってほしいですね。絶望先生的なテイストで。摩美々なら絶対合うから。あ、戯言ついでにもう一つだけ…

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誰ソ彼アイデンティティー = 夕つ方まみみチック
意味的にぽくない!?そうでもない?じゃあ次行きます

03.わたしの主人公はわたしだから!/福丸小糸

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主演:福丸小糸(16)

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※参考:小宮果穂(12)

シンセとパーカスによる疾走感あるデジポップチューンで歌詞もストレート。Lunaでも異色の楽曲ですね。速いテンポで合いの手・掛け声モリモリ、色んな効果音鳴ってるなど忙しい楽曲ですが一生懸命な小糸のボーカルのおかげで疲れないですね。むしろ楽しい。オシャレな雰囲気から一転こういう曲が来て変化がつくのがアルバムという嗜み方だなぁと思います。

飾らない歌詞ですが胸を打つフレーズが多いです。せいいっぱいに努力して、悩んで、追いかけていこうとする小糸の姿が描かれていますね。2番のサビはジーンときます。小糸ー!応援してるぞー!!小糸らしさは勿論なんですがそれを抜きにしても「わたしはわたしだもん 頑張ろー!」とか「わたしの主人公は これからもわたしだから」とかは現代人が胸に刻むべき名フレーズじゃないですか!?我々の人生の主人公は我々自身。誰に何を言われようともそれだけは忘れたくないですよね。いや、なんだその感想は。

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このレビューを全部読めば分かるかもしれませんよ?(適当)

04.また明日/大崎甜花

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また明日も守りたい、この笑顔

ゲーム音っぽいピコピコしたイントロが実に甜花らしいスローテンポな曲です。ただほぼ間奏がなくサビが多いためゆっくりしているのにあっという間に終わります。曲調と歌声の優しさも相まって心地いい3分半を過ごせます。妙にリズミカルなのもいいのかも。あと私は甜花の高音だいすきマンなためAメロの「寄り道した」とかサビの「お月様がかおを出せば」とかがいいなと思いました。

「また明日」というタイトルは一日の終わり(=あとは寝る)を表していて甜花らしさが光ってるんですが歌詞ではそこに至るまでの帰り道が描写されています。この帰り道の風景がとてもきれいに描かれていて甜花が「今日も一日頑張ったな」って思ってるのが伝わってきます。甜花ちゃんかわいー☆そんな中でサビの次のフレーズ

一歩一歩 ゆっくりと 前を向いて 歩いていこう
また明日

帰途につく描写なんですけど甜花がアイドルとして成長していく様子と掛け合わせているように思います。「少しずつでもできるようになるよ、また明日も頑張るよ」という甜花の気持ちを表したフレーズなんじゃないでしょうか。というかだったらいいな。

「世の中興奮するものはいっぱいありますけど」
「一番興奮するのは甜花の成長を感じた時だよね」

間違いないね

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折角なんで個人的甜花コミュ絶対涙腺崩壊シーン置いておきますね

05.常咲の庭/杜野凛世

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この衣装が曲にぴったりんぜ

が、雅楽とは…!ド迫力の篳篥には驚かされましたよ。鈴の音もきれい。ほんとに美しい庭園が見えてきそうな情緒あるアレンジですが、正直この曲の凄さは凛世のボーカルに尽きます。情念のこもった歌い方で、表現力がエグい。特にサビ。入りの「風 嗚呼 風 嗚呼」がもう鳥肌モンですが、「ま息吹く」のうっとりする高音、トドメはウィスパー気味に「常咲の庭」…はぁ、沁みる…。Cメロもトベますよ。ほぼ吐息の「ha ha」はいい…。そしてラストの「常咲の庭」はマジで最強です。声量を抑えてるのに思いの丈を絞り出すような力強さを感じさせるのは三千凛世を超えてると言うしかねぇ…

歌詞は、アイドルになってから日々が彩られ、まるで色とりどりの花が常に咲き誇る庭のような世界に出逢えた凛世の心情を描いてる感じですかね。

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要約するとこんな気持ちを歌ってるのではないでしょうか

歌詞中にも庭を彩る花がいくつか登場しますがそれは「人」を表すのか、「感情」を表すのか、解釈はいくつあってもいいと思います。大事なのは凛世がその大切な花に出逢えたという事実なのですから。いいこと言ったわ。ちなみにラスサビにある「青い紫陽花」ですが、花言葉は「辛抱強い愛情」だそうです。へー……ふーん……

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画像提供:全日本凛世幸せになってほしい協会

どーーーでもいい余談ですがさっき「いろとりどり」を変換しようとしたら「色 鳥取」になって笑いました。凛世の郷土愛かな?

06.プラスチック・アンブレラ/三峰結華

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これ以外考えられないというレベルの衣装ですね、これ

キラーチューン再び!!こっちはお洒落美しい楽曲です。何がいいかと言えば、印象的なフレーズ、多彩なメロディーと展開、力強いサビ、あと結華の歌の上手さがいい!まずフレーズですが一番秀逸だと思ったのは「無数 歩く人 人、人、人」です。この「人」の繰り返しが耳に残って歌詞の世界観に没入していくような感覚に陥ります。次にメロディーと展開。聴き飽きないメロディーラインと、ラストの転調による盛り上げから癖のあるAメロに戻ってきて〆というドラマチックな展開のことです。前述の「人」のリフレインで終わるの天才…。そしてサビ。しっとりとした気持ちのこもった力強さすき。AメロBメロとサビの抑揚も気持ちいい。この辺が歌唱力ですね。

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これには結華も自画自賛

一方歌詞ですがこれは三峰結華が滲み過ぎじゃないですか?ここちょっと雨降ってますね…。コミュで垣間見える結華のめんど…ゲフンゲフン…繊細な部分が描かれてますね。どんな気持ちで本人は歌っているんだ…?

ねえ 誰か見つけて 誰も近づかないで
わかってほしい わかられたくない わからないでいてね

この辺シンプルに表現してて最高ですね。そういうとこやぞ

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やっぱりめんどくさ…ゲフンゲフン…かわいいですね

07.Going my way/和泉愛依

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毎回セクシーな衣装を着こなす愛依は素晴らしいと思います(20代男性)

聴いたよ、愛依のソロ曲。(10代女性)ピアノとギターがクールなミドルテンポのロックチューンです。シンプルなパワーを感じる楽曲でかっこいいです。サビの英詞部分が曲調と合ってて印象に残るし、〆の「熱い鼓動を感じて」「光る姿を魅せるよ!」の力強さもいいですね。あと落ちサビでキーが下がって演奏が一瞬ブレイク、そしてラスサビ!の畳み掛けにはやられました。で、余韻たっぷりなアウトロ。旋律がよき。

ゲーム実装前どっちの愛依でくるのか話題でしたが同時実装のイベント『The Straylight』で答え合わせになってましたね。

あーっとこんなところに『The Straylight』の感想文があるよー?(宣伝)

それはともかく、ステージでの姿を見てほしい、自分はこれでいくという愛依の決意や覚悟みたいなものが表現されてますね。まさにGoing my wayってわけですね。所々で象徴的に使われる「ガシャーン」ってSEも殻を破るような覚悟の表現のように聞こえます。「誰にも負けない」って。くぅ~!

08.雪・月・風・花/幽谷霧子

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ほんとに音には全部揃ってる

美しすぎる…!一生聴いてられるヒーリングミュージックですよこれは…。まずアレンジが綺麗。ギターとバイオリンがメインなんですけど合間に入る鉄琴と笛の音がたまんねぇ…!それを受ける霧子のボーカルは癒し。曲にピッタリの歌声。大きな盛り上がりはないんですけど綺麗なメロディーを霧子が優しく歌ってくれるのがね、いいんですよ…。

タイトルの通り美しい情景を歌詞から見ることができますね。一方でサビでは霧子の心情を描いています。

やさしく やさしく 隣にいてくれる 俯く日はみんなの心を感じよう

このフレーズからはアンティーカの存在を、

か弱くなる一歩の すぐそばでほら聞こえてる あったかい声

こっちからはシャニPの存在をなんとなく読み取れます。

その流れを汲むとCメロの「君」はどっちのことも指してると言えますね。なんとなく。そんな気がする。ただ一つ言えることは

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ってこと。いや、Lunaなのにお日さまかーい!…お後がよろしいようで

09.スローモーション/風野灯織

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こんな表情ができるようなった今の灯織だからこその歌だと思いました

最初のピアノと歌い出しを聴いたとき、アンジェラ・ヒオかと思いました。名曲の予感ですね。その的中を見たのは、1番のサビ終わり。ピアノ一本のオケに灯織の歌が乗る1番、これも叙情的でいいなと思っていたんですが、サビの「灯りになれたらいいな」のところでウィンドチャイムとともにストリングスが入り、再び曲が始まるような盛り上がりが来て、うおー!!ってなりました。語彙力。曲調は美しいバラードで壮大さもあって、アルバムのエンディングとしてふさわしいですね。灯織の、語尾がファルセットっぽく抜けていく歌い方がクセになります。落ち着いた雰囲気が出て楽曲とマッチしている感じもしますね。10年後にも聴きたい。

ただこの曲は耳じゃなくて心で聴く曲だと思います。歌詞がね、たまんないんですよ…。アイドルになって、イルミネーションスターズになって、真乃とめぐると過ごす日々の中で、「初めての私になっていく」灯織の心情を描いた歌だと思うんですけどね、尊すぎますよ、これ…。そしてタイトルの「スローモーション」なんですけど、普通、楽しい時間はあっという間で、退屈な時間はゆっくりに感じる、がよくある表現です。ですが歌詞を見ると

立ち止まった ふいに交差点で 読み返すキミのメッセージ
すれ違う光も さっきからスローモーション

おそらくチェインの真乃やめぐるとのやりとりをついつい読み返して道を歩くのが遅くなってる様子を「スローモーション」と表現しているのでしょう。楽しい時間を「スロー」と言うのは通常と逆です。しかし以前の灯織ならば、すたすたと歩き、すれ違う光はさっと通り過ぎていたところを、今の灯織は「スローモーション」に見えると言うのです。この構造の変化を表すために、楽しい時間にセオリーとは逆の「スローモーション」という言葉を当てはめているのです。これによって灯織が今どれだけ濃密で充実した日々を過ごせているかということが伝わってきます。

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歩くのが早かった頃の灯織。今はもう、歩調を合わせられるから

長くなってしまったのであとは余計なことを言わずに個人的激エモフレーズを一緒に眺めませんか?

一人で平気だと思ってたよ でも最近じゃ 帰り道すら 寂しくなるの
あれはシリウス 冬の夜空のスクリーンにも浮かんだトライアングル
笑う三日月 いつか上手に『ありがとう』伝えられたら

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この3人がイルミネーションスターズでよかった。心から思います

まとめ

お疲れ様でした。今回は段落を短くまとめる努力をしましたが総量は大して前回と変わりませんでした。最後熱くなっちゃたし。まぁアイコンとヘッダー見れば分かるでしょ?許してください。さて、アルバム単位で見ると、前回のStellaは「ポップでフレーズ重視」だったのに対し、今回のLunaは「オシャレでメロディー重視」な一枚だったかなぁと思います。言葉一つ一つではなくメロディーで歌詞そのものを聴かす的なイメージ。その路線が私のツボにはまった、ということですね。みなさんはどのように感じましたか?どっちがいいかは好みの問題ですが、そういう全体の「カラー」を感じて楽しめるのがアルバムなのでそれは是非伝わってほしいですね。

ここまでお付き合いくださりありがとうございました。Lunaの魅力を感じたあるいは共有できたでしょうか。まとめるのがヘタクソすぎてSolの発売日までまもなくというタイミングになってしまいました。Solも楽しみですね。勿論レビューします。そうだ、まだ時間があるのでStellaの振り返りをするのは如何でしょうか?

次はもっと発売から旬なうちに書き上げたいと思います。ですので次回の記事でもお会いできると嬉しいです。それではノシ

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