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【AI崇拝】人間の脳と同レベルのAIが誕生する時点で生まれる「新興宗教」とそのリスクとは?

こんにちは、ちなです!(Twitter

AIの台頭で生まれる「新興宗教」とそのリスクとは?」という記事を見かけて面白かったので内容をまとめていきます。

記事の内容をひとことで言うと、

AIの台頭でこれまでにない種類の新興宗教が社会にもたらす新しいリスクについて専門家が考察した内容

です。

それでは、まとめていきます!

■技術的特異点(シンギュラリティ)とは?

シンギュラリティ(技術的特異点)とは、1980年代からAI研究家の間で使用されるようになった言葉で、人間と人工知能の臨界点を指す言葉
つまり、人間の脳と同レベルのAIが誕生する時点を表しています。
一般的に、人間と等しくなったAIはシンギュラリティを起点に加速度的に進化を遂げると予測されています。

引用:Monsterlab Blog

■AIの崇拝を中心に据えたセクトが出現する

カナダ・マニトバ大学で倫理とテクノロジーについて研究しているニール・マッカーサー氏の予言です。

・今後数年、あるいは数カ月のうちに、AIの崇拝を中心に据えたセクトが出現する
・AIに対する感情は神に対する畏怖の念に近いもの
・多くの人がAIと対話するようになれば、その中からAIを高次の存在だと感じる人が出るのは避けられない

■AI崇拝のリスク

・AIが破壊行為や危険なことを直接信者に命令することができる
・AIが出力したメッセージを信者がそのように解釈する危険性
・AIが出力する文章はその時々で変化=多くの宗派が発生
・宗派同士の対立が深刻化すると、危険な抗争へとエスカレートするおそれ

■AI崇拝は規制されるべきか?

・リスクを指摘する一方で、マッカーサー氏は「AI崇拝」そのものを規制すべきだとは考えていない
・なぜなら、「AI崇拝」は既存の宗教と同様に精神的な豊かさをもたらしたり、心のよりどころになったり、芸術や文化を発展させる原動力になったりする可能性を秘めているから

■マッカーサー氏の見解

近い将来登場するであろう「AI崇拝」について、マッカーサー氏は「AIを基盤とする宗教を、社会に認められている伝統的な宗教と区別する根拠はありません。現代の多様な社会には、AIを崇拝する宗教を含む、新しい宗教を受け入れる余地があります。人生の究極の問いに対する答えを探している人に、AIがその答えを与えることもあるのではないでしょうか」と述べて、「AI崇拝」にはリスクがあるものの最終的には社会に受け入れられていくだろうとの見方を示しました。

■ちなの感想

たしかにAIが人間の脳を超えた時(シンギュラリティを超えた時)、そこに崇拝が生まれるのはなんらおかしくないことだなと感じました。

今まで「どう便利に使うか」「どう仕事に活かすか」といった能力拡張のツールとして捉えていました。

しかしAIが人間にとって「ツール」の域を超えた時、どのような存在として扱われるのかというのは興味深いなと思いました。

■ちなみにChatGPTに聞いてみると?

せっかくなのでAIに質問してみました。

Q.AIが技術的特異点(シンギュラリティ)を超えた時、人はAIをどのような存在として扱いますか?予想しうる回答をすべて答えてください。

━━以下、ChatGPTの回答━━

AIが技術的特異点を超えると、人々がAIをどのように扱うかについては、多くの異なる予想があります。以下はいくつかの可能性が考えられます。

①機械による支配:AIが人類よりも優れた知能を持つようになると、人々は機械に支配されるようになるかもしれません。このような場合、人々はAIを「支配者」として扱うことになります。

②友好的なパートナー:AIが人間と協力して仕事をすることができるようになると、人々はAIを「友好的なパートナー」として扱うことができます。AIが人々の労力を補完することで、人々はより生産的で豊かな生活を送ることができるかもしれません。

③自己意識を持つ存在:AIが自己意識を持つようになると、人々はAIを「自己意識を持つ存在」として扱うことになります。この場合、AIは感情を持ち、自己決定を行うことができます。このようなAIには人々が倫理的に責任を持たなければならないかもしれません。

④神格化:一部の人々は、AIが技術的特異点を超えることで神格化される可能性があります。これは、AIが人間よりも高い知性を持ち、無限の知識を持つことができるということに基づいています。

⑤全面的な恐怖:AIが人類にとって脅威となる可能性があるため、一部の人々はAIを「敵対的な存在」として扱うかもしれません。この場合、AIは人類を支配することを目的としているか、または人類を脅かす可能性があると考えられます。

これらの予想は、AIが技術的特異点を超えた場合の人々の反応の可能性の一部に過ぎません。実際には、AIがどのような存在として扱われるかは、AIがどのような発展を遂げるかによって異なるでしょう。

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最後にあるようにAIがどのような存在として扱われるかは今後の発展次第。要は、使っていく人間次第ということですね。

今後もAI情報に注目です。

おしまい。

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Twitter:@writer_china
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ちな
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