家族のために、ヘルプカード取得した話

あけましておめでとうございます。お久しぶりです、千夏です。


今回は、家族のためにヘルプカードを取得した話を書こうと思います。


ヘルプカードって何?


っていう方も、まだ沢山いらっしゃると思います。


私自身も、ここで説明するほどの知識がなかったので改めて調べ直しました。


外見からは分からない、人工関節による痛みや、聴覚障害など、支援を必要とすることを示す、赤の背景に白い十字架が記載されたマーク。


妊婦マークに近いものかな、と私は思っています。


ふだん、体調がよければ支援が必要ない方もいるし、常に支援が必要な人もいる。大雑把なくくりになってしまいますが、それを目で見て分かるようにしたものが、ヘルプカードなのかな、と思います。

支援してほしいレベルは、一人ひとり違うと思います。ヘルプカード持っていても交通機関で座らなくて大丈夫な人もいるでしょう。発作が起きたときにだけ、手助けしてほしい人もいるでしょう。


なぜ今回、ヘルプカードが必要になったか。


私の家族(夫ではありません)は生まれつきの聴覚障害がありました。


片耳だけ神経が死んでいて、補聴器が使えません。反対側の耳だけで生活しています。

聴覚に問題がない人が歩いていると、車の音や自転車の音を無意識に感じられますが、片耳だけでも聴覚に問題があると、かなり集中しないと、それがどこからの物音なのか、よく分かりません。

車が近づいている音、自転車のベルの音、風の音、人の話し声など…町中には音が溢れています。

今まで、家族は事故や怪我をしないように、注意深く暮らしていました。



しかし、今回家族はそれだけではなく、リウマチにも なってしまいました。


リウマチは種類がありますが、今回家族がなったリウマチは関節リウマチというもので、足の関節、手の関節が痛むものです。

原因は自己免疫によるもので、免疫抑制剤による治療が必要です。


もし、歩いているとき、関節が痛くて ふらついたら。


もし、聴覚障害により、後ろから近づく車に気づかなかったら。


家族は歩道が狭い、または歩道が無い(道路の整備がされていない)地域に暮らしている状態です。つまり危ない場所を歩いて通院したり、薬局に行っている状態です。


現在はまだ、その家族と同居していないため、私ができるサポートと言えば「病院や薬局の付き添い」「買い出しの手伝い」「リウマチについて正しい知識をつける」「福祉に頼るために、知識をつける」などかな?と考え、今いろいろと勉強しているところです。

ヘルプカードも、万が一町中で体が痛くなった時や電車やバスで辛くなったら座れるように、不調のときに付けてもらおうと思い、私が変わりに手続きをして市役所から貰ってきました。


ヘルプカードは、妊娠初期の方などもつけられるそうなので、気になる方は市町村に相談してみてください。


あなたの人生が、生きやすいものになりますように。


お読みいただきありがとうございます。❤をいただけると、新たな記事作成の意欲が湧きます。


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