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ぐれーと・ら・猫の、るーさん

るーさんの腎機能低下が分かるまでのこと③ラストスパート


膀胱炎になり、深夜の診療に駆け込んだ私とるーさんでしたが、ひとまず消炎剤で症状は落ち着きました。

膀胱炎の原因を調べる為に、2020年12月17日は尿検査で病院へ。

るーさんは、頻尿は無くなりましたが、おしっこの回数は普段より多くなってきていたので、その相談も兼ねての来院です。

膀胱炎の原因を四つ、説明して頂きました。尿石、細菌、腫瘍、それ以外(原因不明)の四つです。

まずは石の有無を確認、石があれば尿石、無ければ他三つの原因を疑います。

ほとんどが原因不明の突発性膀胱炎と診断されるそうです(2020年12月現在)

るーさんの診断も、原因不明の突発性膀胱炎でしたが、尿比重の結果が悪く(おしっこが薄い為、腎臓で毒素の分解がうまく出来ていない)尿の再検査をする事に。

もしかすると膀胱炎の影響かも知れない、とも言われましたが、不安が募ります……。

時間を置いての再検査。出来るだけ早めに……とはいえ、寒い年末年始を超えてからになりました。

と、この辺りの事は診療費明細書や先生が書いてくれた説明などを確認しながら書いているのですが、やはり当時のショックが大きくてわりと記憶が曖昧なところもありました。

2021年の年明け、いよいよるーさんの尿検査再検査です。

車が大嫌いなるーさん、病院に着くまでずーっと「まおまお」鳴き続けます……。車の中が快適になる、何か画期的なアイディアは無いものか、と思いつつ、片道45分程かけて病院へ。

再検査した尿も、結果はほぼ変わらず……持続的に尿比重が良くないので、ここで腎機能低下又は未発達疑いとなりました。

更に血液検査をしていただく為に採血。必要量採血するまで、るーさんは一生懸命頑張ってました、切ない……。

血液検査は外注なので、結果が出るのに少々時間がかかります。

血液検査の結果も腎臓が弱っていることを示していましたが、療法食に切り替えるほどでは無いとのことで、ごはんはいつも通り。

腎臓が弱ったら直ぐにでも療法食なのかと思っていましたが、最近は違うそうで、リンの数値が心配なければ、ごはんはそのままで経過観察するそうです。

腎機能低下という診断が決定付けられて「まだ若いのに」とショックを受けると共に、やるべきことがハッキリして気持ちが楽になりました。

私は、るーさんが快適に過ごせるようにできることを全てやる‼️と決意を新たにした、2021年の始まりでした。

るーさんの腎機能低下が判明するまでの流れは、

①膀胱炎になる
②膀胱炎の原因を調べる尿検査で、腎機能が弱っている疑い
③再検査で決定的に。更に血液検査を行って腎臓の機能がどのくらい残っているか調べる

といった流れを、12月14日から1ヶ月ほどかけておりました。1ヶ月しか経っていなかったのか、と不思議な気持ちです。

今、るーさんは腎臓の機能を助ける薬を朝晩2回飲みながら頑張っています。この薬、「とてもマズイです」と獣医さんの保証つきでして……シリンジを見ると「きゅっ」と肩をすぼめるーさんが、かわいそうやらかわいいやら……。


ごほうびおやつを食べて、速攻でケツまくって逃げて行きますかわいい。しばらく待つと「うるるなぁ〜」って寂しくなって出てきますかわいい。

語尾が全部かわいいになるほど、私はるーさんの幸せな下僕な訳です(笑)

これにて腎機能低下については、いったん完結です。読んで頂いてありがとうございます。

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