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暗号通貨プラットフォーム BitKan 10.7億円を調達
BitKan とは?
2012年に設立されたBitKanは、暗号通貨の関連ニュース、価格相場、マイニングの関連情報、ウォレットサービスといった基本機能を提供してきた。2015年には海外に展開し、メディアとの提携を開始。今では100万人以上のユーザーのうち、約40%は海外ユーザーだ。BitKanでは、海外ユーザーのニーズに合わせて、中国語、英語、日本語、ロシア語の4言語に対応している。また、香港、シンガポール、東京の3都市にオフィスを構え、グローバルに人材募集をおこなっている。
近年、暗号通貨界隈ではメディアが乱立している。他メディアとの差別化を図るため、2018年、BitKanは有料のプレミアムコンテンツを提供する「K站」をリリースした。質の高いコンテンツを提供し、コメントによるユーザー間のコミュニケーションの活性化を目指している。
BitKanのCEO余芳は、
『フリーコンテンツはトラフィックを上げることができるが、有料コンテンツは大幅にサービスの質を高めることができる。「K站」では、プレミアムコンテンツを奨励していく。BTC、BCH、ETHなどの主流暗号通貨での支払いも支援していく』と述べた。
今回、BitKanは、ブロックチェーンや暗号通貨の世界的に著名な専門家、有名メディアやインフルエンサーと提携する計画を発表した。さらに、有料コンテンツの支払いやウォレット手数料で使用できるプラットフォーム通貨「KAN Token」を非ICO方式で発行する予定だ。