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#1 英語はただのコミュニケーションツール

日本にいたときの方が、英語を話すことに対して自信がなかった

私は、中学から学校での英語の勉強をかなり必死にやってきた方ですが、いわゆる机上のみで通用する英語に力を入れてきたので、大学に入るまでは英会話教室に行ったことも海外に行ったこともなく、英語でコミュニケーションを取ることに関してまったく自信がありませんでした。また、高校や大学では帰国子女やハーフの子が英語を流暢に話すのを見て、自分もあんな風になりたいなと憧れを持つと同時に、ますます自分の英語力に対して自信をなくしていました。(ここで英会話教室に行くなどして努力したらいいんですけどね、、、笑)
日本人は割と他人の発音やアクセントに厳しい傾向もありますよね。かといって、他の国と比べると圧倒的に英語を話す人は少ないように感じますが。。。

プライドを捨てる勇気

日本にいたときは、完璧主義で周りからの評価を常に気にしていましたが、その分いらないプライドもついてきた気がしていました。そこに自分自身で気づくことができてよかったのですが、やはりプライドがあると伸びるものも伸びなくなってしまうと思います。「プライドを捨てること、ミスを恐れずチャレンジすること」をできる自分になりたいと思ったのが、私がワーホリに来ることを決意した理由の1つです。そのため、オーストラリアに来てからは文法がごちゃごちゃでも、とにかく話すことを意識して積極的にコミュニケーションを取るようにしています。この前、オーナーに "You speak English more comfortable than before"と言われてとても嬉しかったのを覚えています。オーナーは韓国人ですが、comfortableのワードチョイスに痺れましたね。ここで、自分の周りは英語が上手いとか下手とか評価しているわけではなくて、英語は単なるコミュニケーションツールでしかないんだなと改めて気づきました。

結局は自分がどうあるかが大切

英語は単なるコミュニケーションツールです。単語や文法を学ぶこと、発音やアクセントを理解することはもちろん大切ですし、私も毎日勉強しています。しかし、コミュニケーションをする上で、それよりも大切なのは、自分自身がどうやって相手に接するかだと思います。相手の話を聞く姿勢、笑顔、声のトーン、自分の考えを伝えようとする姿勢。。。その1つひとつにその人自身の人となりが表れます。私が第二言語として英語を話していて、まだまだ勉強中であることは誰が見てもわかることですが、カフェの常連のお客さんは毎日来て話しかけてくれて、私がより不自由なく英語を話せるようになるために助けようとしてくれているのだと思います。英語が流暢に話せなくたって、英語を第一言語とする人たちと良い関係性を築くことができます。机上の勉強だけではなく、もっと外に出て英語を話して自分がどんな人物かを表現する、相手に理解してもらう。でもやっぱりもっと深い話をして、お互いに理解を深めたいから家に帰って勉強する。その繰り返しです。相手が言っていることがわからなかったり、自分の言ってることが相手に伝わらなかったりすることは多々あります。それまでもが、相手との関係を深めるのに重要だったりもします。「英語は単なるコミュニケーションツール」これは、オーストラリアに来て、私が気づいたことの1つです。


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